図書センソウ ト キョウコウ080001929
戦争と恐慌
サブタイトル1~10
軍事経済の景気循環における役割
編著者名
堀江 忠男 著者
出版者
中央公論社
出版年月
1951年(昭和26年)9月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
185,8p 図版[9]枚
ISBN
NDC(分類)
333
請求記号
C333/H87
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
索引あり
和書
目次
第1章 戦争と景気循環に関する歴史的考察
産業資本主義時代の戦争と景気循環
第一次世界戦争と景気循環
第一次世界戦争による正常な景気循環の中断
第一次世界戦争と一九二〇年恐慌
戦債・賠償問題と一九二九年恐慌
一九三七年恐慌と第二次世界戦争
「国防経済」(戦争準備経済)
第2章 第二次世界戦争の経済的遺産
米国と他の資本主義国との不均衡の増大
米国の戦後ブーム
戦争を通ずる米国経済の飛躍的発展
戦後ブームの基点となつた諸条件
戦後ブームの実態
残余の資本主義諸国における復興の特質
出発点としての過小生産
復興の特殊な性格
社会主義経済圏の発展
ソ連の戦後復興発展計画
東欧諸国の経済発展
中華人民共和国の成立と復興建設
社会主義圏の発展と資本主義経済圏
第3章 世界的な過剰生産の危機とその対策
米国の一九四九年恐慌
一九四九年恐慌の規模
恐慌の意義と回復の性質
西欧におけるマーシャル計画の危機
一九四九年夏における復興の停頓・挫折
ポンド切下後の回復の不安定性
第4章 朝鮮事変後の軍拡と世界経済
米国の再軍備と景気循環
米国の軍事力・その現状と目標
連邦政府予算の軍事化
経済諸統制の進展
軍需景気の内容
戦争なき「戦争経済」の内包する問題
米国対外援助の軍事化
軍事援助優先方針の表明
西欧軍拡の促進と米国の利害
西欧諸国の再軍備とその経済的影響
再軍備の規模と速度
再軍備の経済的影響
アジア極東地域における反共軍事経済体制
後進地域開発援助計画の軍事化
米国極東政策における日本の地位
第5章 二つの体制の戦力と経済力
軍事力
経済的資源
社会主義的蓄積と資本主義的蓄積
二つの体制の競争と原子力
社会主義経済圏と資本主義経済圏
索引
統計表目次・巻末図表目次あり