図書ガイセイカ ト シテ ノ オオクボ トシミチ080001779
外政家としての大久保利通
サブタイトル1~10
国民学術協会叢書
編著者名
清沢 洌 著者
出版者
中央公論社
出版年月
1942年(昭和17年)5月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
263,17,8p 図版[6]p
ISBN
NDC(分類)
210.62
請求記号
C210.62/Ki91
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
索引:巻末 大久保利通の肖像及び略年譜あり
和書
目次
序
第1章 征韓論を中心に
大久保の外交機略
大陸主義と内治主義
外遊による心境の変化
財政と政治の調和
西郷の身を思ふ
西郷、大久保の対立
身命を賭する閣議の激論
征韓論の理論的根拠
大久保の内治主義の理拠
大久保第一線に起つ
西郷故山に還る
第2章 征台を敢行するまで
自ら支那に使ひす
対外思想の進化
琉球帰属問題解決の必要
米人顧問の進言
閣議、征台を決す
英国公使パークスの横槍
米国公使の抗議
西郷従道、命を聴かず出発
大久保責任を一身に負ふ
紛糾する英米との交渉
第3章 日清間の予備交渉
征蕃派軍と国内事情
外人記者の日本軍隊観
台湾に於ける西郷とその軍隊
柳原と支那側との交渉
廟議積極論に一決す
第4章全権弁理大臣として
大久保の決意と重臣の反対
広大なる権限と準備
大久保の出発と国内事情
外人顧問ル・ジャンドル
第5章 北京談判の行詰り
大久保の交渉政略
談判、破局に瀕す
英仏米その他の動き
支那に妥協の色
日本国内の動揺
談判不調、帰国に決す
第6章 交渉妥結に到る
英国公使ウェードの調停
ウェードの本国政府への報告
支那側の経過報告書
談判中の大久保の心事
パークスの征台観
在支外人の交渉批判
第7章 大久保の心事と政策
天津にて李鴻章と論ず
成果に対する賛否の対立
横山資紀の交渉観
償金の返還を主張す
故国の熱狂的歓迎
御下賜金で新築
外政家大久保の存在理由
附録
復名書
使清趣意書
大久保利通略年譜
索引
口絵
大久保利通肖像
下通州偶作
黒田清隆宛書翰(明治七年十月三十日附)
大久保全権の論議文書
保護国旗
明治七年征台軍進行略図