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近代世相全史 第3巻

サブタイトル1~10
慶応より大正までの新聞重要記事の集成
編著者名
梅原 北明 編者
出版者
白鳳社
出版年月
1931年(昭和6年)8月
大きさ(縦×横)cm
23×
ページ
560p 図版[32]p
ISBN
NDC(分類)
210.6
請求記号
C210.6/U66/3
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
和書
目次

明治三十年
独逸公使中学生を鞭ち国際問題を惹起す(一月七日)
横浜カリユー毒殺事件(一月十七日)
トーキーの啓朦時代(四月廿五日)
松平紀義のお茶の水美人死体遺棄事件(四月廿九日)
始めて裸体画問題となる(十二月三日)
緑紅倶楽部の姙娠費募集(十二月五日)
慾と慾との競技会(十二月十五日)
明治三十一年
後藤宙外の猥褻事件(五月廿八日)
贋博士リチヤード事件(六月廿三日)
警視総監園田男の懲戒免官(七月十日)
井上子爵の禁治産宣言(十月廿八日)
東京市役所開庁式(十一月十五日)
山陽汽車中の殺人事件(十二月六日)
西郷銅像除幕式(十二月十一日)
明治三十二年
勝海舟の死(一月廿四日)
第五高等学校の不敬事件(二月十九日)
日本銀行の騒動(三月一日)
坂巻ヤスの死刑執行(三月卅日)
黒田水精夫妻の最後(四月十四日)
日本銀行兌換券紛失顛未(六月十四日)
私立学校令(八月四日)
女房を檻に入れて実家に送り込む(八月廿五日)
横浜未曾有の大火災(八月十四日)
市街鉄道市電となる(九月廿三日)
日本最初の水族館(十月六日)
輸入禁止令(十一月十九日)
明治三十二年
未成年者喫煙禁止法(三月八日)
始めて宮中に電灯を設置す(三月十三日)
匪魁簡大獅の死刑(四月一日)
放火殺人鬼芳越忠吉捕物帖(五月五日)
北小路男爵の逮捕(七月十七日)
三遊亭園朝逝く(八月十四日)
立憲政友会の開設(八月廿六日)
明治三十四年
猫の裁判(一月四日)
福沢先生の死去(二月四日)
憲政本党分裂の顛未(二月十七日)
滑稽米搗男(二月廿二日)
北清事変の元兇処罰問題落着す(二月廿三日)
紙幣贋造を種の詐欺師(四月十四日)
女子大学校開校式(四月廿一日)
廿匹の蛭水道より顕はる(五月廿四日)
水道の蛭木挽町に現る(五月廿六日)
丘博士の蛭問題断案(五月廿九日)
跣足禁止令(五月卅一日)
大橋乙羽氏逝く(六月二日)
星亨氏暗殺せられる(六月廿二日)
ペルリ上陸紀念碑除幕式(七月十六日)
淫祠の取締(八月十五日)
田中正造氏鳳輦に直訴す(十二月十一日)
中江兆民の遺体解剖(十二月十七日)
明治三十五年
軍隊の大凍死事件(二月四日)
北清事変に於ける軍人等の大掠奪事件(二月八日)
生首売買事件(二月廿二日)
男三郎の臀肉事件(三月廿九日)
露国内相の暗殺(五月廿八日)
大橋図書館の開館式(六月十七日)
ユンベール大詐欺事件(七月一日)
西郷従道薨去す(七月十九日)
正岡子規氏の死去(九月廿日)
エミール・ゾラの死(十月二日)
江崎礼二の毒殺事件(十月七日)
大谷光瑞師の中央亜細亜探検(十月廿三日)
迷信人骨を黒焼にす(十月廿八日)
十三年間の殺人探偵事件東洋英和女学校のラージ殺し(十二月五日)
文学博士高山林次郎氏の死(十二月廿六日)
明治三十六年
大谷光尊氏遷化す(一月十八日)
福島の臀部烙印事件(三月廿七日)
クリスチヤンと仏テストの大乱闘(四月一日)
日比谷公園の開園式(六月二日)
毒婦おいわの事件(二月廿日)
尾崎紅葉氏逝く(十一月一日)
日露戦争の準備と緊急勅令の発布(十二月卅日)
明治三十七年
日露国交断絶せしもニコライ主教日本を去らず(二月十一日)
日露戦争の発端(二月十三日)
九連城の占領(五月三日)
常陸丸と佐渡丸の遭難(六月十七日)
モルガン夫人お雪さん来る(七月二日)
旅順戦記の筆禍判決(十月十二日)
明治三十八年
乃木大将とステツセルの会見(一月十七日)
露都革命の巷と化す(一月廿五日)
姦商大倉組の贈賄政策(二月七日)
日本海海戦火蓋切らる(六月一日)
日本海大海戦の実況(六月十二日)
露国社会党のアヂ・ビラ(六月廿三日)
大阪堀江の六人殺し(六月廿二日)
露国の大動乱(七月一日)
高石村の赤痢暴動(七月十六日)
小村全権の着米(七月廿二日)
軍票偽造事件(七月廿五日)
樺太全島の平定(八月五日)
両全権会見(八月十日)
日露戦争休戦の媾和条件不満の大焼打事件(九月三日)
日英新協約成(十月四日)
明治三十九年
新富座の騒動(一月四日)
福地源一郎氏逝く(一月五日)
野田大塊翁と不動明王(一月八日)
酒戦の強者(一月十二日)
女の切腹(一月十五日)
臀肉を抉られし少女(一月十六日)
韓国海賊の掃蕩(一月十六日)
寒稽古と婦人の柔道(一月卅一日)
ポストの盗難御用心(二月十九日)
振替貯金用紙の私製許可(二月廿日)
大蔵大臣曾弥荒助氏の新作俗謠(二月廿二日)
九十八歳の女優一青年と結婚す(二月廿五日)
東海道線の三等食堂車(二月廿六日)
各国公使館を閙がす者(三月二日)
飢饉救助に外国の紳士淑女が仮装競べ(三月十日)
東北救済活人画番組(三月十三日)
電車賃値上反対市民大会(三月十二日)
昨日の市民大会(三月十六日)
唖の世界漫遊(五月十三日)
蛇を飲む市民(五月十四日)
三味線に紀念スタンプ(五月十五日)
西洋物の始(五月廿二日)
国立図書館でスパイ奨励(五月廿七日)
新派俳優高田実が泥坊と間違へらる(七月廿五日)
鳥糞百万円(八月五日)
女子判任官熱の流行(八月十日)
信州の生肝事件(九月五日)
楠公の後裔争ひ(九月卅日)
魚河岸の怪美人(十月九日)
平岡浩太郎氏逝く(十月廿四日)
荒川博士俳優となる(十一月六日)
清国紙幣偽造卅五万円(十一月廿日)
明治四十年
古寺の鼠狩(三月廿八日)
新奉鉄道協約内容(四月十七日)
韓帝譲位の由来(七月廿日)
韓国の新元首(七月廿日)
日韓協約の成立(七月廿四日)
常陸山の洋行と十五貫の鉄亜鈴(七月卅日)
日露協約発表さる(八月十六日)
大賊真砂の就縛(九月十四日)
爵記親授式(九月廿一日)
贅沢な結婚式(一月十四日)
米国にて泥坊せしと伝へられた美術学校教授白浜徴氏(一月廿六日)
人頭を売る悪婆(一月卅日)
令夫人病の流行(二月四日)
足尾銅山の暴動(二月四日)
奥村五百子逝く(二月八日)
珍談狸の始末書(二月廿七日)
英詩人の艶福(三月三日)
西園寺首相が文士の招待に対する謝状(十月十八日)
邦人の蹴殺裁判(十二月十日)
常陸山の大統領訪問(十二月十五日)
明治四十一年
上流婦人の贅沢費驚くべき遺繰魂胆(一月四日)
文芸倶楽部の風俗壊乱事件(二月二十七日)
自然派文士の公判(二月二十七日)
大阪芸妓の同盟騒ぎ(三月十一日)
稀代の人鬼死骨や脂を盗む隠亡(三月四日)
乃木大将狂女に慕はる(四月十八日)
常陸山は代議士になれぬ(五月一日)
古銭陳列会(五月十七日)
泥棒と女学生含嗽薬で情死で企つ(五月十七日)
女房の不貞を怒つて切腹(六月四日)
哀れなるかな名門の末路(六月十三日)
国木田独歩氏逝く(六月廿三日)
唖の無銭飲食(七月一日)
珍妙なる風紀問題福岡女学生の立小便(七月十四日)
煩悶慰安平和教会(七月廿日)
観世音の化身河野広中夫人の肩を揉む(八月廿六日)
指紋法採用講習会(九月六日)
女優養成所開所式(九月十六日)
接吻狂の女夫の舌を噛んで自殺(九月廿二日)
野津元帥薨去す(十一月十九日)
榎本武揚薨去す(十月廿七日)
日米公文交換(十二月三日)
南葵文庫の一畳座敷(十二月十八日)
明治四十二年
菊隅事件に関し十五新聞社の公判(一月廿九日)
鈴ヶ森の首無し美人死体事件(五月十二日)
東京高商の総退学事件(五月十二日)
二葉亭四迷氏の死(五月十五日)
国技館の開館式(六月三日)
仕立屋銀次等大捕物帖(六月廿五日)
行李詰屍体事件の裁判(七月十日)
盲人富士登山隊(七月十九日)
大火中の大捕物(八月三日)
仙術師源七と奇術師破風の秘術競べ(九月八日)
ロムブロゾーの逝去(十月廿一日)
伊藤博文狙撃さる(十月廿七日)
弁天窟の夫殺し判決(十一月六日)
郵船三河丸船長の家族五人鏖殺さる(十一月廿二日)
掏摸親分湯島の吉捕はる(十一月卅日)
明治四十三年
桶の中に十二年暮し世界を遥々一週す(一月十九日)
大博徒佃政捕はる(二月十五日)
日英博覧会の人類館にアイヌ人を出品し俄然問題を起す(二月十九日)
立憲国民党の発開式(三月七日)
母子地蔵開眼式(三月廿二日)
文豪ビヨルソン氏の逝去(四月廿九日)
掏摸は警察署の御用達(五月十四日)
幸徳秋水一党の大陰謀事件(六月四日)
仕立屋銀次の又親分捕はる(六月十七日)
変人の筮卜者(六月十六日)
韓国併合条約(八月卅日)
韓国朝鮮と改訂す(八月卅日)
千里眼御船千鶴子極印を附せらる(九月十八日)
弁天窟殺し弥太郎は死刑(十月七日)
掏摸親分の判決(十月廿二日)
杜翁逝去す(十一月廿二日)
南極探険隊決行さる(十一月廿九日)
明治四十四年
市内速達郵便開始さる(一月十三日)
大審院法廷の大警戒(一月十八日)
反逆事件の判決(一月十九日)
幸徳一派絞台に上る(一月廿五日)
帝国劇場の開場(二月十六日)
物騒な葉舟君(三月七日)
朝鮮陰謀事件の真相(三月九日)
奇談天狗の十字槍(三月廿日)
米国加洲に於ける土地禁止法案の形勢(三月廿五日)
日米開戦説(三月廿六日)
横綱太刀山に太刀(四月七日)
航空費に十九哩(四月八日)
吉原遊廓全部焦土と化す(四月十日)
桂太郎公爵に小村寿太郎侯爵に(四月廿一日)
中央線の開通式(五月一日)
文芸院の委員内定す(五月十二日)
老傑谷干城子の薨去(五月十三日)
仏国陸軍卿の即死(五月廿一日)
株式直取引の禁止命令(五月廿三日)
大鳥圭介男爵薨去す(六月十五日)
日諾条約の調印(六月十六日)
日独条約の内容(六月廿四日)
日英同盟協約の改訂(七月十三日)
鳩山和夫氏逝く(十月三日)
清国大動乱(十月十七日)
侯爵小村寿太郎氏の危篤(十一月廿四日)
清国の動乱的大政変(十二月四日)
明治四十五年
袁世凱狙撃さる(一月十七日)
与謝野晶子女史の巴里行(一月廿五日)
ニコライ師教死を覚悟して退院す(二月一日)
清帝退位の決定(二月八日)
清朝愈々滅亡す(二月十三日)
孫逸仙の辞表(二月十六日)
袁世凱大統領となりその就任宣誓式を挙ぐ(三月十日)
世界最大の汽船沈没して千五百名溺死す(四月十八日)
伯爵夫人小林孝子新橋の芸者となる(六月十一日)
日本に始めて発見せる完全屍臘(六月九日)
明治天皇御不快に亘らせられ宮城前深憂に沈む十万の赤子(七月廿九日)
明治天皇崩御遊ばさる(七月卅日)
大正天皇御践祚遊ばさる(七月卅一日)
大正元年
大正天皇御勅語を下し給ふ(八月一日)
大正と改元さる(八月一日)
明治大帝の崩御と各国の輿論(八月一日)
明治大帝の御崩御と刑並音曲停止(八月一日)
拝訣の御式に皇太后御涙に咽び給ふ(八月一日)
大正劈頭の臨時議会開院式(八月廿四日)
明治大帝の大喪費予算案両院を通過す(八月廿五日)
明治年号の由来(八月廿七日)
明治天皇と御追号決定す(八月廿七日)
乃木大将自殺す(九月十五日)
乃木大将の遺書発表さる(九月十七日)
恩赦大赦令公布(九月廿七日)