図書キン ヤッカンロン080000848

金約款論

サブタイトル1~10
大阪商科大学研究叢書 第8冊
編著者名
実方 正雄 著者
出版者
有斐閣
出版年月
1939年(昭和14年)4月
大きさ(縦×横)cm
23×
ページ
645,50p
ISBN
NDC(分類)
337
請求記号
C337/Sa62
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
和書
目次


緒論 金約款の分布並びに沿革
英国
北米合衆国
仏蘭西
独逸
和蘭・瑞西
我国
第1章 貨幣価値担保約款としての金約款
貨幣価値担保約款の観念
金銭債務の名目主義的性格
貨幣価値担保約款と実価債務
金約款の観念
金約款の意義
金約款の経済的考察
金約款の使用せられる事項
附・銀約款
第2章 金約款の種類並びに其の法律的構成
金価値約款
金貨約款―特に金価値約款並びに金量債務との関聯
第3章 金約款挿入の諸態容並びに其の解釈―比較判例法的考察―
明示の金約款
金約款挿入の諸態容
金貨約款と金価値約款との関係
明かに『金』なる表現が使用せらるゝも金約款の存在が争はれて居る場合
黙示の金約款
申込書又は発行趣意書に於ける金約款の表示
利子給付には金約款あるも元本償還には之無き場合、並びに其の逆の場合
明示の金約款なきも金価値の担保権を有する場合
エジプトに於ける『フラン』の特殊的地位
所謂る『国際証券理論』と黙示金約款の認否
選択支払地約款並びに選択貨幣約款
外国貨幣約款は黙示金約款を内含するや
第4章 金約款の有効性―特に貨幣法規との関聯―
問題の所在並びに限定
金銭に於ける法定通用並びに強制通用と金約款の効力
『法定通用』並びに『強制通用』の概念
金貨約款と法定通用
金価値約款と法定通用
強制通用と金約款
貨幣・為替政策的特別立法と金約款
『公序良俗』並びに事情変更の原則と金約款
金約款の有効性に関する比較法的考察
金約款の有効性問題に関する判例・立法概観
仏蘭西
独逸
英吉利
北亜米利加合衆国
其の他の諸国
第5章 金約款附債務の特殊性と金銭債務理論の適用
金銭の変動と金約款
金銭の変動の法律的諸態容
金銭の内部的変動と金銭債務及び金約款
金銭の外部的変動(新貨幣本位の施行)と金銭債務及び金約款
金約款附債務の特殊性と金銭債務法規の適用
抵当権に於ける金約款
第6章 金約款法の適用範囲―金約款問題の国際私法的考察―
問題解決の出発点
金約款法国の見地よりする自国法の適用範囲
外国金約款法の適用
特に北米合衆国金弗約款廃棄共同決議の適用範囲
北米合衆国に於ける共同決議の適用範囲
我国の見地よりする共同決議の適用性
結び
附録
略語表
主要文献目録
判決索引
国別・裁判所別・年月日順索引
主要事件名索引
国別法令条文索引