岡村寧次大将資料 上巻
解題(稲葉正夫)
序言
第1編 降伏から帰還まで
はしがき
終戦前の概況、降伏の兆候
降伏、降伏直後の状況
接収
昭和二十年後半日記
引揚、復員
昭和二十一年前半日記
戦犯
総連絡班時代日記抄
第二連絡班時代日記抄
単独抑留(南京)時代日記抄
単独抑留入獄(上海)時代日記抄
帰還
第2編 漢口から南京へ
特異人事
突飛だが突飛でない易判断
赴任往路
漢口着任直後の所感
標語式訓示
制空失権時の空中交通
四十日雨
都市占領
敵米空軍の攻撃目標
将来のため現在も忍耐するの必要
勅語
四川進攻作戦問題
米軍通信技術の優秀
対重慶和平工作
大連会議
虎の子
第二編に関する補修(宮崎周一)
序編(出征前の身辺と感想)
本編(方面軍参謀長時代の体験感想)
第3編 北京三年
出発前の雑件
滅共愛民
太平洋戦争開始前後の心境
炭礦
功一級
感服した企業場警備
旅団長、歩兵団長会同
政界進出勧誘を拒止する
対重慶連絡工作
対重慶和平工作とカイロ会談
対支処理方針の転換
日本人の通弊
実戦談現地聴取の習慣
八百五十人を軍法会議に附す
粛正作戦
日本人の対中国人態度
帰順将領
河南作戦雑件
俘虜について
戦地強姦罪
第4編 武漢攻略前後(第十一軍司令官時代)
第十一軍編成、出動
戦場では第一印象が大切
戦場軍、風紀今昔の感と私の覚悟
先ず第一線巡視
黄梅、九江の攻略
陸海協同
軍紀、風紀所見(その一)
新聞で知る隷下部隊の行動
軍紀、風紀所見(その二)
軍紀、風紀所見(その三)
五万分の一地図の回想
田家鎮要塞
従軍作家第一号
武漢攻略戦闘の特徴
特設師団の戦力
南京事件の轍をふまないための配慮
軍、風紀所見(その四)
漢口占領直下の治安状態
武漢攻略に関しての内地世論
武漢攻略時の私の心境
再び今昔の感
中国軍の道義
俘虜
南昌作戦について
弱兵といわれた両師団の使用について
襄東会戦について
内地情報(その一)
汪精衛工作反対
小学校長団に対する言葉
昔の兵隊と今の兵隊
〓湘会戦について
人事局長の来談
十四年冬季作戦について
内地情報(その二)
指揮官の性格
愛民方針の徹底度
実戦談聴取
感状授与
日本人の国際感覚
離陣心境
復命
第5編 前編・関東軍参謀副長時代
参謀副長第一、第二号
永田、小畑両者間の不和
匪賊跳梁
満鉄社員理事問題
対華対満根本政策私見
熱河工作と作戦
上奏要旨
長城線突破
第八師団作戦指導
塘沽停戦協定
停戦協定の後仕末
何応欽の予言
再上奏
情勢の緩和
帝制
在満行政機構改革問題
むすび
附録・石井極秘機関
第5編 後編・第二師団長時代
異例の出発港
蘇軍との危機
蘆溝橋事件突発時の感想
共産党の暗躍
地方文化程度と乗物
応急派兵の服装問題
石原莞爾の所論
戦闘と訓練の調和
地方民性に応ずる教育
北満河湖凍結の様相
管内匪賊を全滅
附図・東部亜細亜図(陸地測量部昭和十一年編纂)