世界の歴史 2
よみがえった伝説
伝説によれば
独学の考古学者
学者を負かした勘のよさ
黄金の仮面
言語学の役割
謎宮の正体
一九三九年
写真、大西洋を渡る
暗号解き
エヴァンズを越えて
神々に愛された人
読むには読めるが
文書の教えること
ポリスの誕生
新たな出発
最もむずかしいこと
ギリシアの風土
叙事詩の世界
ポリスはポリスを生む
神託と競技
アテネとスパルタ
民主主義への道
テオグニスの嘆き
重装歩兵の戦術
法の書き上げ
僣主と調停者
ソロンの改革
「愛された」僣主
陶片追放
リクルゴス的生活
七賢人と最初の哲学者たち
抒情詩人たち
古代民主政治
民族の危機
重装歩兵の威力
テミストクレスの知恵
東西での勝利
デロス同盟
スパルタの大地震
同盟から帝国へ
ペリクレス
アテネ民主政治の仕組み
市民、居留民、奴隷
アテネのアクロポリス
ペロポネソス戦争
冷静な観察者
籠城とペスト
デマゴーグたち
ミティレネの反乱
大遠征
アテネの敗北
三十僣主
ポリス社会のおとろえ
ソクラテスの死
「アナバシス」
スパルタの覇権
斜線陣の勝利
シシリーの僣主
評論家イソクラテス
人間化した神々
北方の新興国
デモステネス
コリント同盟の明暗
アレクサンダー大王
稀有の幸運児
アリストテレスの弟子
ペルセポリスまで
果てしない征服欲
平伏の礼
集団結婚
アレクサンダー伝説
ヘレニズム時代
天下麻のごとくに乱る
マケドニア王国
二つの都市同盟
学芸の古都
二人の改革王
プトレマイオス王朝
全国土は王のもの
アレクサンドリア
幾何学に王道なし
白い手の科学
パピルス文書は語る
シリア王国
「悪魔の座」
西方の実力者
回願と展望
イタリア統一まで
諸説紛々
タルクィニアの噴墓
王政時代
パトリキとプレブス
政治の知恵
十二表法
二つの民会
禍の日
最高の官職をめぐって
身分闘争は終わった
イタリアの覇権へ巧妙な統治
海を越えて
カルタゴ人
農民の海軍
二つの戦争の間
ハンニバル戦役
スキピオ=アフリカヌス
ギリシア世界へ
マケドニア王国の滅亡
デロスの繁栄
紀元前一四六年
ポルキウス=カトーのこと
ポリビオスのローマ国制論
内乱の百年
連勝連勝のかげに
奴隷の王アンティオコス
立派な企てだったが
より広汎な改革
マリウスの新兵制
市民権をめぐる戦争
八万人の虐殺
ローマへの進軍
「幸運児」スルラ
セルトリウスと剣奴の乱
ポンペイウスの海賊退治
東方の平定
カティリナ陰謀事件
三頭政治
ガリア征服
無秩序の首都
骰子は投げられた
天下統一
シーザーの独裁
三月十五日
キケロの死
両雄の対立
アントニウスとクレオパトラ
アクティウムの海戦
ローマ帝政の開幕
「さあ盃をあげよう!」
第一のローマ市民
『業績録』は語る
身分と風紀と
新粧の首都
「アウグスツスの平和」
属州統治
常勝軍の全滅
第一人者の泣きどころ
陰謀ノイローゼ
解放奴隷のさばる
よろめいた妃たち
暴君ネロの生態
福音のおとずれ
苦難と不屈の民
ヘロデ大王
ユダヤ教のきびしい律法
死海文書の発見
クムラン教団の謎
エッセネ派と洗礼者ヨハネ
ガリラヤ湖畔の福音
「カイザルのもの」と「神のもの」
「見よこの人!」
迫害者の回心
アレオパゴスの説教
「ギリシア人もなくユダヤ人もなく」
クオ-ヴァディス伝説
エルサレムの「嘆きの壁」
五賢帝の時代
帝位をめぐる内乱
古代都市のカン詰
ポンペイひとめぐり
辺境のかため
ドナウとディグリスをこえて
小プリニウスの書簡
皇帝の属州パトロール
陣営の灯火の下で
調刺詩人の目にふれた世界
南海に商船を浮かべて
帝国衰退のきざし
混乱の世紀
東方系の実力者
ローマ市民権のダンピング
母と子の悲劇のダブルプレイ
二六人に一人
首都防衛の大城壁
隊商都市国家の興亡
昨日の富豪も今日は乞食
農村ロマンと現実
キリスト教の発展と迫害
福音のひろがり
迫害と殉教
異端の魅力
キリスト教哲人の生活と意見
異教文化の評価をめぐって
キリスト教の社会倫理
カトリック教会の形成
カタコームの世界
帝国組織をあげての迫害
帝国の建て直し
専制君主と臣民
最高公定価格令
最後のキリスト教大迫害
処女ヴィクトリアの殉教
「これにて勝て!」
現実と妥協したキリスト教
一字争いの教会会議
新都の営み
土地にしばられはじめた農民
神々の復興
「ガリラヤ人」の勝利
古代のたそがれ
ゲルマン人の侵入
崩れゆく都市
農村社会の状態
変則な国家経済
「勝利女神」の敗北
テサロニケの虐殺事件
異教対キリスト教の最後の決戦
愛欲と求道の遍歴
ローマの荒掠と『神国論』
西ローマの滅亡
ローマ没落観とローマ理念