日本近代仏教史研究
- サブタイトル
- 編著者名
- 吉田 久一 著者
- 出版者
- 吉川弘文館
- 出版年月
- 1959年(昭和34年)3月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 548,10p 図版2枚
- ISBN
- NDC(分類)
- 182
- 請求記号
- C182/Y86
- 保管場所
- 地下書庫中公新社
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
序
序章 日本近代仏教の潮流
第1章 明治初年の宗教一揆―三河菊間藩一揆について―
はしがき
三河菊間藩一揆の諸研究
一揆の発生
菊間藩の農民統治
菊間藩の廃合寺と三河寺院の情勢
一揆の過程
一揆後の処理と統治
第2章 大教院分離運動について―島地黙雷を中心に―
はしがき
大教院の設立と政教関係の混乱
島地黙雷の大教院分離運動
黙雷における宗教自由論の形成
黙雷の大教院分離運動
おわりに
真宗分離運動の展開
分離運動をめぐる与論の動向
信教自由の達成
第3章 明治中期の国粋主義勃興期における仏教とキリスト教の衝突―教育と宗教の衝突事件を中心に―
はしがき
両教の一般的衝突
明治中期における仏・基社会的諸思想の衝突―仏教のキリスト教攻撃を中心に―
仏・基の伝道上の衝突―二十四-六年を中心に―
仏・基伝道上の衝突の前提
各地方における伝道上の衝突
おわりに
不敬事件をめぐる衝突
「教育と宗教の衝突」事件
井上・高橋論争における仏教とキリスト教
本件に対する仏教側の攻撃
本件に対するキリスト教徒の仏教批判
衝突事件をめぐる論点
むすび
第4章 精神主義運動の社会的意義
はしがき
精神主義運動と日本近代
精神主義運動における信仰と社会
精神主義運動と国家
精神主義運動の戦争観
社会主義と精神主義運動
第5章 新仏教運動と二十世紀初頭社会の諸問題
はしがき
新仏教運動の概観
新仏教運動と国家権力
新仏教徒の戦争観
新仏教運動と社会主義
新仏教運動と社会運動
新仏教運動と風教問題
新仏教運動と社会事業
おわりに
第6章 幸徳事件と仏教
はしがき
内山愚堂と幸徳事件
新宮の幸徳事件仏教関係者
その他幸徳事件の仏教関係者
幸徳事件と仏教界の動向
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