明治演説史
- サブタイトル
- 編著者名
- 宮武 外骨 著者
- 出版者
- 成光館出版部
- 出版年月
- 1929年(昭和4年)4月
- 大きさ(縦×横)cm
- 23×
- ページ
- 248p
- ISBN
- NDC(分類)
- 809
- 請求記号
- C809/Mi85
- 保管場所
- 地下書庫中公新社
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
緒言
演説の起原
演説といふ語
初期の演説会
学説政論混合の時代
団々珍聞初号の演舌
松林伯円の童蒙演説
東京大学講堂に於ける共存同衆講談
演説のため罰を受けし最初の人
政府は愕いて取締令を発布す
寛法にあらず酷律なり
畏縮する勿れ屈撓する勿れ
自由民権論者を仇敵視す
明治政府の圧制なる確証
官吏に対しても亦箝口令を発す
女子演説の元祖
民権論者の路傍演説
驥尾団子の猿説
大阪愛国社の政談演説会
耶蘇教を罵詈せし演説
此警告に背きし圧迫法律
受売演説と人身攻撃演説
本願寺の諭告(会場貸渡を拒絶せしむ)
暗殺は国を益するか否かなど
豊年踊の流行と演説会の流行
新発明民権懸合演説の劇
民衆を憤激せしむる圧迫政策
馬上にて政談演説をなせし立志社員
不許演説入管内
政談演説筆記の嚶鳴雑誌
演説に関したる単行本と雑誌
各地に政談結社の勃興せし時代
専制政治家の本色を表はす
集会条例
民衆の反抗と熱罵冷評
抑へれば伸びんとする人情
苛法酷律
苛法酷律に変更追加をなす
集会条例改正追加
気慨ある官吏は政談社員と成る
演説会禁止令の発布を望む頑冥公吏
外人ブラツクの政談演説禁止さる
演説傍聴人の不穏暴挙
偽民権家の乞食旅行
国会期成同盟会の規約
土佐名士坂崎紫瀾(斌)獄中作の都々一
学生が政談演説を傍聴するモグリ手段
小学生徒が各罰金二円の刑に処せらる
自由民権家は兇党なりとの訓示
汽車中の演説、屁理屈の逆ねぢ
巧みに吐き出す人形の政談演舌
演題を広告するは条例違反なり、伺指令
演説会は中止解散、弁士は禁獄
演説供養の塔
東京第一の明治会堂
鎮守の祭礼に余興の演説会
青二才たる児童の演説
演劇に類せしチンピラ演説
閨秀弁士として名を揚げし岸田俊子
時代風潮と見るべき政談討論百題
鸚鵡返しの演題にて痛撃す
愛国民権演説家百詠選の人名表
官権濫用のイヤガラセ干渉
弁士の宿泊を拒絶せしめし県令
草木に対する山中の演説会
罵詈を喜ぶ観衆
喝采多き演説は中止解散
興行的女弁士と詐欺的演説会
妨害を目的とする反対派の暴漢
自由民権論の演題・土佐国立志社員連
社会の風潮に逆ひし圧迫政策
独り演説の流行・御用弁士林欽次
葬式されし国安院妨害居士
学校教員が自由を検束されし時代
雄弁家能弁家訥弁家一覧表
東京人力車夫の政談演説会
奇矯の態度
各地に於ける演説会流行の一斑
土蔵の中にて独り演説
雪隠演説といふ語の流行
反感挑発となりし検束令
明治舌禍史の資料
将に拘引されんとする論客
自由党員岡野知荘の舌霊
演説傍聴筆記法の開祖源綱紀
狂訓亭の娘演説
教育演説会にも学校の使用を禁ず
神道教師の夜這しくじり
政論圧迫手段の演説会中止解散
売本演説、天狗演説
民権派の県会議員を根絶する妙案
演説会の狂詩
懇親会にも警吏臨監す
祝文朗読の美人は集会条例違反者
盲人の弁士が法廷にて気焔を吐く
司法大臣が酷吏に発したる内訓
演劇の中止解散
狩猟と称して山中の会合
民権論撲滅の秘伝
偽党撲滅の大演説会を開きし自由党
町内の若者が祭礼の虚儀攻撃
詐欺的広告の女子演説会
宗教家を利用して政党悪罵
仏教と耶蘇教との大相撲演説会
民権酒飲み次第自由肴喰次第の演説会
遊芸稼人に化けし自由民権演説家
高知県政談演説会変革記
商人が利用せし演説体カツト
松山自由党員大運動会の状況
立談中止に応ぜずして処罰されたる按摩
懇親会荒しの警察官吏
獄中に於て囚人が悲憤の演説
馬夫に対して馬上の政談演説
美人の艶舌といふ流行語
名士の演題集
舌禍者の入獄紀念宴会
演題全部不認可となりし一例
警部を突き飛ばせし星亨
通俗衛生演説会の流行
コレラ病予防法のさとし
政談演説会盛衰統計表
政談演説の衰微せし理由
土蔵内にて開きし緑林党の懇親演説会
圧制政府と叫ぶ発狂人
東京細見の演説屋政治
耶蘇教退治の仏教神道演説
薩摩屋主人岩谷松平の店頭演説
通俗自由講談
日蓮宗立正安国会
節酒会演説
かなのくわいえんぜつ
神道演説と基督教演説
学術演説と教育演説
慮護身演説会
束髪演説会
花柳演説会
宴会席上洋服男の饒舌
虎列拉病退治演説の中止解散
自ら中止解散せし学衛演説会
野外演説
過激少く平穏多き演説状況報告
大日本妓会
小説の女権拡張演説
志士送別の船中に於ける演説
女学雑誌社主催の女学演説会
女学生の演説
政談演説会に変装の警官数百人
女子参政権を獲得せんとする演説会
演壇に股引印半纏の扮装にて現はる
政談演説会の傍聴料
北畠道竜の宗教改革法話
謙遜と自慢
国民の期待せし二十三年来れり
自跋
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