図書目録ブンゲイ ノ ニホンテキ ケイタイ資料番号:080000639

文芸の日本的形態

サブタイトル
評論
編著者名
大熊 信行 著者
出版者
三省堂
出版年月
1937年(昭和12年)10月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
214,9p
ISBN
NDC(分類)
904
請求記号
C904/O55
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次


1 恋愛・映画・新聞小説
二時間の情熱
腕時計も覗けない
新らしい非常識
文学の日本的形態
2 新聞文学の存在形式
これは日本的なものか
連載における読者の心理
連載における作者の原理
制約をおそれてはならない
『女の一生』の場合
作者までも読者になる
3 新聞小説家としての夏目漱石
作家の運命
小説も死ぬるもの
通俗性といふこと
筋の問題
『彼岸過迄』といふ題
4 文学における読者の問題
読者の登場
一つの鍵穴
作者の顔が見たい
友喰ひの文学
附・新聞文学論ノート
5 文学の黙読性とラヂオ文学
新芸術の不幸について
ラヂオドラマの世界
大理石像の口紅
近代文学と黙読性
ラヂオ文学の存在形式
附・ふたゝび黙読性について
6 物語性の芸術と文学
劇における物語性
小説があたへる『錯覚』
説話者は消失する
物語性は融通する
附・映画化の問題
7 経済学と映画芸術学
映画理論の性格について
映画的手法の誤用について
技術原理の普遍性
経済学における一般技術学の胎動
附・日本的なるものの論理
8 美と経済学の動機
科学者の美感について
経済学のQuitif
経済価値と芸術家年金
価値世界の矛盾について
芸術価値と商品価値
附・文学と経済学との関係
9 日本作家の小説と生活
読者論への動機
職業化と商品化の同一性
職業作家への道
私小説の地獄
小説構成の高度化へ
文壇の原型としての詩歌壇
10 日本語的構成の問題
索引

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