日本の歴史 15
- サブタイトル
- 大名と百姓
- 編著者名
- /佐々木 潤之介 著者
- 出版者
- 中央公論社
- 出版年月
- 1966年(昭和41年)4月
- 大きさ(縦×横)cm
- 18×
- ページ
- 484p 図版1枚
- ISBN
- NDC(分類)
- 210.1
- 請求記号
- C210.1/N71/15
- 保管場所
- 地下書庫中公新社
- 内容注記
- 年表:p476-479 折り込図1枚
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
一九五四年五月
高田家文書の発見
目ざましい近世農村史の展開
封建社会と農民
この巻の構成
小百姓
黄瀬川の水
親代々の下人
譜代下人の生活
質地のはじめ
加賀藩の農事調査
労働力の性質のちがい
家父長制的農業生産
小農生産
二つの農業生産
「すりきり人」の不正と身売り
小百姓の要求
小百姓は農奴か
「小農」自立
太閤検地
百姓の身分
とりかえされた小百姓の名請地
一職支配
御結鎮銭の納入
太閤検地開始
検地の方針
石高制の成立
井戸村の与六の心配
海はろかいの続くまで
伊豆国玉川郷
農民の二つの階層
農民の逃散
検地の結果
神野庄の検地
代官与兵衛
譲り状
荒れる村
年貢と棉作
もらかす
公事屋・借家
『河内屋可正旧記』
もらかしと小百姓
地方知行
とざされた領主化の道
豪商の特権
地方知行
百姓迷惑
役家体制論
名寄帳
役家と「小農」
給人財政
御家騒動
御家騒動の性格
生駒騒動
御家騒動の原因
対立の根元
伊達騒動の気運
伊達安芸と原田甲斐の対決
つみとられた芽
津留令
うけつがれたもの
越前騒動
御一門払い
財政窮乏
寛永十年代の幕政
鎖国への道
大名の借財
江戸暮らしの負担
買い物と蔵米
諸国名産品
蔵米と借銀
御借用苦しからざる御事
助役代行の手段
益田検地
鍋島藩の城銀支出
知行地の売買と質入れ
寛大な参勤費用
大名の財政政策
給人財政の窮迫
三百石取りの家計
旗本財政
旗本救済策
「不法」の支配
悪領主酒井忠重
幕府、のりだす
「不法」の支配の禁止
「不法」の意味するもの
栗原加賀の切腹
代官の立場
出羽の村
内水呑
二つの動向
越訴の効力
佐倉宗吾伝説
百姓一揆の分布
岸和田強訴
村方騒動
下人身分の上昇
譜代下人、庄屋を訴える
庄屋の反論
事件の分析
農民の破産
『東山桜荘子』
堀田正信の悪政
江戸出訴
宗五郎の直訴
譜共に消ゆる泡雪
伝説の真偽
堀田正信の藩屏意識
正信の乱心
抵抗伝説と自由民権運動
慶安触書
年貢割付
寛永飢饉
代官会議
土地永年売買禁止令
検地条目
慶安触書
参勤交代
新田開発
成富兵庫
石高の増加
土木技術と数学
鉱山技術の発達
治水の秘伝
本阿弥新田
五郎兵衛新田
新田と小百姓
慶安軍役
加賀百万石
前田利常の致仕
貞里、閉門される
給人の貧困
稲葉左近の意図と挫折
改作開始
城銀の貸し出し
年貢率の引き上げ
知行割始まる
改作法の完了
御召米制度
十村代官
新村づくり
夫役から雇備へ
乞食農民の救済
下百姓
小百姓成り立ち候やう
切高仕法
農政の確立
藩政の展開
当分の国主
所帯分け禁止
売り田地取りもどし令
飢人口数に応じ地を与へ候
帰って来た諏訪氏
宗門帳は語る
藤堂藩の定免制
農村回復策
地方知行廃止
地方召し上げ
給人の反論
藩の成立
高内又七
伊予七つ免
城下町
金沢の大火
新町と市
荒野に町作り
城端町
米の売買
米問屋
津留
問屋いろいろ
城下町金沢の発展
領域市場の形成
米相場の公定
藩領域経済の成立
山・水・村
箱根用水
用水の変化
井奉行と井組
分水争い
番水
山手役負担の意味
山を支配するもの
入会
山林開放
村切り
郷・庄から村へ
稲と水
繰り返し配水
村の誕生
小農生産の場としての村
農戒書
国主を日月と心得よ
やせてもこえても給人を軽んずるな
女房を年貢のかたにとられるな
半石半永制
農戒書はいつ書かれたか
地主の「恩恵」
七右衛門の努力
名田地主の分解
自立した小百姓の経営
不公平な剰余の成立
質地小作
地主の手作
本宿村の小作人
譜代下人から年季奉公人へ
地主と小作
万屋の七兵衛
商業から隔離された下層農民
農具の発達
金肥の使用
功有る農夫の秘伝
耕作のうちで渡世の賄いをする者
「借家」の農民たち
宛米高
宛米高の持つ重要性
名田小作
小作人の変遷
名田小作と質地小作
小作料の手加減
手作経営と下人小作
ふたたび生まれる譜代下人
居消奉公
元禄の繁栄をささえたもの
嘉助騒動
寛文・延宝検地
急増する耕地と名請人
分地制限令
本百姓の誕生
勢高の刑場
苛酷な年貢改定
農民の怒り
江戸への報告
代表越訴型の一揆
新しい発展への基礎として
年表
索引
付図
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