春陽堂物語
- サブタイトル
- 春陽堂をめぐる明治文壇の作家たち
- 編著者名
- 山崎 安雄 著者
- 出版者
- 春陽堂書店
- 出版年月
- 1969年(昭和44年)5月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 321,39p 図版6p
- ISBN
- NDC(分類)
- 023
- 請求記号
- C023/Y48
- 保管場所
- 地下書庫中公新社
- 内容注記
- 春陽堂書店刊行図書目録:巻末(39p)
- 昭和館デジタルアーカイブ
和田篤太郎という初代
第一期「新小説」の創刊
第一期「新小説」廃刊の悲運
尾崎紅葉と手を結ぶ
無名の村上浪六を見いだす
第二期「新小説」の創刊
バトンは露伴・忍月・宙外へ
裸一貫から身を立てる
ハイカラ好みの篤太郎
義侠・貧書生にひとはだぬぐ
内田魯庵に突っかかる
村上浪六にてこずる
江見水蔭をこきおろす
紅葉に追われた美妙・梅花
弔問に駆けつけた後藤宙外
早稲田派にして硯友派
女傑型の二代めうめさん
『金色夜叉』に苦吟する紅葉
『金色夜叉』のモデル問題
紅葉にけとばされたおすま
間貫一は巌谷小波にあらず
『夜叉』のたたりか
胃ガンの宣告くだる
「ご覚悟あるべきように」
冥土のみあげにセンチュリー
門弟が交代で夜とぎ
「まずいつらを見せろ」沿道の人がきに泣く小ゑん
「紅葉全集」刊行のいきさつ
呼び物・抱月の『滞欧文談』
抱月にからむ宙外
自然主義論争に火花散らす
西園寺侯の文士招待事件
大塚甲山の反戦詩
鴎外・逍遥に認められて
四面楚歌の観ある甲山
「新小説」をめぐる啄木と甲山
一週間で書いた草枕
装丁に凝った漱石
「漱石全集」を逸した春陽堂
印税にやかましかった漱石
漱石大いに怒る
三割一分にこだわる秋江
疑問符が付せられる大正四年
印税三割はうそにあらず
とりこになっていた川上眉山
大反響をまき起こした『蒲団』
春陽堂から訴えられた花袋
四つの詩集をめぐって
『破戒』を自費出版したわけ
緑蔭叢書を旅費にかえて
春陽堂から河岸をかえた藤村
時代の流れにさおさした新潮社
眉山の死の意味するもの
茅ガ崎南湖院の独歩
独歩の病状を報ずる青果
垂死の独歩をめぐって
花袋一味と戸塚党の角逐
『河内屋』の好評に驚く柳浪
あてのなく都落ちの柳浪
あぶなかった旅の女の世話
水鏡に映ったおのれの姿に落涙
ふとした機縁で小説家に
硯友社文学の退潮のなかに
広津和郎から見た父柳浪
柳浪の門をたたいた永井荷風
父の命をうけてアメリカへ
付・春陽堂書店刊行図書目録
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