共同製本と金子福松
題字(東竜太郎)
口絵
序文(金子洋二)
1 創業以前
明治初期の造本
明治初期の三大名著
博文館の創業
博文館印刷所の創業
日露戦争のころ
苦難の博文館印刷所製本部
2 当社の創業時代
金子製本所
創業のころ
製本部の改革
講談社との関係
明治時代の主なる出版物
3 大正時代(大震災以前)
機械設備の改良
第一次世界大戦のころ
大正八年ごろの製本界
製本工賃の値上げ要求
当社の請負い制度
そのころの製本料金(大正九年)
「日本製本時報」(仙台)の発行
4 大正時代(大震災以後)
大震災と出版・造本界
大橋光吉翁の外遊土産
請負い制度の廃止
共同印刷の大争議
5 昭和時代(終戦以前)
「円本」の発生
下落合分工場の創設
岩波文庫の発足
豪華本・限定版の発生
合資会社となる
新社屋の建設と株式組織
金子会長の東京製本同業組合長就任
金子会長のギャング遭難事件
金子洋二社長と当社の関係
創業三十周年
太平洋戦争と当社の戦災
6 昭和時代(終戦以後)
復興への第一歩
終戦直後の出版界
大橋光吉翁の逝去
復興完成と四十周年
金子会長の受賞
金子会長への胸像贈呈
佐藤秀治生産部長の野間賞受賞
片山茂課長の野間賞受賞
昭和三十三年の労働争議
生産機構の合理化
金子会長の外遊
佐藤生産部長の外遊
戦後の出版界
業界のために百万円の寄付
会社の現況
創業五十周年を祝して
五十年を回顧して(多木寿一)
五十年の努力(大橋貞雄)
金子福松さんと私の父(大橋芳雄)
共同製本株式会社五十周年を祝して(金子佐一郎)
知人として創業当初の思い出(木下隆一)
ある日の金子さん(木村健一)
東洋一の製本会社(木村淵之助)
畏友金子福松君(佐久間長吉郎)
製本業界の第一人者(清水潔)
金子福松氏の事業に対する熱意(菅野正雄)
共同製本と新潮社(中根駒十郎)
お祝いの言葉(野間省一)
金子会長を通じての想い出(早川康一)
思い出(原田常治)
金子さんと初代野間清治社長(堀江常吉)
金子会長と大橋光吉翁(武藤安五郎)
金子福松翁との交友五十余年を偲ぶ(横田地巴)
共同製本株式会社を讃えて(五十嵐勝弥)
お祝いのことば(相賀徹夫)
あとがき(庄司浅水)