栗田出版販売七十五年史
発刊のことば(三浦兆志,遠藤永七郎)
口絵
出版販売の源流 江戸時代以前
『百万塔陀羅尼』の開版
摺経の普及
経典の開版
外典の開版
活字本の普及
書肆の成立と分化
家康の開版
書肆の発生
出版取締り始まる
京阪書肆の振興
本屋仲間の公認
江戸書肆の発展
本屋仲間の公認
出版法令の整備
貸本屋の発生
書籍の普及
出版取締りの強化
新聞・雑誌の発生
明治新政府の出版政策
新聞・雑誌の発生
業界の組織化進む
雑誌の全盛
本史
序章 出版取次業の発生
新聞取次から雑誌取次へ
明治十~二十年代の状況
元取次の発展
七元取次時代
買切制より委託制へ
定価販売制の実施
定価販売制度の確立
第1章 栗田書店の創業
創業者栗田確也の生いたち
幼少のころ
少年時代
上京を決意
京華堂の確どん
栗田書店の創業
第二の独立
関東大震災と栗田書店
大震災と出版界
栗田書店の罹災と復興
第2章 戦時体制下の栗田書店
不況下の経営努力
円本ブームで取引拡大
「岩波文庫」と栗田書店
出版部の設置
社内体制の整備
工業書協会新設と栗田書店
当時の業務状況
戦時体制下の経営
出版統制の動きと栗田書店
栗田貿易部の新設
日配の業務開始
第3章 社業の再建と発展
日配の解体と新取次会社の設立
日配、商事会社に移行
中小取次業者の興隆
書店業界の復興
日配、集排法指定
閉鎖機関となった日記
新取次会社の設立
出版取次懇話会の設立
栗田書店再開業と本社新築
社屋焼失
再開業の日
再開業一周年を迎える
栗田雑誌販売株式会社の創業
栗田書店の新築移転
初の連絡所の設置
読書普及運動の展開
栗田ブックセンター開設
『日本図書総目録』の刊行
書店経営研究会の設立
出版販売実務学校の開催
映画「本の中の世界」の製作
読書普及宣伝カーの全国巡回
三大懸賞の募集
第4章 社業の発展と規模の拡大
社内体制の整備
販売拠点の全国展開
「丸屋」書店の開業
栗田ブックセンターの活動
栗田・書店共済会の設立
タワーブックセンターの開設
「経営鉄則」等の配布
フランクフルト国際図書展に参加
出版文化への多彩な貢献
北海道図書館へ一一万四〇〇〇冊を寄贈
栗田ペーパーバックスセンターの開設
「小さな親切」運動の展開
『中文大辞典』の取扱い
香港・南天書業公司との提携
第5章 経営近代化の推進
書籍・雑誌業務の一本化
栗田書店、栗田雑誌を吸収
電子計算機の導入
岩波『漱石全集』の拡販活動
「読書カレンダー」の全国頒布
創業五〇年と本社新築移転
創業五〇年記念式典と行事
板橋本社新築と社名変更
栗田出版販売労働組合の結成
栗田出版会の創業と出版事業の展開
業界共同化事業への参加
全日本ブッククラブと栗田書店
五社の協同流通センター設立
業界共同雑誌販売促進運動に協力
取次七社の過当競争自粛申合せ
第6章 全社販売体制の強化へ
販売体制の整備
販売本部製の実施優良児童図書展示即売会の開催
KBCシステムの導入
北海道図書館へ雑誌三〇万冊を寄贈
栗田確也社長の新体制
栗田確也社長の永眠
第二の創業と新体制
栗田学参・辞典展示大市会の開催
漢字情報システムの導入
豪華本の拡販
大型コンピュータ設置と分散処理
新成人のためのブックフェア実施
書籍物流システムの改善
出版販売実務セミナーの開催
読者の多様化時代への対応
栗田会設立相次ぐ
返品作業上の拡充
ISBNの普及とCCO
経営改善と取扱手数料問題
SPSキャンペーンの実施
中国・松花石硯の普及
第7章 情報・物流新時代への対応
KINSの開発と普及
KINSの導入
KINSの展開
五社共同「図書カードシステム」導入
管理・営業両本部制の実施
栗田コミックセンターの開設
五社によるキャンディの共同販売
物流改善の進展
営業所の支店昇格
栗田・書店外商システムの開発
社員通信研修の実施
書籍宅配システムの普及
発送センターの開設
ビデオレンタルシステムの導入
“実践する栗田”へ-三浦新社長の就任
創業七〇年記念事業・行事
各種記念行事の実施
創業七〇年記念式典の挙行
栗田文庫センターの開設
北海道支店第二期工事
大阪市店の新築
栗友会の設立
堅実経営七五年、一〇〇〇億企業へ
三専門委員会の設置
開設三〇年を迎えた北海道・大阪両支店
栗田AVセンターの開設
長期経営計画の策上
関連業種との販売提携
新物流センターの完成
新物流センターの設立構想
最新物流システムの導入
新物流センターの始動
出版流通新時代に向けて-遠藤新社長と新体制
資料編 売上げの推移
役員任期一覧
現役員
組織の変遷
本社・事業所
栗田書店刊行図書一覧
出版販売実務セミナーテーマ一覧
年表
あとがき