安倍川製紙６０年史

発行に寄せて（丹波元吉）
６０年のあゆみ
第１章　安倍川工業株式会社の創立
創業
初代の社長・小塩孫八
操業開始
創立時の柳町について
操業開始時の苦労
東京電気の支援を得る
大阪に工場を求める
抄紙機増設と研究所の新築
企業整備令による４社合併
戦時下の状況と静岡空襲
戦後の荒廃から朝鮮戦争へ
三国工場と名古屋工場の閉鎖
第２章　成長への道のり
販売、製品開発における躍進
その後の増資
労働組合の結成
代理店・国進洋行との問題
製紙業界の成長と不況
バッテリー用セパレータ工場建設とテストマシン新設
新販売体制の確立
小塩社長退任と鈴木安蔵社長就任
三共筆頭株主に、鈴木万平社長就任
長網抄紙機新設（現在の２号機）
仕上部門を三協紙業へ
その他記録すべきこと
第３章　安倍川製紙株式会社の誕生
王子製紙の経営参加
新６号円網抄紙機の設置（現在の６号機）
公害対策として排水処理施設を作る
操業体制の改善
佐野製紙と合併へ
新社名「安倍川製紙株式会社」となる
王子製紙丸山専務、社長に
オイルショックと七夕豪雨の被害
蓄電池用隔離版（バッテリー用セパレータ）の海外技術提携について
オイルショック後の不況、低成長時代へ
第４章　苦境を乗り越えて
山谷社長と再建合理化
新労働組合の誕生
王子製紙の協力体制による前進
コスト低減へ向けての小集団活動
ファンシーペーパー“ミューズカイゼル”を売り出す
福田社長、太田社長、新抄紙機の建設
第５章　新時代を迎えて
累積赤字を消し新たな第一歩
バブルの崩壊から現在へ
創立６０周年を迎える
Ｎ－７号抄紙機の改善工事とＮ－１コーター増設
将来への展望
創立６０周年を迎えて
お祝いのことば（大国昌彦）
五十嵐虎雄さんのこと（吉野通）
実りある４年間（福田祐作）
会社創立６０周年記念に寄せて（太田繁樹）
荒廃を乗り越えて（若松和郎）
想い出、静岡の友人達へ（寺内克夫）
思い出（相良英一）
松下喜代作氏の思い出（増田俊彦）
資料
定款
歴代役員任期一覧
組織図
資本金の推移
売上高の推移
生産数量の推移
従業員数の推移
生産設備
当社の主な製品
年表
あとがき