図書カンシャ ト オモイデ080000053

感謝と思い出

サブタイトル1~10
創業三十年を回顧して
編著者名
山本 慶治
出版者
培風館
出版年月
1954年(昭和29年)12月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
153p 図版1枚
ISBN
NDC(分類)
023
請求記号
C023/Y31
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
著者の肖像あり
和書
目次

1 培風館を独力創業するに到るまで
初めて国民思想の改造と国民精神の改革の必要を痛感す
紐育土地建物株式会社に入社す
岡本洋行の創立と出版事業の企て
岡本洋行の復興と破滅
大震火災後の大整理
2 何故に培風館を独力創業したか
3 いかにして独立培風館を創業したか―人の力は金の力より大なり―
借金と未払金の整理
事業には見切りが大切―敗残事業の大整理―
残存企画の育成と新企画の樹立―恩師の慈愛と知己・友人の厚き友情に深甚の感謝を捧げる・其一―
基礎的資本がいかにして出来たか―恩師の慈愛と知己・友人の温かい友情に深甚の感謝を捧げる・其二―
石田サンとの人格的提携―事業は人なり・其一―
金の力より人の力―妻と共に日夜必死の努力、事業は人なり・其二―
必死の努力三年事業の芽漸く吹く―事業は人なり・其三―
創業の歴史は感謝の歴史
4 事業進展時代
商品が商品を売る
教育教科書の進展と新手工教科書の威力
生彩を放った教育参考書の続出
高等教科書参考書の台頭―時代の先駆としての新企画―
学生参考書の革新―良書はよく悪書を駆逐す―
好事魔多し―新五ヶ年計画の頓挫
5 安定時代から休息時代へ―人生は波瀾なり―
わが人生
一陽来復とリラキゼイション
哲学叢書の計画
松村博士の大著「神話学大系」の出現
培風館の安定と業界の紛糾
国家新体制と出版文化統制
一元的中等教科書出版会社の創立と社長引受け―一寸高い教科書を作れば全国の青年が一寸高くなる―
6事業休息時代
中教引受けにより培風館の受けた影響
出版文化統制と企業整備
新企業体盈科舎の創立と培風館の廃業
7 復興時代
培風館を復興した動機―敗戦日本の再建と国民の精神革命―
復興の苦しさとありがたさ
復興培風館の出版構想―出版自由大学の建設―
復興培風館の実績
将来への希望―出版事業について