図書イト ヒトスジ080000045

糸ひとすじ 上巻

サブタイトル1~10
大同毛織の歴史とその中における栗原ウメ
編著者名
大同毛織 編者
出版者
大同毛織
出版年月
1960年(昭和35年)8月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
888p 図版6枚
ISBN
NDC(分類)
586
請求記号
C586/D15/1
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
折込み図6枚 非売品
和書
目次

写真版
栗原ウメ像
褒章の記
栗原イネ像・栗原幸八像
栗原紡織合名会社全景
原色版
明治時代の当社製品と商標
序にかえて(栗原勝一)
序章 ウメのおいたち
はじめに
おいたち
出身地の沿革
久保家―祖父母と父母ときょうだい―
幼年時代
娘時代
最近の久保家
第1編 手機織物時代―見習としてのウメ―
栗原家と栗原稲工場
栗原家の沿革―若き日のイネ―
栗原稲工場の出発
新製品をつくりだす
工場の拡張と同業組合
幸八とウメの結婚
ウメ、栗原家にとつぐ
若宮町の工場生活
工場の規模と従業員
生産工程のあらまし
工場の一日―イネ、幸八、ウメを中心とした作業状況―
嫁の立場
綿織物生産から毛織物生産への転換
織物用機械器具の考案
下機工場
毛織物生産への転換をはかる
本セルを織りだす
モスリン製織を確立する―セル製織の中止―
第2編 モスリン紡織時代―片腕としてのウメ―
栗原工場から栗原紡織合名会社へ
力織機生産の開始
梳毛糸紡績の開始
モスリン製造一貫工程の確立
工場第二次拡張
従業員の構成と経営管理
従業員の構成
経営管理
大正期の福利厚生と工場生活
福利厚生
職工移動と労働運動の芽ばえ
栗原家の歳月
栗原家の生活と年中行事
イネの病気と看護
関東大震災
震災に工場全滅
復興第一歩
操業再開
更生
モスリン専業からの脱出をはかる
紡毛紡績の開始
第3編 毛糸紡績時代前期―経営者としてのウメ―
昭和初期の不況と当社の苦難
不況期の羊毛工業界
不況期の当社の経営と事業主の交替
毛糸紡績業への転換
モス糸・セル糸の販売
キャップ紡績の開始とキャップ織糸の販売
紡毛織糸の製造と販売
メリヤス糸の販売
尾州向け毛糸の取引方法
毛糸紡績業に転換後の企業努力
尾州機業界と当社との取引
大正末期にいたるまでの尾州機業界と当社との関係
尾州の毛織物生産の発展と大会社による毛糸紡績の活発化
先進機業と柄物服地生産
尾州機業における三井物産と鷹岡商店
尾州機業界の構成
当社の金融と経営活動
産業合理化運動と当社
産業合理化と羊毛工業
当社の企業合理化
昭和初期の福利厚生と工場生活
震災後の再発足
新しい制度と施設
寄宿舎の生活とその向上への努力
毛糸紡績転換時の労働不安と組合結成への動き
社内親睦機関の復活―慰安会の結成―
修養団講習
学校教育の開始
幸八の死と勝一の結婚
参考・わが国における紡毛工業の発達
表目次