制服の文化史
すいせんのことば(濱田望)
序文(奥田量三)
はじめに
第一章 郵便創業時の制服
第一節 最初の制服
第二節 制服最初の更改
際三節 民間業者の被服
第四節 逓送人の制服
第五節 集配人制服の改善
第二章 被服の整備と大系化
第一節 汽車郵便護送人の被服
第二節 郵便徽章の制定と制服
第三節 集配人と逓送人の被服
第四節 被服の管理
第五節 被服の正常着用
第三章 明治被服の展開
第一節 集配人の被服
一 制服
二 雨具
三 外套
四 帽子
五 番号牌と胸章
第二節 郵便馬車と被服
一 制服
二 雨具
第三節 郵便馬車と被服
一 制服
二 馬と制服
三 外套と雨具
第四節 鉄道郵便と被服
一 制服
二 外套と雨具
第五節 郵便船と被服
一 郵便船乗務者の被服
二 制服
三 外套と雨具
四 制帽
第四章 明治時代の被服の調達
第一節 被服の調達管理
第二節 被服の調達価格
一 靴料
二 制服の調達価格
三 外套と雨具
四 帽子
第三節 被服規定の整備
第五章 大正時代の被服
第一節 大正前期の被服
一 明治から大正への移行
二 第一次世界大戦と被服
第二節 大正後期の被服-新しい時代への志向-
一 明治被服からの脱皮
二 被服調達の合理化-本省における一括調達-
三 被服の改善
第六章 昭和前期の被服
第一節 被服規定の一元化
一 逓信省被服規定の制定
二 被服の調達と配給
三 被服の貸与と保存
第二節 号型区分による合理化-被服と物品調査会-
第三節 被服の改善
一 帽子
二 制服
三 外套、雨具
第四節 新規被服の貸与
一 特別上衣の新規貸与
二 事務服の新規貸与
第五節 被服の正常着用
第七章 戦時下の被服
第一節 衣料品の統制と世相
第二節 三等局被服の直轄化
第三節 物資の統制と被服制度
第四節 物資統制下の被服のデザイン
一 制服
二 外套
三 雨具
四 特別上衣
五 事務服
六 帽子
第八章 戦後の被服
第一節 戦乱期における被服の調達
第二節 郵政省の誕生と被服制度
第三節 被服の制式改善
一 制服
二 シャツとネクタイ
三 帽子
四 靴とスパッツ
五 雨具と外套
六 事務服と作業服
第九章 被服制度の近代化-量から質への展開-
第一節 資材調査局の設置
第二節 郵政被服と化学繊維
第三節 被服改善小委員会の設置
第四節 被服制度に関する連絡協議会
第五節 被服管理事務の簡素化-渡切物品管理事務簡素化協議会-
第六節 被服の製造着用と被服検査の廃止
一 被服の正常着用
二 被服検査の廃止
第七節 規定の近代的整備
第八節 被服の改善
一 制服
二 作業シャツ
三 盛夏上衣
四 外套から防寒服へ
五 制帽
六 事務服
終章 郵政被服史の展開
一 被服の制度化への歩みの時代-被服の個別管理の時代-
二 被服制度の確立期-郵便マーク時代-
三 被服制度の展開期-被服の一元的調達とPOマーク-
四 被服制度の発展期-詰襟から折襟へ-
五 被服制度の混乱期-貸与の中止・請求書の提出を中止した時代-
六 被服制度の復興期-化学繊維の登場と開襟小開式の制服-
七 被服制度の転換期-郵便創業百年のライト・ブルー背広型の制服へ-
むすび
あとがき