図書ソウテンケン ニホン カイグン ト ショウワシ060009337

総点検・日本海軍と昭和史

サブタイトル1~10
編著者名
半藤 一利 著者/保阪 正康 著者
出版者
毎日新聞社
出版年月
2014年(平成26年)2月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
398p
ISBN
9784620322452
NDC(分類)
397.21
請求記号
397.21/H29
保管場所
開架半藤文庫
内容注記
和書
目次

まえがき 昭和史のなかの日本海軍(保阪正康)

序章『小柳資料』の衝撃
『小柳資料』とは
海軍が残した証言集の数々
海軍戦争検討会議
井上成美の難詰
海軍善玉論と阿川弘之著『山本五十六』
『小柳資料』四十七人の証言者たち
証言者たちの略歴

第一章 栄光の日本海海戦から昭和の海軍へ
日露戦争を知る将官たち
秋山真之のその後
東郷平八郎の影響力
ワシントン海軍軍縮会議
米英可分・不可分論の萌芽
加藤友三郎の英断
ロンドン海軍軍縮条約
山梨勝之進の証言
堀悌吉の証言
加藤寛治硬化の裏側
日本は二大政党制に向かないのか
伏見宮と統帥権干犯問題
皇族大将と統帥権
五・一五事件
五・一五事件をめぐる”東郷ターン”
事件後調査を行っていた石川信吾
海軍若手将校と”アカ”
海軍を変えた昭和八年の大角人事と条例改定
強くなった軍令部
嶋田繁太郎の長広舌

第二章 艦隊派VS.条約派
軍令部令改正と戦艦大和
大鑑巨砲主義VS.航空主戦論
二・二六事件と海軍
日中戦争勃発
トラウトマン和平工作
海南島攻略作戦
北部仏印進駐
日独伊三国軍事同盟
対米関係の緊張

第三章 真珠湾への航跡
外務省と日米諒解案
ハンモック・ナンバー人事
開戦じゅんっびと次期軍令部総長人事
南部仏印進駐
「永野さんは駄目だ」
日米開戦運命論
日米交渉と野村吉三郎の大使就任
もし海軍が戦えないと言ったら?
東條内閣の成立
対米開戦前夜

第四章 緒戦の快進撃から「転進」へ
真珠湾攻撃作戦計画
軍令部VS.連合艦隊
第二段作戦計画
珊瑚海開戦
ミッドウェー海戦
ミッドウェー敗北の理由
運命の五分間

第五章 終わりのはじまりから連合艦隊の最後
ガダルカナル島争奪戦から「転進」へ
山本五十六の戦死
”玉砕”のはじまりと海上輸送作戦の不備
海軍乙事件
マリアナ沖海戦
レイテ沖海戦
栗田艦隊”謎の反転”の真相
追いつめられた東條と嶋田
岡田啓介の東條内閣倒閣運動
近しき者の東條評価
十死零生の特攻作戦の発案者
沖縄戦と大和特攻

終章 提督たちの実像
伏見宮博恭王
及川古志郎と米内光政
戦後の井上成美
山本五十六と堀悌吉
加藤寛治と末次信正
嶋田繫太郎と永野修身
鈴木貫太郎と昭和天皇

あとがき サラバ「海軍善玉」論(半藤一利)