図書目録ワカイ ドクシャ ノ タメ ノ ニホン キンダイシ資料番号:060009335

若い読者のための日本近代史

サブタイトル
私が読んできた本
編著者名
半藤 一利 著者
出版者
PHP研究所
出版年月
2014年(平成26年)4月
大きさ(縦×横)cm
15×
ページ
313p
ISBN
9784569761701
NDC(分類)
210.6
請求記号
210.6/H29
保管場所
開架半藤文庫
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

前口上-読書のすすめ

第一話 名言『坂の上の雲』(司馬遼太郎)
プロローグ
①軍備増強における奇跡
②苦しみ抜いた末の開戦
③二〇三高地は日露戦争の天王山なり
④二〇三高地攻略の「ドラマ」
⑤乃木の武士道と日本軍の国際法遵守精神
⑥日露戦争”辛勝”と”空しき”官修史書
⑦「馬鹿かァ、お前は」のカタルシス
⑧バルチック艦隊はどこに現れる!?
⑨東郷平八郎司令長官の逡巡
⑩天気晴朗ニシテ浪高シ!?
⑪「ナレドモ」の意味するもの
⑫「勉メテ並航戦」で戦えという命令

第二話 「暴支膺懲」の時代
排日・反日・嫌日の中国 芥川龍之介『支那游記』
満洲事変の陰にあるもの 池宮彰一郎『事変~リットン報告書ヲ奪取セヨ~』
上海事件における日本兵 日比野士朗『呉淞クリーク』
南京事件のあとで見たもの 石川達三『生きている兵隊』
短歌でみる昭和十一年 南原繁『形相』/斎藤茂吉『暁紅』
昭和史のなかの川柳 風來山人選『川柳時代相』/読売新聞社編『時事川柳百年』

第三話 「撃ちてしやまぬ」の時代
真珠湾に突撃していった青年 獅子文六『海軍随筆』
老獪なイギリス対日政策 徳本栄一郎『英国機密ファイルの昭和天皇』
国民が詠じた古典の歌ども 川田順選『愛国百人一首』
インパール作戦で戦った父 北原亞以子『父の戦地』
日独潜水艦連絡の悲劇 吉村昭『深海の使者』
レイテ玉砕・作戦部を糾弾する 大岡昇平『レイテ戦記』
東京大空襲・民草の戦い 吉村昭『東京の戦争』
最後の文士、B29と戦う 内田百閒『東京焼盡』
戦後日本を𠮟りつける 徳富蘇峰『終戦後日記』

第四話 海軍を知る余話として
海軍批判と心からの鎮魂 阿川弘之『日本海軍に捧ぐ』
海軍がドイツに傾斜したわけ 千早正隆『日本海軍の戦略発想』
名軍艦から見る海軍史 石渡幸二『名艦物語』
司馬さんが最後に訴えたかったこと 司馬遼太郎『この国のかたち』

後口上-解説不要論について

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