昭和天皇ご自身による「天皇論」
- サブタイトル
- 編著者名
- 半藤 一利 著者
- 出版者
- 五月書房
- 出版年月
- 2006年(平成18年)3月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 218p
- ISBN
- 9784772704366
- NDC(分類)
- 288
- 請求記号
- 288/Sh97
- 保管場所
- 開架半藤文庫
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
昭和という時代と李香蘭
1 日本の生命線
2 満洲事変
3 支那事変
4 対英米戦争
5 日本の敗北
陛下ご自身(昭和天皇)による「天皇論」
1 明治天皇の病状急変と漱石の目
2 「天皇陛下」の名のもとに
3 天皇と大元帥という二つの職分
4 憲法の遵守と国際協調
5 天皇神格化と天皇機関説
6 「人間宣言」が意味するもの
7 降伏条件をめぐる陛下のお言葉
「二・二六事件」を鎮めた不退転の決意
1 「大雪の朝」の襲撃
2 “暴徒”という言葉
3 侍従武官長への一言
4 天皇を欺く陸軍首脳
5 徹底的に始末せよ
6 自ら近衛師団を率いて
7 逆転の「奉勅命令」
8 勝手に自殺させるがいい
9 討伐の作戦命令下る
10 「兵に告ぐ」の放送
昭和天皇―開戦と終戦
1 天皇に戦争責任はあるか
2 ノーといわない天皇
3 日本近代史の火種だった統帥権の独立
4 対米英戦争の導火線に火をつけた南仏印進駐
5 戦争回避を模索する天皇
6 軍部だけで決められたのではない開戦
7 大元帥として戦争指導した昭和天皇
8 大元帥命令を否定する天皇
9 鈴木貫太郎の離れワザ 天皇大権
10 終戦を成立させた天皇大権
弔いを弔う
1 昭和天皇の葬儀と大正天皇の葬儀
2 機能主義・経済第一主義の下の死
3 TVゲームでの戦死
4 新しい時代の国の機軸
「ノーブレッス・オブリージェ」のすすめ
1 長岡藩・河合継之助の美学への疑い
2 福沢諭吉の痛論
3 勝海舟の沈黙
4 天皇の「お言葉」
5 沈黙の天皇の無念さ
ふわぁとした言葉
1 「一億総ワープロ時代」
2 ワープロのマイナス面とプラス面
3 ワープロと漢字の使用頻度
4 “新しい文化”を作るか
5 「天皇」という単語のみずみずしさ
6 新天皇のお言葉のやわらかさ
7 ワープロの単語のふわぁとした正義感
もう一つの聖断―陸軍細菌作戦はかく中止された
1 完成していた細菌戦計画
2 「特攻」はこうして決定された
3 細菌爆弾は製造されていた?
4 風船爆弾に積んで
外国人のみた天皇―戦争終結前後を中心に
1 戦時下の天皇観
2 終戦をめぐっての天皇観
3 占領国側の天皇観
4 高まる天皇の評価
5 戦争責任をめぐって
6 これからの天皇は
あとがき
資料の利用については4階 図書室のご利用にあたってをご覧ください。
- 担当:
- 図書情報部 図書係
- 電話番号:
- 03-3222-2573
- FAX:
- 03-3222-2626

