図書目録ニホンジン ノ シュクダイ資料番号:060009324

日本人の宿題

サブタイトル
歴史探偵、平和を謳う NHK出版新書;668
編著者名
半藤 一利 著/保阪 正康 解説
出版者
NHK出版
出版年月
2022年(令和4年)1月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
251p
ISBN
9784140886687
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/H29
保管場所
開架半藤文庫
内容注記
年表あり
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

はじめに 「歴史探偵」が遺した宿題 編集部

一、勝ったという経験は、人間を反省させないし、利口にもしません
「これはちょっと由々しきことだ」
機会を与えれば歴史に興味を持つ
「勝利病」のまま突き進んだ日本
戦前昭和の日本人の傾向
新たな歴史をつくりつつある日本
半藤流「四十年史観」とは
「年寄りの夢みたいなことを言います」
「半藤昭和史」を見る(1) 亡国へと導いた国民的性格 (保阪正康)

二、教育によって国というのは立つんです。経済によっては立たない
大人というのはいかにクルクルと変身するか
世の中に「絶対」ということはない
戦史研究をはじめた理由
誤った選択を繰り返した日本
戦後の占領政策はどうだったか
日本国憲法は「押しつけられた」のか
繁栄のかげで積み残したもの
「昭和」から何を学ぶか
「半藤昭和史」を見る(2) 三本の柱と梁から成る「歴史館」 (保阪正康)

三、大きく変革するときに、人間というものは正体を現すんですよ
なぜ自分の経験を話しておこうと思ったか
恐怖を感じた雪空の下の空襲体験
感情がなくなった三月十日
焼け跡と疎開先の思い出
負けたことを理解した玉音放送
「日本人というものはいったい何だろう」
歴史とは「人間」を学ぶこと
「半藤昭和史」を見る(3) 戦争体験者によるもっとも重要な一言 (保阪正康)

四、残しておけば、あとの人が、真実に近づくことができます
四つの中学を渡り歩いた疎開生活
隅田川と浅草の青春時代
原稿取りに飛び回った見習い期間
坂口安吾から教わった歴史の見方
歴史を勉強し続けた人生
「半藤昭和史」を見る(4) 歴史とは、国民が懸命に生きた姿である (保阪正康)

五、歴史を自分で学んでいくことを積極的にやってください

関連年表
おわりに 半藤史観は平和へのメッセージ(保阪正康)

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