茨城新聞百年史

グラビア
　発刊のことば（茨城新聞社社長・後藤武一郎）

序章　明治前期の新聞事情
　明治前期茨城の新閏発行状況

第一章　いはらき新聞社設立と創刊号発行
　いはらき新聞社設立の動き
　創刊への呼びかけ
　定款を定め新聞社設立
　「いはらき」創刊号と発刊の趣旨
　「いはらき」の題字とバラの地紋
　草創期のいはらき新聞
　再三にわたって発行停止処分
　苦心のあげく自前の印刷開始
　経営陣交代の動き

第二章　飛躍する明治後期
　飯村丈三郎第二代社長に就任
　社内新体制と紙面刷新
　対抗紙「茨城日報」との論戦
　初の元旦号を付録と共に発行
　木造二階建ての本社を新築
　社務拡張委員の委嘱と販売網の整備
　題字を縦に変更、日清戦争毅道
　初の義捐金募集を呼びかけ
　印刷工湯増築と印刷機導入
　知事非難と官吏侮辱罪
　「いはらき」の顔、歴代の主筆
　佐藤秋蘋と田岡嶺雲
　飯村社長「社憲」を制定
　木星会の発会と「いはらき文学」
　日霧戦争に従軍記者派遣
　日露戦争下の編集局と紙面
　米国へ初の特派員
　相次ぐ新聞紙条例違反事件
　本社新築、輪転機を導入
　いはらき新聞合資会社となる
　出張所第一号は土浦町に__
　写真師を採用、写真部創設
　日本美術院の五浦移転を歓迎
　電話、自動車いち早く報道に
　五千号記念の式典と特集号
　記念事業の徒歩旅行記
　大詐欺事件と新聞紙条例違反
　新活字を使用、記事量増やす
　東京・平にも新聞販売所
　団体旅行のはしり「関西遊覧会L
　創刊二十周年記念の自転車遠乗会
　いはらき受托部の開業
　二十周年記念号と祝宴
　「磐城版」の発行と茨城人名辞書発刊
　南北正閨論で世論を喚起
　幻の県史編さん
　明治四十三年の漁船遭難
　日露戦争

第三章　充実の大正期
　明治天皇崩御と大正改元の報道
　つくばね詩人横瀬夜雨と「木星」
　武石浩玻の追悼飛行大会
　創刊二十五周年と記念特集
　関戸覚蔵逝去と「香渚号」
　株式会社に組織変更
　飯村社長の株式組織発表演説
　水戸の大火で本社全焼
　編集局を東京に移し新聞発行
　新輪転機、新活字により発行開始
　本社新社屋落成と特集号
　シベリア出兵に従軍記者
　郷土部隊全滅の尼港事件を報道
　菊池校長と水戸中学の同盟休校
　女性記者第一号の猿田千代
　初の公募展「茨城美術展」の開催
　関東大震災、特派員による報道
　大々的に行った大震災救援募金
　夕刊を発行、朝夕刊とも十頁に
　宇都宮支局を新設「下野版」発行
　新活字で本紙八頁発行に
　チンチン電車で浜遊び会
　六地蔵寺の調査
　日立鉱山、煙害問題
　飯村丈三郎の育英事業

第四章　動乱の昭和前期
　本多文雄第三代社長に就任
　飯村丈三郎死去
　中崎憲第四代社長に就任
　ツェッペリン号、リンドバーグら霞ケ浦へ
　茨城工芸会と第一回茨城工芸美術展
　いはらき紙上小学校を特設
　創立四十周年記念事業
　東京・水戸間マラソン
　上海事変と記者特派
　いはらき東京版発行
　二度にわたる大水害
　皇太子殿下初端午奉祝の献上児童文募集
　茨城会館での茨展
　創刊四十五周年・茨城四十五景を選定
　一万五千号記念・勤皇事績展
　調査部新設、専売欄の創設
　教育欄の新設
　第一夕刊の発行と十四段制
　加藤宗一郎記者の負傷と従軍記者たち
　軍人遺家族の無料診療所開設
　茨城洋画展
　映画班の設置と銃後運動
　第一回全国書道展
　大連支局開設と戦争報道
　宣言、社是の制定
　夕刊一部廃止
　産業文化博覧会
　創刊五十周年
　常総新聞と合併、題字を「茨城新聞」と変更
　社章募集
　茨城歌壇の創設
　翼賛運動欄特設
　一県一紙と戦時下の新聞作り
　茨城、下野、上毛三社共同声明
　夕刊廃止、偏平活字と十六段制
　空襲と本社焼失、終戦
　金砂田楽祭
　第二次世界大戦
　学童疎開

第五章　戦後の発展
〈昭和二十年代〉
　廃墟から印刷再開へ
　渡辺弘第五代社長に就任
　後藤武男第六代社長に就任
　株式組織三十周年記念式
　「いはらき」の題字復活
　占領下の新聞発行と公職追放
　新しい社是
　いはらき野外会館オープン
　用紙事情と炭鉱版の発行
　講読調整と後藤社長の提訴
　いはらき長岡病院開設
　茨城百景の選定
　二万号発行と記念行事
　記者暴行事件
　サンフランシスコ講和会議
　創刊六十周年事業といはらき会結成
　「あゝ若ぎ日本」作詞作曲
　航空部新設
　徳宿事件報道
　農地改革
〈昭和三十年代〉
　十四市をつなぐ駅伝競争
　六十五周年記念し。六ページに
　原子力研究所東海に決定
　赤ちゃんコンクールと産業人サイクルロード
　原子力博覧会
　ベビーいばらき号
　後藤社長の論説
　社屋移転といはらき式輪転機導入
　安保と「いはらき」
　進研テストと立体入試講座
　奈良国宝展
　射爆場返還要求
　七十周年
　茨城放送開局
　宇宙通信実験所とケネディ暗殺
　二万五千号と「いはらき賞」「いはらきマラソン」
　たばこ版創設
　労働組合の歩み
　原子力平和利用
　町村合併
〈昭和四十年代〉
　農協版・茨城経済版創設
　国際空港問題
　七十五周年
　県会黒い霧報道
　茨城政経懇話会発足
　茨城新興展と県秀作美術展
　県北支社事務所開設
　戦後初の海外取材
　創刊八十周年記念式典
　公害追放キャンペーン
　ハウジングセンター
　茨城年鑑の発刊
　「いはらきの書展」の開催
　小平奨励賞
　第七代社長に後藤武一郎就任
　茨城国体取材に総力
　高校野球グラフ発行
　後藤会長の死去と社葬
〈昭和五十年代〉
　八十五周年記念事業
　三万号発行記念事業
　「希望の翼」飛ぶ
　ＣＴＳスタート
　水害救援活動
　茨城オープンゴルフ
　創刊九十周年記念事業
　文化福祉事業団設立
　いはらきレディースサロン
　茨城観光一〇〇選
　筑波学菌支社の開設
　いはらきＬ字とＥ字の開発
　県立歴史館の「いはらき」新聞収集
〈昭和六十年代〉
　超高速カラーオフセット輪転機導入
　科学万博取材と関連事業
　九十五周年事業
　中国帰国婦人問題に取り組む
　活発な海外取材
　言論の充実図り「社説」を復活
　新聞大会で後藤社長提言
　つくば支社設立
　天皇陛下崩御
　連続購読料改定
　オール２０ページ
　第二次電算化
　ＮＩＥ全国大会茨城大会
　題字、社名等の変更とＣＩ
　百周年記念事業
　茨城のＮＩＥとその現状
　市町村史における新聞の史料的価値

資料編
広告小史
　「いはらき」販売戦後史
　小川芋銭さし絵と連載
　「いはらき」随筆より十二編
資料
　連載小説一覧
　コラム名称の変遷
　本社主催の主な催事
　茨城賞（いはらき賞）受賞者一覧
　本社の主な刊行物
　歴代幹部一覧
　本社従業員
　茨城新聞取引店一覧
　本社の機構
　いはらき所蔵目録
　年表
　資料提供者一覧
　あとがき