図書アメ ニモ カゼ ニモ060008889

雨にも風にも 昭和34年版

サブタイトル1~10
働く年少者の生活記録
編著者名
労働省婦人少年局 編
出版者
教養社
出版年月
1959年(昭和34年)3月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
211p
ISBN
NDC(分類)
366.38
請求記号
366.38/R59/1959
保管場所
地下書庫婦人少年局図書
内容注記
労働大臣賞受賞作品
和書 労働省婦人少年局関連資料
目次

序文 (谷野せつ)
選者のことば
十字路に立って (磯村英一)
希望の灯 (松田ふみ子)
 
グループ作品
余暇をどのように使ったらいいか-能動的積極的に- (三菱鉱業直島製錬所養成工グループ)
余暇をどう使うか-グループでまとまろう- (精興社青少年工グループ)
余暇の使いかたについて-そのおかれた条件のなかで- (日本電気養成工グループ)
 
個人作品
新たなる希望-私の選んだ道- (東京都光学養成工・館野澄男)
嵐のなかでも-働く仲間とともに- (東京都交換手・城和敏子)
真実に生きる-ドックの職工のねがい- (神奈川県鍛造工・関新一)
赤い自転車に乗って-働き学ぶ生活- (神奈川県郵便局外務員・加藤正勝)
この一年-変っていく自分を見つめて- (埼玉県給仕・山戸由子)
父母亡きあとに-幼い三人の弟妹のために- (群馬県農業・矢島秀子)
りっぱな大工に-帰国少年のねがい- (栃木県木工・吉沢幸雄)
埃と砂と教科書と-光るボディに喜び- (茨城県塗装工・仲村英雄)
鍬とともに-戦死した父を想いつつ- (茨城県農業・江戸美代子)
私は台所部長-谷間に光りを- (千葉県女中・藤後八重)
自転車の秘密-始めてもらった給料- (山梨県見習看護婦・広瀬ます江)
上達への道-創意とくふう- (長野県時計組立工・福沢美春)
お茶くみ-改善したいと思ったこと- (長野県事務員・有賀妙子)
自分の足で-それよりほかにない- (新潟県事務員・外山恵美子)
汗と騒音のなかで-育てた勇気と自信- (富山県紡績工・川口洋子)
苦難の道を歩む-不器用な工員の経験- (石川県木型工・松田啓志)
労働組合の事務室で-勤めの喜びと悲しみ- (福井県紡績工・小谷久江)
父-不況に苦しむ小企業主とその娘- (静岡県ボール盤工・下条満寿子)
二度失敗した私の経験-これから仕事につく人のために- (愛知県印刷工・小部山袈裟雄)
これでよいのか―働くなかに求めるもの- (岐阜県紡績工・中村紀美子)
ただ努力のみ-障壁をこえて進む- (三重県書店員・小川敬子)
社会人一年生-精神的な高さを求めて- (京都府紡績工・北田幸子)
宗教的愛情につつまれて-一年の労働生活をかえりみる- (滋賀県製薬工・坂井恵美子)
小さな労働者-機械の中の青春- (京都府電機工・嵯峨静雄)
ああこの一年-忘れられない想い出- (大阪府製薬工・梅田幸男)
医院の見習-私の悩みと反省- (兵庫県看護婦見習・中山真佐子)
綿にまみれて-母への想いとねがい- (奈良県紡績工・金岡智恵)
農家の娘-百姓と学問- (和歌山県農業・山本カズ子)
人間関係-その心の負担- (鳥取県義歯成型工・山田喜子)
開かれたとびら-不満を克服した体験- (鳥取県外交員・南美江)
商店に働いて-自分にもできた商売- (島根県店員・森岡和雄)
つくしんぼのように-とりもどした自信- (岡山県紡績工・富田清恵)
実習日誌とともに-養成所生活のあしあと― (広島県電機工・岩田年勝)
この母と-つきぬ感謝と希望- (山口県農業・中島文憲)
ぼくの社会放浪―どこにもある同じ問題- (徳島県印刷工・岡田修)
村にとどまって-新しい村づくりのねがい- (香川県農業・荻田政子)
多忙の楽しさ-若き農家の世帯主の一日 (愛媛県農業・佐藤恒雄)
三角布をかぶって-私の働く喜び- (愛媛県紡績工・寺山房子)
ある雇主-私はついにそこを去った- (愛媛県雑役・大島茂)
上達の遅い悩み-だが着実な努力で進みたい- (高知県時計修理工・川村幸次郎)
私の体験と希望-前の職を去った理由- (福岡県学校事務員・百田みえ子)
絵に生きる-不具の苦しみに耐えて- (佐賀県肖像画家・荒木満喜子)
工員の父に学んで-私の養成工修業- (長崎県電機工・柘植義彦)
兄に代って-自衛隊を辞めて村にかえる- (熊本県農業・草野和浩)
金のゆくえ-もらった期末手当- (大分県紡績工・清藤光子)
あれから一年-現場から事務所へ- (宮城県事務員・門田稔乗)
洗濯屋の兄ちゃん-見習修業の一年- (鹿児島クリーニング業・竹之下清治)
バスとともに-私は働くことが好きだ- (福島県バス車掌・斎藤政子)
限りなく前進しよう-冷い社会の波をこえて- (宮城県店員・高橋辰郎)
納豆づくり-父母を助けて- (山形県納豆製造・千葉凉子)
働く私は幸福である-温い愛情にまもられて- (山形県看護婦見習・滝口いく子)
自分の力と努力で-ぼくの体験から- (秋田県外交員・生駒隆三)
おとなばかりの職場で-私のねがい- (青森県事務員・須田留利子)
ぼくはイヴニング・イシュボーイだ-心に勝利の旗を- (青森県新聞配達・高山久雄)
片親の子-社会へのねがい- (北海道店員・吉道英子)
農業に生きる-家業をついだ長男の抱負- (北海道農業・宮崎国雄)
人間のねうち-働く私の意見- (北海道女中・中山一子)