図書目録フキョウキ ニ ウレル イロ ト デザイン資料番号:060008835

不況期に売れる色とデザイン

サブタイトル
編著者名
矢野 雅雄 発行編集
出版者
矢野経済研究所
出版年月
1962年(昭和37年)4月
大きさ(縦×横)cm
31×
ページ
287p
ISBN
NDC(分類)
593.3
請求記号
593.3/Y58
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

巻頭言

不況期に売れる色
彩度は景気に動く
’51~’52 敗戦ルックと無彩色
’53~’54 10年間の最低の年
’55~’56 この年から本当のおしゃれが始まる
’57~’58 ロカビリーとサック
’59~’61 イタリヤンブルーから黒のストッキングまで
’59~’61 までの街頭調査
ヤノ・カラーと浸透度

繰り返す好況と不況徴震計のように動く繊維産業0から出発した10年であったのに……’51~’61年まで朝鮮動乱後の繊維業界の動き
’52 始めての不況それで生産はのびた
’53 生産は戦前の水準に到達、合繊の生産は飛躍的増大
’54 不況にあえぐ繊維業界過剰生産と消費力低下
’55 曇のちはれの日本経済、輸出の増大と合理化進む
’56 神武景気来たる、消費力は飛躍的に増大、流行が需要を捉進
’57 不況再び急転、全繊維にわたる生産制限
’58 なべ底景気つづく、ついに生産は前年を割る
’59 好況へのきざし、原料安の製品高、在庫は底をつく
’60 倍増ムード始まる原料安製品高は貿易自由化の反影
’61 あえて崩れた倍増ムード、不況は忘れずにやってくる

女性は充たされていない―その意識と行動―消費者は何を求めているか
彼女は靴を買いに行って帽子を買った
何かいつでも、ものたりない―服飾への流行意識―
始めてのデートは、ピンク、ブルーはあこがれ
買いものをする時こそ、女性は真の姿である

ディオールと経済が作ったモード
10年前から現在までの流行型
貴婦人から全女性のものへ
面から、立体への発展―ニュー・ルック―
ディオールの後継者はまだない
最高は、Hラインとサックドレス
既製服が流行をリード
モードの本場はパリと、ニューヨーク
カヂュアル、ファッションはアメリカ
日本の流行は米仏の混血児
不況期のデザインはプレーンなもの
銀座に出たサック・ドレス
戦争からの開放―ニュー・ルック出現―’47~’50 ディオールのニュールックは全女性のアコガレをかなえた
モードは、機能的な方向へ’51 フアットのプリーツスカートは新しい傾向の始まり
しなやかなプリーツの流れと縦長の線’52 アメリカでは、好評だつた縦長の線
流行は普段着から、アメリカのコネックティング・ウェア’53 チューリップラインはヨーロッパへの妥協
キュービックの確立、Hライン’54 ディオールのHラインは近代流行型の確立である
アメリカでニットドレス出現’55 ディオールはAライン、円錐への展開、たゞしYラインは失敗
エレガンスの復活、シュミーズドレス’56 アメリカはシュミーズ、ディオールはアローライン
流行型の第三次革命、サックドレス’57 ディオールのスピンドルは、アメリカでサックドレスとなる
サックドレスは、エンパイヤに変る’58 サンローランと、カルダン、ギ・ラローシュの登場 
色の素材が開く、新しいデザインの方向’59 フランスは焼直しばかり、アメリカは、ナチュラル・ルック再びアメリカ型にかえる日本
デザインの行詰り一九二五年の復活’60 方向を見失しなったフランス・モード
流行の主流はスポーツウェアー’61 新しい方向を求めてさまようフランス・モード、アメリカも行詰り

ジーンパンツがトップ映画から生れたファッション
映画年表

現代美術はどんなものか現代音楽とはどんなものか
白い真知子巻きから、黒のグレコまで

機能性と合理性の追求へ―戦後、男子服の動き―
アメリカ
’51 ボールド・ルックの誕生、ミスターT登場
’52 ナチュラル・ルックが生れた、ボールド調は西部へ
’53 夏物は、ほとんど合繊で占められた
’54 新しいサラリーマン・ルック現れる
’55 ナチュラル・ルックからこの傾向が生れた
’56 ビジネスウェアは、アイビー調に
’57 エレガント・ルック生れる
’58 ハイ・ファッションは、アンバサダー
’59 コンチネンタル・ルックが新しい流行
’60 コンチネンタル・ルックが完成された
’61 整理された、世界のメンズ・モード
日本
’51~’52 男子服の流行は、アメリカン・ボールド調から
’53~’54 既製服の台頭、その底にあるものはなにか
’55~’56 重い服装から軽いものへ
’57~’58 アイビーの影響で二つボタン全盛から、三つボタンへ
’59 エレガント・ルックへの傾向
’60 コンチネンタルの影響現われる
’61 ワードロープへの考え方は変った。

アクセサリーは花開く
ヘヤースタイル 風にそよぐボブ、チャールストン
帽子 帽子は、最高のオシャレである
靴 靴は10年間にどうかわったか
バック ハンドバック不用論
アクセサリー アクセサリーの流れについて
レインコート レインコートは晴れた日に着る

編集後記

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