図書カワサキ ナカハラ ノ クウシュウ ノ キロク060008799

川崎・中原の空襲の記録

サブタイトル1~10
こどもたちに平和の尊さを伝える
編著者名
川崎中原の空襲・戦災を記録する会 [著]
出版者
川崎中原の空襲・戦災を記録する会
出版年月
2012年(平成24年)11月
大きさ(縦×横)cm
30×
ページ
157p
ISBN
NDC(分類)
213.7
請求記号
213.7/N33
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献あり
和書
目次

第一部 中原空襲
中原のあゆみ
戦時下の中原
中原空襲の概要
*川崎・中原の空襲被災図
 小杉・丸子地域の被災状況
 小杉、新丸子、丸子通、小杉陣屋町、新丸子東
 玉川地域の被災状況
 下沼部、上丸子、中丸子、上平間
 住吉・今井地域の被災状況
 今井、市ノ坪、木月1・2、木月2・4、木月住吉、苅宿、西加瀬
 宮内~井田地域
 宮内、上小田中、新城、下小田中、井田
中原の軍需工場
 中原の軍需工場の詳細
川崎空襲
 川崎の軍需工場
日本の戦争と本土空襲
軍需工場が平和公園になるまで
資料集
 三菱従業員の証言
 軍需工場と米軍の戦略
 川崎大空襲時のB29の航路
 川崎大空襲での米軍の作戦
 学童疎開の記録
 学徒動員の記録
 B29・焼夷弾
 用語解説
 「記録」出版にあたって

第二部 証言集
小杉・丸子地域
学校の教室は軍馬の駐屯地に(新丸子・坂井テル)
お米はなく呉服を交換してうえをしのいだ(新丸子・石井きぬ子)
入学式が始まる時、空襲警報が・・・(新丸子・楠見宏義)
医大前は焼け野原になっていた(新丸子・田代明)
一才の子を連れ、お腹の子と火の中を避難(新丸子・佐藤フミ)
砂糖倉庫が焼け、溶けた砂糖が固まっていた(新丸子・大熊武夫)
米機の機銃掃射にあわてて土手に伏せる(新丸子・吉野昭造)
ダンボールも丸焼けになった(新丸子・小神野)
多摩川の土手から東京が燃えるのが見えた(小杉1・熊沢清之助)
大西学園が焼けて備蓄の食糧が放出された(小杉1・金兵喜久江)
火焔が天井をなめながら、病室に迫る(小杉1・小川担二)
一夜にして我が家は白い灰になる(丸子通2・奥山令子)
住民同士が消火活動など助け合って(丸子通2・大貫照夫)
医大病院の前に爆弾で大穴、知人が爆死(丸子通2・青木博)
新丸子駅周辺は町全体が炎に包まれた(丸子通2・金子実)
ご近所の方9名に聞いて来ました(丸子通1・市川恵子)
食糧難に野草を採って食べました(小杉町2・高橋タカ子)
新丸子に火柱が上がり火が横に流れる(八幡町・野村進)
夫が出征、幼子を守るため必死に生きた(小杉陣屋・山本サダ)
屋上に機関銃が据えられていた(小杉陣屋・原庚三)
焼夷弾の中布団を被って多摩川の河川敷に(小杉陣屋・原愛子)
多摩川にも焼夷弾のものすごい水しぶきが(小杉陣屋・瀬戸フミ)
悲惨な空襲、叔父の戦死、私は平和が好きです(小杉陣屋・渡辺久雄)
猛火につつまれ、母子三人が焼死しました(小杉御殿・永山ヒサ子)
母子三人の焼死は脳裏に鮮明に記憶(小杉御殿・原正一)
食糧、住宅、衣類、さんざんな日々を過す(小杉御殿・一条かずえ)
父は焼夷弾の消火のため家に残った(小杉御殿・小林正幸)
空襲で家は焼失、家財は何も残らなかった(小杉町3・南波歌子)
玉川地域
家族が支えあって、生きのびた(上平間・赤塚弘子)
懸命に消火活動をしたが(上平間・森善一郎)
2度目の空襲で家が全焼(上平間・渡辺仁孝)
すごかった爆弾攻撃(中丸子・村岡平治郎)
中丸子の被災状況・証言と記録「故郷と玉川」から(中丸子・原藤次)
空襲の恐怖とひもじい思いは今も消えない(中丸子・澤中波津子)
頭上の焼夷弾の音に足がすくむ(中丸子・原喜一)
業火から子を守る母親の愛(中丸子・佐藤利和)
狂ったように土手を逃げまどう馬(下沼部・熊澤てい)
起きなさい、空襲だよ、空襲!(下沼部・吉成義隆)
山王町一丁目で空襲に遭いました(上丸子山王・荻沼貞之)
住吉・今井地区
切り倒した桃の木に焼夷弾が(今井・田邊公男)
必死のバケツリレーで延焼を防ぐ(今井・小宮ひさ子)
空襲の恐ろしい思い出(今井・平間友子)
大型焼夷弾が我が家を直撃(今井・松原)
戦時下の体験と思い出(今井・伊藤文治)
二度と体験したくない恐ろしい出来事(今井・小島進)
4月15日蒲田で、5月25日(市ノ坪・山口八百子)
激しい空襲と本土決戦の演習体験(市ノ坪・鈴木正一)
彷徨う母と子供たち(木月一・鈴木政勝)
日記に見る空襲体験(木月一・福田正)
或る夜の出来事(木月一・徳植昇)
防空壕で神に無事を祈り続けた(木月一・中野幹夫)
三丁目の住宅10戸炎上(木月三・嵯峨野一平)
県道沿いの多くの家が焼けた(木月四・門井曻)
家が全焼して(西加瀬・野村武一)
戦争体験(西加瀬・松岡和子)
親から聞いた空襲の話(西加瀬・仁上勝之)
東京航空計器に勤めて(工場勤務・児林喜五郎)
三菱重工に勤めて(工場勤務・西村幸吉)
軍需工場への勤労動員(工場勤務・長良美樹子)
東京航空計器に勤務して(工場勤務・広瀬富三郎)
宮内・上小田中地域
10代の空襲体験(宮内・座談会)
家族はバラバラに、一人野川まで逃げる(上小田中・外山登)
子供3人と火の海の中を逃げまどう(上小田中・原チカ子)
橋場地区での空襲体験(橋場・本田マサ)
新城・下小田中・井田地域
37発の焼夷弾が・・・(新城・松原佳江)
小林くんとの永久の別れ(下小田中・布施喜作)
我が家は母が守った(下小田中・田辺進)
無一文から人生の始まり(井田・柳下宰太郎)
激しかった空襲と子犬のシロの思い出(井田・岡本あい子)

再びこのようなことが起こらないように
「会」の活動経過
参考文献
編集者・協力者