図書ガンソ アイドル アシタ マツコ ガ イタ ジダイ060008698

元祖アイドル「明日待子」がいた時代

サブタイトル1~10
ムーラン・ルージュ新宿座と仲間たち
編著者名
押田 信子 著者
出版者
育鵬社
出版年月
2022年(令和4年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
320p
ISBN
9784594091118
NDC(分類)
779
請求記号
779/A92
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
年表、参考文献あり
和書
目次

プロローグ
一三歳大志を抱いて東京へ
壮行会の夜

第一章 日本初のアイドル誕生
佐々木千里と浅草オペラ
浅草オペラ衰退が千里を動かす
ムーラン・ルージュ新宿座開設
劇団名はサトウハチローの手で

第二章 待子デビュー
あどけない、努力型の天才
『直八子供旅』で齋藤茂吉を泣かせる
私たちはお客に媚びない
学生のほか、文化人も虜に
熱狂するファンたち
『ムー哲』人気と待子
佐々木流集客のアイデア
雑誌やCMに引っ張りだこ
人気沸騰、待子とナナ子のコンビ
衣装を担当した森英恵

第三章 ムーランの人間模様
屋根裏の住人たちと待子
異彩を放つ家庭教師たち
手放しで褒められた待子の詩

第四章 ムーランの事件簿
歌姫とモダンボーイの心中事件
家庭教師伊馬の恋
男優たちのロマンス
人の好さと商才と
根こそぎ引き抜きに遭う
受難のムーラン
日本中を震撼とさせた、二・二六事件

第五章 時局と慰問
芝居に時局が反映される
ムーランにも検閲の手
映画出演と検閲
ラジオで中村メイコと共演
いよいよ進演劇統制
ムーランの恩人、菊池寛
慰問雑誌と待子
プロマイドによる銃後活動
壮行会後にそれは起こった
まっちゃん、死んでくれ
待子の満洲慰問
雑誌に掲載された待子の戦時中のエッセイ
赤い風車に撤去命令が下る
空襲警報に怯える踊り子たち
田辺茂一の空襲体験
文化立国の担い手になろう
作家たちの従軍

第六章 戦後のムーラン
ムーランから劇団小議会へ
静岡歌舞伎座への出演
明日待子の参加で「劇団小議会」がスタート
美空ひばり小議会の舞台に立つ
戦後初の文化祭に総出で参加
佐々木千里の誤算
ムーラン・ルージュ再び
明日待子一座
映画界での活躍
待子が語る思い出の仲間たち

第七章 札幌で第二の人生を始める
嫁いでみたが、大違いの現実
劇場のおかみさん稼業に精を出す
日本初『風と共に去りぬ』を上映
「キッチン アシタ」開店、日本舞踊の指導
大新宿まつりに参加
海外での公演も経験

あとがき

釜石時代 人物相関図
ムーラン・ルージュ新宿座 人物相関図
ムーラン・ルージュの仲間たち
ムーラン・ルージュ新宿座劇場プログラムグラフィティ
明日待子年表