図書シンジュク クシ060008629

新宿区史 第2巻

サブタイトル1~10
区成立五〇周年記念
編著者名
東京都新宿区 編集
出版者
新宿区
出版年月
1998年(平成10年)3月
大きさ(縦×横)cm
31×
ページ
660p
ISBN
NDC(分類)
213.6
請求記号
213.6/SH63/2
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

監修のことば(中邨章)
第1編 新宿区の歴史
はじめに

第1章 新しいまち新宿区のはじまり—昭和20年代
第1節 焼け野原から復興へ
1 廃墟になった東京と戦後事情
2 復興への手がかり
第2節 新宿区の誕生
1 3区の統合
2 区の役割と仕事
3 民主制度の開始—区長と区議会の選挙
4 区の誕生日を祝う
第3節 区民生活のはじまり
1 区民の生活をまもる
2 住宅事情の改善を図る
3 産業や商工業を育成する
第4節 新しい教育のスタート
1 六・三制に備える
2 教室の復旧
3 教育委員会のはじまり

第2章 拡大する新宿・変わる区政—昭和30年代
第1節 転換期を迎えた新宿区
1 変わる政治、拡大する経済
2 東京オリンピックと安保闘争
第2節 区民生活の質を高める
1 国民健康保険のスタート
2 保育園の増設
3 新しい学校のスタート
4 校外で授業を行う—臨海と林間施設
5 教育相談とひまわり学級
第3節 都市の基盤を整備する
1 新宿区総合発展計画促進会
2 地下鉄網の充実と新宿の交通ネットワーク
3 副都心開発のアイディアが生まれる
4 東京オリンピックと新宿

第3章 変動する新宿・複雑化する区政—昭和40年代
第1節 高度成長からオイルショックへ
1 革新自治体の登場と区政の特色
2 区長・助役の不在と区長公選の復活
第2節 福祉を充実する
1 高齢者にいきがいを
2 障害者のくらしを支える
3 女性の社会進出と保育園の役割
第3節 安心して暮らせるまちづくり
1 交通事故から区民をまもる
2 環境保護の制度をつくる
3 水害を防ぐ
第4節 地域の発展と商工業
1 広がる商業圏と地場産業の育成
2 消費者の保護
第5節 教育と文化行政を向上させる
1 内容の変わる教育施策
2 教育センターの開設
3 社会教育

第4章 財政事情の悪化と区政—昭和50年代の新宿
第1節 変わる世相、存在感が増す新宿
第2節 拡大する区の権限と財政事情の悪化
第3節 明るく住みよいまちをつくる
1 高齢者福祉を充実する
2 国際障害者年を出発点として
3 女性に対する福祉を拡大する
第4節 安全なまちをつくる
1 水害と防災対策
2 災害救助と民間協力
第5節 文化と教育のあふれるまちをつくる
1 跡地を有効に利用する
2 教育環境を整備する

第5章 山本区政の展開—昭和から平成へ
第1節 山本区政の背景—変わる世界と日本経済
第2節 区政のさまざまな取り組み
1 地価高騰と対策
2 新宿区の基本構想の策定
3 情報システムの開発と情報公開
4 コミュニティ活動の推進と各種計画
第3節 国際化とふれあい—国際交流と自治体提携
1 世界平和への新宿の願い
2 外国都市との交流
3 長野県高遠町との友好提携
第4節 快適なまち、魅力あるまちを生み出す
1 住民の結束と明るいまちづくり
2 定住化の促進
3 区民に健康回復と保養の場を
第5節 「心のはり」がもてる福祉
1 福祉の施設を建てる
2 福祉の制度を整備する
3 社会福祉計画をまとめる
第6節 活力にみちた産業のまち
1 都市に残る伝統産業をまもる
2 働く人々をまもる
第7節 安全なまちをつくる—治水対策
第8節 健康と学びと文化のまち
1 学校を取り巻く環境の変化
2 国際化と教育内容の変化
3 教育施設の充実
4 生涯学習への支援
5 歴史と文化をまもり伝えるまち

第6章 小野田区長と区政の現在—平成3年~
第1節 小野田区長の誕生と新都心の環境
1 政治の混乱と政治不信
2 阪神・淡路大震災と地下鉄サリン事件
第2節 小野田区政の課題
1 財政のひっ迫
2 新しい行政課題の表面化
3 新基本構想の検討と策定
第3節 新しい課題に対応する—条例等の策定
1 新宿区景観まちづくり条例
2 新宿区違法駐車等の防止に関する条例
3 新宿区行政手続条例
第4節 外国との交流を図る
第5節 おもいやりのあるまち
1 福祉の施設をつくる
2 生涯スポーツのすすめ
第6節 みどりのあるまち、環境のよいまちをつくる
1 ごみ問題を考える
2 リサイクルを進める
3 環境都市を宣言する、環境シンボルを決める
4 放置自転車に対応する
5 みどりのまちをつくる
第7節 人口変動への対応
1 新宿の人口の推移
2 夜間人口と昼間人口
3 生産年齢人口の減少と高齢者の増加
4 外国人人口の増加
5 人口の減少と区の対応
6 高齢化、少子化、昼間人口の増加への対応
おわりに
1 21世紀の新宿像—発想の転換と元気のある行政
2 これからの四つの課題—国際化、情報化、高齢化と財政ひっ迫

第2編 復興から発展へ
第1章 新宿区政の背景
第1節 焼け跡からの再出発(昭和20年代)
1 占領下での民主化
2 焦土のなかの区政
3 窮屈な新宿区の行財政
4 「自治体」をめざして
第2節 経済成長と新宿区政(昭和30年代)
1 1955年体制の成立
2 「政治の季節」から「経済の季節」へ
3 経済成長期の新宿の行財政
4 区長選出と特別区の性格
第3節 経済成長のひずみ(昭和40年代)
1 公害問題の深刻化
2 ごみ戦争
3 区長の選任と自治権拡充運動
4 経済の充実と新宿区の行財政
5 都と区の財政調整
6 新宿区基本構想の策定
第4節 経済不況と新宿区の変貌(昭和50年代)
1 スタグフレーション
2 “新”新宿区の誕生
3 “新都心”新宿
4 特別区を「市」に
5 経済不況下での新宿区の行財政
6 ポルノ規制の指導要綱
第5節 バブル経済と新宿区の変貌(昭和60年代~平成時代)
1 バブル経済と新宿区
2 新宿の変貌
3 地価高騰と新宿区政
4 山本区政の仕上げ
5 山本区政から小野田区政へ
6 1955年体制の崩壊
7 都区制度改革
第1章関連事業史
特別区制度改革のあゆみ

第2章 安らぎとふれあいのある暮らしを求めて
第1節 生活基盤の安定へ向けた住民と行政の活動(昭和20年代)
1 すべてが不足している区民の暮らし
2 区民を守る体制の確立
3 情報の確保
第2節 豊かな暮らしを求めて(昭和30年代ー40年代前半)
1 新天地「新宿」での暮らし
2 安心した暮らしの確保
3 情報化時代の前触れ
第3節 副都心への変貌と低成長期の区民生活(昭和40年代後半~50年代)
1 暮らすことから暮らしやすさへ
2 多様化する安全確保
3 情報化時代の到来
4 人間としての相互理解を目指して
第4節 心豊かな暮らしを目指して(昭和60年代~)
1 見直される「暮らし」
2 新たな安全の課題とその対策
3 マルチメディア・インターネット時代の到来
4 国際化の推進と恒久平和の願い
第2章関連事業史
1 ポルノ産業規制環境浄化対策
2 新宿文化センター建設経過
3 新宿駅周辺環境対策
4 大新宿まつり 各年のテーマと内容等
5 伊豆大島三原山大噴火と新宿区民、島民との交流
6 区民健康村(グリーンヒル八ケ岳)建設の経過
7 新宿区住宅マスタープラン策定経過

第3章 支えあい助けあう社会をめざして
第1節 戦後間もなくの区民生活と福祉(昭和20年代前半)
1 生活困窮者への緊急生活保護制度
2 生活保護法の制定と民生委員制度
3 終戦直後の混乱と児童福祉
4 引揚者対策
5 戦没者・遺家族援護
6 共同募金・厚生事業後援会
7 福祉事務所の設置
8 新宿区社会福祉協議会の設立と活動
第2節 復興期から高度成長期の福祉(昭和20年代後半~40年代)
1 国民健康保険制度とその推移
2 国民皆年金
3 母子福祉
4 婦人福祉
5 保育
6 生業資金貸し付けと公益質屋
7 新宿生活館事業
8 老人医療費助成制度
9 老人ホーム
10 老人福祉電話
11 青少年対策
12 昭和40年代の社会福祉施策の概況
第3節 低成長期の福祉政策再編(昭和50年代)
1 低成長期の福祉政策
2 昭和50年代の社会福祉施策の動向
3 国際障害者年・新宿区行動計画
第4節 高齢化社会の到来と新宿区の福祉(昭和60年代~平成時代)
1 社会福祉制度の再編成
2 「高齢化社会」から「高齢社会」へ
3 高齢者福祉政策の展開
4 新宿区社会福祉計画の策定
5 新宿区福祉公社の設立と活動
6 福祉部門の組織改正
7 地域福祉のネットワーク
8 福祉のまちづくり
9 障害者福祉の動向と現況
10 児童福祉の動向と現況
11 ひとり親家庭・女性の福祉
12 低所得者層・住所不定者への福祉
13 国民年金の制度改正と概況
14 国民健康保険の制度改正と現況
15 「戸山人骨」問題の経緯
第3章関連事業史
新宿区学童クラブの歴史

第4章 区民生活の変化と環境・衛生
第1節 戦後の復興期と区民生活(昭和20年代)
1 戦後新宿の結核・伝染病対策と保健衛生
2 終戦直後の新宿の環境衛生
第2節 東京オリンピックと高度経済成長(昭和30年代)
1 新生活運動協議会と首都美化運動
2 みどりの回復と害虫の駆除
3 環境・衛生状況向上への努力
4 交通集中による環境の変化と区民生活
第3節 公害問題の発生と行政の対応(昭和40年代)
1 新宿区基本構想と環境整備
2 焦点となった新宿区の公害問題
3 環境美化の増進とみどりの実態調査
4 ごみ問題の深刻化と対策
第4節 環境保全とまちづくり(昭和50年代)
1 新しい環境問題と区民生活
2 繁華街の拡大と食品衛生・生活環境保全
3 清掃事業と新宿区
4 第2次緑の実態調査と公共施設・道路の緑化
5 都市問題とホームレス
第5節 新宿の変容と区民生活(昭和60年代)
1 都庁移転・副都心開発で変わる新宿の環境
2 公園の確保と整備
3 駅周辺の環境対策と放置自転車対策
第6節 新しい新宿と区民(平成元年~)
1 首都東京の顔となった新宿のまちと環境
2 「みどり元年」と「みどりの基本計画」の具体化
3 ごみ減量運動とリサイクル
4 「生物の生息できる環境の保全」へ
5 新しい新宿のまちと区民生活

第5章 商業都市と地場産業の共存する街
第1節 戦災からの商工業復興(昭和20年代)
1 食糧不足
2 インフレ対策
3 商工業の再開
4 中小企業金融対策
第2節 経済成長期をむかえて(昭和30~40年代前半)
1 工業の成長
2 商業の推移
3 商業の大規模化と商店会活動
4 商工業の育成
第3節 オイルショックを乗り越えて(昭和40年代後半~50年代)
1 地場産業の振興
2 商業活性化への模索
3 中小企業対策と商工業融資
4 消費者行政と区民生活
第4節 現代の地場産業と拡大する新宿商業圏(昭和60年代~)
1 地場産業振興と対策
2 都心型商業の展開
3 魅力ある商工業をめざして
第5章関連事業史
1 新宿区百貨店と商業ビルの変遷
2 百貨店等の新宿地区開業時調べ

第6章 新宿のまちづくり50年
第1節 ヤミ市の新宿(昭和20年代)
1 新宿区の戦災とその影響
2 戦災復興都市計画の経緯
3 都区内の道路と橋梁
4 戦後期の交通
5 ヤミ市と商業街区の復興
6 住宅難と復興
第2節 高度成長期の新宿区(昭和30年代)
1 昭和30年代の新宿区
2 都市整備への動き
3 高速道路の時代
4 区内の道路整備
5 鉄道と鉄道駅の整備
6 新宿副都心計画の経緯
第3節 新宿副都心の建設(昭和40年代)
1 昭和40年代の新宿区
2 新宿副都心時代の始まり
3 超高層ビルの出現
4 道路と交通事情
5 都電とトロリーバスの廃止
6 区内における公園の整備
第4節 マイタウン構想と新宿区(昭和50年代)
1 昭和50年代の新宿区とマイタウン東京構想
2 鉄道の状況—地下鉄新宿線と埼京線
3 新宿駅周辺地域の変貌
4 新宿区内の高層化と対策
5 百人町三・四丁目地区の再開発
6 東京薬科大学の移転と跡地利用
第5節 新宿新都心の時代(昭和60年代~)
1 昭和60年代以降の新宿区
2 東京都庁舎の新宿移転
3 都営地下鉄12号線・営団地下鉄13号線・西新宿駅の建設
4 地価の高騰
5 新宿区における都市整備
6 新宿区の住宅政策と定住化対策
7 新宿区の緑と景観
8 新宿区内における都市再開発事業
第6節 新宿区の防災とライフ・ライン
1 戦災とライフ・ライン
2 上水道
3 下水道
4 ガスと電力
5 新宿の地域冷暖房システム
6 新宿区内の水害と防災対策
7 総合治水対策
8 震災への対策—初期消火対策とブロック塀対策
9 区立防災センターと災害情報支援システム
第6章関連事業史
1 淀橋浄水場移転計画
2 首都圏私鉄(座席指定列車)年表
3 戸山ハイツ住宅建替計画の主なる経過
4 地下鉄の計画
5 市街地再開発事業地区概要
6 東京薬科大学跡地利用経過
7 通勤新線(埼玉線)新宿駅誘致運動
8 オリエンタル写真工業(株)跡地利用経過
9 西戸山タワーホームズ事業計画の主なる経過等
10 新宿区都市マスタープランの策定経過
11 神田川の名称経過について
12 新宿の高層ビル

第7章 新宿区の教育と文化
第1節 新たな教育制度での出発(昭和20年代)
1 前史—青空教室からの出発
2 新宿区の成立と新しい教育制度
3 社会教育の出発
第2節 より充実した教育環境を求めて(昭和30~40年代)
1 学校施設と教育内容の充実
2 社会教育の本格的取り組み
第3節 発展と変化の中の教育(昭和50年代)
1 学校施設の更新と教育活動の活性化
2 社会教育から生涯学習への発展
第4節 学び合い創り出す街を目指して(昭和60年~平成8年)
1 再編を迫られる学校教育制度
2 生涯学習の充実
3 新宿と大衆文化(通史)
第7章関連事業史
区立女神湖高原学園建設経過

第2巻参考文献
執筆分担
図版・写真など提供協力者・協力機関一覧
第2巻口絵図版一覧
第2巻図版・図表・写真索引
新宿区史編さん組織
編さんを終えて