図書センカ ト ウエ060008600

戦禍と飢え

サブタイトル1~10
宜野湾市民が綴る戦争体験
編著者名
宜野湾がじゅまる会 編集・発行
出版者
宜野湾市がじゅまる会
出版年月
1979年(昭和54年)4月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
363p
ISBN
NDC(分類)
219.9
請求記号
219.9/G46
保管場所
閉架一般
内容注記
年表、図版あり
和書
目次

一、推せんのことば(沖縄県教育長・前田功)
ニ、まえがき(仲村元惟)
三、宜野湾村での戦争の足あと(仲村元惟)

沖縄現地体験
一、自決の瞬間に家族の面影(伊波寛子)
ニ、死線を越えるまで
三、避難壕にも機銃掃射-カーグムヤーのガマから捕虜-(比嘉盛栄)
四、大東亜戦争が教えたもの(嘉数芳子)
五、大山海岸は米艦船で覆い尽くす 家族もろとも今帰仁に疎開(知念清一)
六、壕の中で水サカズキ ”決戦の日近し”に住民は覚悟(宮城真英)
七、いまだ還らぬ夫の骨(仲村ヒデ)
八、無数の人が土手を枕に黒こげ(山城要一)
九、砲弾の雨をくぐって疎開(花城清秀)
十、嘉数部落、一瞬のうちに火の海(普天間京子)
十一、私の戦争体験(松川正義)
十二、死を覚悟してステッキに白タオル(国吉真光)
十三、涙をのんで並松を伐採(仲村春英)
十四、日本軍から追い出された民間人(新田シズ)
十五、壕の中で多数の人が生き埋め(仲村春朗)
十六、東伊佐ガマの日本兵(玉寄長太郎)
十七、「渡嘉敷島」での戦時日記(崎間義郷)
十八、沖縄戦記「南国琉球」(陸軍某曹長)
十九、防衛中隊長として(米須清與)
二十、御神体と共に戦時避難から復興まで(新垣義志)
二一、全身に肉片を浴びる(比嘉登美子)

県外での体験
一、不気味なB29の轟音-横浜での戦争体験-(当間芳子)
ニ、空一面に黒いきのこ雲 悲惨だった長崎の原爆投下(比嘉定彦)
三、宜野湾から五七人が坪谷校へ-疎開学童を引率して-(大里朝宏)
四、戦争で家族七人を失う(大宜見朝徳)
五、川崎市の爆撃 十五歳で軍需工場へ(普天間朝智)
六、苦しかった宮崎での二年間 「伏見丸」で学童疎開(宮城清康)
七、二十四時間体制で増産 沖縄から軍需工場に動員(安仁屋真現)
八、”地獄”だった疎開生活(伊佐川寛)
九、竹の茶碗に一膳めし 疎開学童の台所を担当して(前田明子)
十、広島での被爆者救助(屋良朝光)

資料
一、普天間マリン基地の略歴
ニ、宜野湾村に関する戦時年表
三、米軍沖縄進入図
四、壕の種類(新垣義夫)
五、宜野湾村内避難洞窟分布図(新垣義夫)
宜野湾市内避難洞穴リスト
六、宜野湾市内慰霊塔(グラビア)

あとがき
編集委員