金武町史 第二巻
口絵
凡例
第一章 一般住民の戦争体験
生きるも死ぬも・・・(宜野座タミ)
徴用の日々(宮城千代子)
私は「スキヤキ」?(伊芸文英)
「かしらー・右!」「前向けー・前!」(宜野座静子)
陸軍歩兵大尉・伊芸清昌(伊藤ミネ)
サラサラと落ちていく蛆虫(仲間春子)
こんな大金を・・・(本村シゲ)
財産をどうするか(奥間安子)
谷間に多くの死体が(宮城文子)
我が家の前に飛行機が(花城清徳)
驚きの生徒たちの基礎学力の欠如(岡村洋一)
「決断と行動」それが運命の分かれ目(仲間敏之)
赤い色をしたアルコール(中田サダ・當山チエ子)
学徒兵からCP〈シビリアンポリス)へ(奥間英一)
どこで戦死したのかも・・・(屋比久孟三)
久志の叔母を頼って(仲間辰男)
兄さんもあんなふうに・・・(喜瀬美代子)
あやうく難を逃れる(前田文子)
忙しくて、忙しくて・・・(仲田美代子)
年配の応召兵が・・・(奥間義利)
兄の遺骨(伊芸良子)
ちょうど米軍と友軍の間に(中村誠勇)
百聞は一見に如かず(安富祖スエ)
小さな戦争体験(神谷美代)
アメリカーが、そこまで来ている(石川進)
「浦添村澤岻方面にて戦死」とだけ・・・(山里ハツ)
真っ黒な死体となっていた(仲間ヨシ)
なせ夫だけが・・・(仲間ナベ)
摩文仁村米須にて被弾・戦史(与那城ウシ)
私の家は慰安所だった(宮城英子)
われら少年監視隊員(与那城剛)
久志は大丈夫かな・・・(前田真一・前田チヨ)
箸とらば、天土御代の御恵み(池原秀光)
「あの肉片が・・・」と思うと(新垣文子)
絶対に連れて行くな!(安里豊一)
四月四日、疎開先屋嘉をサバニで脱出(西銘文栄)
あっという間に伯母と従姉妹たちが・・・(西銘初枝、西銘貞子)
第二章 移民先での戦争体験
勝男・律子・妙子・貞男・そして智枝子(与那嶺モト)
ほんとうに戦争なのか(仲間保善)
それでもフィリピンは・・・(仲間貞男)
二〇キロ地点まで・・・(奥間貞子)
二人の息子を・・・(山城カマ)
年のころは七歳前後だろうか(仲間千代)
鏡に映る姿は・・・(仲間カマド)
帰り道、兄と甥が・・・(我謝ウシ)
おじいさん、おばあさん、神様・・・(宜野座栄・寄稿)
軍需景気に誘われて(佐久本エミ)
功とふたりだけ(宜野座アキ)
第三章 軍人たちの戦争体験
楽しみは何もなかった(仲田山造)
地獄のビルマ戦線(山城重幸)
ベトナム・マレー・シンガポール・スマトラ(比嘉萬栄)
三〇歳の海軍二等兵機関兵(宜野座武雄)
上等兵曹が飯アゲを・・・(仲間伝政)
それだけは、絶対に教えるわけにはいかなかった(仲間辰次)
兵役・入営から終戦・復員まで(大代孝太郎・自伝『牛歩』より)
三二歳の陸軍二等兵(前田松次)
泣く子もだまる「これが関東軍のピンタだ!」(平野善太郎)
支那派遣総軍・第十二軍・・・(山内義夫)
関特演〈関東軍特別大演習〉以来の四年兵(吉野勲)
大日本帝国海軍とともに(上原政徳)
不動ノ姿勢ハ軍人基本ノ姿勢ナリ(前田安雄)
軍隊のこと(安富昇・自伝『ちんやんばるう』より)
「時間の問題だな・・・」(伊芸万亀)
クルチィ、トゥラチェンソーリ(大城孝進)
もしや伊江島では・・・(宜志富紹徳)
ハワイに行った防衛隊・・・(花城文進)
われら、防衛隊・・・(前田寓)
倒れ込んだまま焼けている(島本光貴)
無念!三月十四日(村上治夫)
後は貴様にまかせる!(仲間平勇)
応召(吉野毅)
命の恩人(仲間和夫・仲間巖・大城和正)
一足先に神様が・・・(大城好枝)
なびく黒髪、きりりと結び(前田文子・西平スミ)
第四章 捕虜の体験
捕虜番号が身分証明になった(仲間忠雄)
将校、ぬ本、沖縄、腸戦隊に四別(松岡政幸)
殺されるかもしれないと不安(識名萬助)
日本兵・それぞれの屋嘉捕虜収容所(本土出身元日本兵捕虜)