新長崎市史 第4巻
刊行にあたって
はじめに
凡例
序章 平和都市長崎の展開
第1節 被爆と平和都市建設
1 戦後復興と国際文化都市建設
2 平和運動への取組み
第2節 経済の拡大と構造変化
1 経済再建と貿易
2 工業の発展と長崎外港計画
3 観光長崎の発展
4 世界の構造変化と長崎経済
第3節 市勢の動向と諸課題
1 人口の増減と市域の拡大
2 市街地の拡大と都心部の整備
3 少子高齢化とまちづくりの課題
第1章 戦後復興と民主化
第1節 降伏・占領から軍政/民事管理へ
1 対長崎(地区)占領作戦
2 長崎における軍政/民事管理
3 長崎民事部への再編から講和
第2節 原爆被災と対応
1 原爆投下と被災状況
(1) 原爆投下の経緯と全容
(2) 中心市街地の火災等
2 救援と医療救護
(1) 爆心地の惨状と救援活動
(2) 救護所等における医療救護活動
(3) 被爆後の生活
第3節 終戦から混乱期の長崎
1 終戦直後の長崎
(1) 終戦時の長崎
(2) 占領軍の受入れ
2 混乱期の岡田市政
(1) 岡田市長再任と機構改革
(2) 復員・引揚と食糧危機
(3) 簡易住宅建設と戦災復興計画
(4) 民主化の進展と地方自治
(5) 政治改革と衆議院議員総選挙
第4節 市長公選と国際文化都市建設
1 大橋市政の誕生と展開
(1) 公選市長の誕生と国際情勢の変化
(2) 生活の安定と経済の復興
(3) 国際文化都市建設法の制定
2 財政支出の膨張と対策
(1) 財政支出の膨張とドッジ・ライン
(2) 県への長崎港移管と競輪事業
第5節 主権回復後の長崎
1 田川市政の誕生と展開
(1) 田川市政の誕生と戦後の決算
(2) 人口の増加と生活水準の確保
(3) 産業の復興と産業政策
(4) 昭和30年の長崎
2 財政の需要拡大とひっ迫
第6節 市域の拡大
1 昭和の大合併と市域の拡大
(1) 第4次市域拡張
(2) 昭和の大合併
(3) 第5次市域拡張
(4) 第6次市域拡張
2 福田村の概要
(1) 地勢と沿革
(2) 産業等と長崎市との関係
3 深堀村の概要
(1) 地勢と沿革
(2) 産業等と長崎市との関係
4 日見村の概要
(1) 地勢と沿革
(2) 産業等と長崎市との関係
第7節 戦災復興と国際文化都市建設事業
1 戦災復興計画
(1) 戦災復興計画
(2) 戦災復興土地区画整理事業
2 国際文化都市建設等
(1) 国際文化都市建設計画の策定
(2) 西浦上土地区画整理事業
(3) 出島土地区画整理事業
(4) 道路の整備と防火建築帯の指定
(5) 不法建築物撤去と春雨通り問題
(6) 長崎港の整備
3 生活基盤等の確保
(1) 路面電車の復興
(2) 住宅の建設
(3) 上水道の整備
第8節 平和への取組みと国際交流
1 戦災殉難者鎮魂と平和祈念式典
2 被爆者支援と平和運動の萌芽
(1) 被爆者支援の始まり
(2) 戦後初期の平和運動
(3) ビキニ事件と原水爆禁止運動
3 被爆調査と資料収集
(1) 終戦直後の調査
(2) 原爆資料保存委員会の設置
(3) 原爆文学と原爆映画
4 国際交流の再開
(1) 占領下の国際交流
(2) ヘレン・ケラーの来崎
(3) セントポール市との姉妹都市提携
第9節 経済の混乱と復興
1 昭和20年代の長崎経済
(1) 戦後の長崎経済の構造
(2) 経済復興の足音
(3) インフレとドッジ・ライン
(4) 朝鮮戦争特需と平和条約締結
(5) 長崎経済の回復状況
2 製造業の復興
(1) 製造業全体の状況
(2) 大型造船業
(3) 中小型造船業
(4) 金属工業
(5) 電気機械工業
(6) 水産関連産業
3 貿易の再開
(1) 戦後の貿易構造
(2) 昭和20年代の貿易
4 戦後復興と石炭鉱業の再編
(1) 終戦前後の産炭状況
(2) 傾斜生産方式による石炭の復興
(3) ドッジ・ライン不況とレッドパージ
(4) 朝鮮戦争特需と反動不況
(5) 長崎の炭鉱の動向
5 水産業の復興
(1) 漁業制度改革と水産統制
(2) 漁業の戦後復興
(3) イワシ漁業の勃興と転換
(4) 以西底曳網漁業の復興と発達
(5) 長崎魚市場の再開と復興
6 農地改革と農業復興
(1) 農地改革
(2) 農業団体の再編
(3) 農業改良普及事業
(4) 食糧の強制供出
7 観光の基盤形成
(1) ザビエル渡来400年祭
(2) 新日本観光地百選と観光長崎の復活
(3) 国際文化都市建設と観光の理念
8 復興資金供給と金融機関
(1) インフレと新円切替え
(2) 戦時補償打切りと金融体制確立
9 労働運動の復活
(1) 民主化と労働組合の結成
(2) 労働運動激化とGHQの方針転換
(3) 労働組合法の改正と労働運動
第10節 市民生活の困窮と安定
1 物資不足とインフレ
(1) 食糧と衣料品等の不足
(2) インフレの激化
2 商業の混乱と復興
(1) ヤミ市の拡大と衰退
(2) 公設市場の隆盛
(3) 商店街の苦境と復興
3 市民を元気づけた娯楽
(1) 復興祭と長崎港祭り
(2) ダンスホールと歓楽街
(3) スポーツの復活
4 困窮者の保護
(1) 深刻化する貧困と福祉
(2) 福祉3法の確立と展開
5 犯罪の増加と治安対策
(1) 犯罪の増加と治安対策
(2) 非行の防止と健全育成
6 終戦後の公衆衛生と医療
(1) 終戦直後の衛生と医療
(2) 医療施設の再建と新設
(3) 保健所の設置
7 戦後改革と女性の解放
(1) 婦人参政権と女性議員
(2) 新しい女性団体の活動
(3) 公娼制度の廃止
第11節 民主化と新たな教育
1 戦後の教育改革と教育再建
2 六・三・三・四制の実施
3 公選制教育委員会の誕生
4 幼児教育の基盤形成
(1) 幼稚園
(2) 保育所
5 特殊教育の開始
6 黎明期の社会教育
(1) 戦後社会教育の黎明
(2) 社会教育の確立
第2章 高度成長の光と影
第1節 拡大期の長崎市政
1 都市化の進展と市政
(1) 市政を取り巻く環境
(2) 田川市政による都市改造
(3) 諸谷市政による広域産業都市
(4) 交通事故対策と市営交通船廃止
(5) 水不足と公害問題
(6) 市民社会の変化と対応
2 財政の膨張と構造変化
(1) 財政の膨張と歳入構造
(2) 歳出構造の変化
第2節 市域の拡大
1 第7次・第8次市域拡張
2 茂木町の概要
(1) 地勢と沿革
(2) 産業等と長崎市との関係
3 式見村の概要
(1) 地勢と沿革
(2) 産業等と長崎市との関係
4 東長崎町の概要
(1) 地勢と沿革
(2) 産業等と長崎市との関係
第3節 市街地拡大と都市基盤の整備
1 長崎国際文化センター構想
2 新市街地整備と都市改造
(1) 北部の新市街地整備
(2) 都市改造事業
(3) 防火地域の拡大
3 郊外団地の形成
(1) 人口の増加と市街地の拡大
(2) 住宅ブームと郊外開発本格化
(3) 滑石団地と女の都団地等の開発
(4) マイホーム時代の到来
4 車社会の到来と交通環境の整備
(1) 高速輸送時代の幕開け
(2) 交通戦争と道路整備
(3) バス路線の拡大と路面電車
5 都市問題と生活環境改善
(1) 下水道の整備
(2) ゴミ問題への対処
(3) 風致地区設定と公園整備
6 長崎港と外港計画
(1) 小ヶ倉海面埋立事業
(2) 第1次長崎外港計画
(3) 第2次長崎外港計画
(4) 長崎漁港尾上岸壁の建設
第4節 急拡大する長崎経済
1 日本経済の拡大と長崎
2 大型造船業の躍進
(1) 進水量世界一の達成
(2) 大型タンカーブームと香焼進出
(3) 貿易摩擦拡大と為替変動相場制移行
(4) 機械部門の伸張
3 その他製造業の動向
(1) 中小型造船業の発展
(2) 金属工業の発展と変容
(3) 電気機械工業の発展
4 高度成長と貿易
(1) 船舶輸出と貿易の増加
(2) 中国貿易再開への取組み
5 転換期の石炭鉱業
(1) 経済成長とエネルギー革命
(2) 石炭鉱業の合理化と縮小
(3) 長崎の炭鉱の動向
6 水産業の拡大
(1) 漁業の発展と近代化
(2) まき網漁業の展開
(3) 以西底曳網漁業の発展
(4) 長崎魚市場の中ノ島移転
(5) 水産加工業の発展
7 地域農業の展開
(1) 地域農業の拡大と構造改善事業
(2) 農産物の生産動向
(3) 米の生産調整
8 黄金期の長崎観光
(1) 観光ブームの到来
(2) 市の観光政策
(3) グラバー邸公開と稲佐山整備
(4) 国際クルーズの先がけ
9 金融自由化と証券ブーム
(1) 金融の規制緩和と長崎
(2) 証券ブームと長崎
10 高度成長と労働運動
(1) 経済成長と春闘の展開
(2) 春闘の定着と労働力不足
第5節 経済成長と市民社会
1 所得向上と生活様式の変化
(1) 就業構造の変化と所得向上
(2) 高度化する商業
(3) 市民のレジャーと娯楽
(4) 東京オリンピックと長崎国体
2 福祉6法と国民皆保険、皆年金
(1) 福祉6法体制と福祉の充実
(2) 国民皆保険、皆年金の実現
3 生活の変化と女性の社会進出
(1) 高度経済成長と女性の生活
(2) 女性の労働環境改善
(3) 女性の政治参加
(4) 女性団体の活動
4 売春防止法と女性の人権
5 保健医療の拡充
(1) 保健医療体制の拡充
(2) 原爆医療法の制定
(3) 原爆病院の設置
第6節 児童生徒増加と教育の充実
1 二部授業解消と学校新設
2 進学率上昇と高等学校増設
3 学力テストと勤務評定
4 拡大する幼児教育
(1) 幼稚園
(2) 保育所
5 特殊教育の拡充
6 社会教育の基盤強化
(1) 成人教育と青少年育成
(2) 社会体育と視聴覚教育
第7節 平和運動の進展
1 原水爆禁止運動の高揚
(1) 広島での原水爆禁止世界大会
(2) 原水爆禁止世界大会の長崎開催
(3) 原水爆禁止運動の分裂
(4) 核実験に対する市の抗議活動
2 被爆者支援の本格化
(1) 原爆医療法と原爆特別措置法
(2) 被爆者の治療と養護
(3) 被爆者の健康調査
3 被爆資料の継承と平和教育
(1) 浦上天主堂の保存問題
(2) 原爆被災の復元運動
(3) 被爆体験記と長崎の証言の会
(4) 平和教育の取組み
第8節 国際交流の推進
1 国際交流の推進
2 日中交流の模索と国交正常化
(1) 2つの中国と長崎国旗事件
(2) 日中国交正常化と長崎
第3章 経済の成熟と福祉社会
第1節 転換期の長崎市政
1 諸谷市政による福祉政策
(1) 福祉元年と長崎の環境
(2) 造船不況の影響と高齢化
(3) 福祉政策への取組み
2 都市基盤整備の取組み
(1) 郊外団地の造成と行政対応
(2) 交通渋滞と都心部の基盤整備
(3) 長崎大水害と防災都市づくり
3 財政悪化と行財政改革
(1) 景気低迷と財政の悪化
(2) 行財政改革への取組み
(3) 予算配分と執行体制
第2節 市域の拡大
1 第9・10次市域拡張
2 三重村の概要
(1) 地勢と沿革
(2) 産業等と長崎市との関係
第3節 都市再生構想の展開
1 成熟社会と都市像
2 交通ネットワークの整備
(1) 広域および都市圏道路網の整備
(2) 幹線道路網の整備
(3) 公共交通網の整備
3 潤いのあるまちづくり
(1) 郊外化の進展と東長崎開発
(2) 乱開発の防止とマンション規制
(3) 自然や景観を活かすまちづくり
4 21世紀への都市再開発構想
(1) メトロポリス構想
(2) ナガサキ・アーバン・ルネッサンス構想
(3) 千歳地区市街地再開発事業
5 上下水道の整備
(1) 上水道の整備
(2) 下水道の整備
6 ゴミ処理問題への取組み
(1) ゴミ戦争と公害防止協定
(2) し尿処理の改善
7 長崎港の再開発
(1) 第2次外港計画の展開
(2) 新長崎漁港の建設
(3) 内港部の再生計画
(4) 長崎臨港線の廃止
第4節 長崎大水害と防災都市建設
1 豪雨水害と対応
(1) 水害の発生と初動対応
(2) 報道機関と市民の対応
2 被害概要と復旧状況
(1) 被害の概要
(2) 土砂災害の特徴
(3) 河川災害と都市機能の喪失
(4) 復旧への歩み
3 水害の教訓と防災都市づくり
(1) 防災都市構想の推進
(2) 水害の教訓とその後の対応
第5節 低成長下の長崎経済
1 石油危機と長崎経済
(1) 変動相場制移行と石油危機
(2) 造船不況と長崎経済
(3) 「特定不況地域」への指定
(4) 工業団地の造成と企業誘致
2 大型造船業の低迷と革新
(1) 造船部門の不振と対応
(2) 火力プラントの輸出拡大
3 その他製造業の動向
(1) 中小型造船業
(2) 金属工業
(3) 電気機械工業
4 円高の進行と貿易
5 石炭鉱業の終焉
(1) 石油危機後の石炭政策
(2) 長崎の炭鉱の動向
(3) 閉山後の地域社会と振興策
(4) 現代によみがえる軍艦島
6 水産業の展開
(1) 石油危機後の漁業動向
(2) 魚類養殖業と栽培漁業の発展
(3) まき網漁業の展開
(4) 以西底曳網漁業の縮小と再編
(5) 鮮魚流通の変革
(6) 水産加工業の展開
7 農業再編への取組み
(1) みかんの転作
(2) びわといちごの振興
(3) 畜産の衰退
(4) 農業離れと後継者育成
8 観光の拡大とかげり
(1) 石油危機と長崎観光
(2) 観光基盤と施設の整備
(3) 観光の構造変化
(4) 観光推進の新たな担い手
9 金融自由化と貸出の増加
10 低成長経済と労働運動の動向
(1) 石油危機後の労働環境
(2) 労働運動の変化
第6節 経済の成熟と市民社会
1 狂乱物価と価値観の多様化
(1) 2度の石油危機と物価上昇
(2) 所得の低迷とモノ離れ
(3) 核家族化と社会の流動化
2 消費行動の変化と商業
(1) 個の社会と商業
(2) モノ離れと商店街
3 福祉の時代とその動向
(1) 福祉の時代の到来
(2) 高齢化の進行と対応
(3) 障害者福祉運動の発展
(4) 少子化と児童福祉
4 女性差別撤廃に向けて
(1) 国際婦人年と行政の動き
(2) 女性団体の多様な活動
5 保健医療の質的向上
(1) 医療体制の拡充
(2) 行政改革と市立病院一元化
第7節 教育の環境変化と転換
1 少子化の始まりと高学歴化
2 荒れる学校と対策
3 核家族化と幼児教育
(1) 幼児教育を取り巻く環境
(2) 幼稚園
(3) 保育所
4 特殊教育の多様化
(1) 障害児保育と特殊学級の多様化
(2) 養護学校の義務制と交流教育
5 生涯教育の導入
(1) 公民館の整備と社会教育
(2) 生涯教育の模索
(3) 青少年の健全育成
(4) 社会体育と視聴覚教育
第8節 平和運動の広がり
1 被爆30周年と平和運動の広がり
(1) 被爆30周年の取組み
(2) 市民団体による平和運動の台頭
(3) 自治体の平和活動の進展
2 国際的な連携の強化
(1) 海外での原爆展の開催
(2) 国連への核兵器廃絶要請
(3) 国連軍縮特別総会への参加
3 被爆者援護の拡充
4 国際文化会館拡充と原爆戦災誌発刊
(1) 原爆資料展示の拡充
(2) 長崎原爆戦災誌の編さん
第9節 国際交流の拡大
1 国際交流の拡大
2 日中交流の拡大と長崎
(1) 福州市との友好都市締結
(2) 在長崎中国総領事館の開設
第4章 社会構造の変化と新長崎市
第1節 社会構這の変化と長崎市政
1 冷戦の終結と地方政治の課題
2 本島市政の課題と展開
(1) 天皇の戦争責任発言と銃撃事件
(2) 都市基盤の形成
(3) 新たなまちづくりと旅博
3 伊藤市政の誕生と展開
(1) 被爆50周年と平和推進
(2) 少子高齢化の進展とまちづくり
(3) 都心部の整備とさるく観光
(4) 長期不況への対策
(5) 行財政改革と透明化
第2節 新長崎市の誕生
1 平成の大合併
(1) 市町村合併の推進
(2) 合併に関する長崎市の動き
(3) 1市6町による合併協議
(4) 琴海町との合併協議
(5) 合併後の体制と効果
2 田上市政の誕生と展開
(1) 伊藤市長銃撃事件と田上市政の誕生
(2) 大交流時代と長崎
第3節 まちづくりの展開
1 まちづくりを取り巻く環境
2 新たなまちづくりの動向
(1) マスタープランと再開発方針
(2) 都心再開発の続行
(3) 市街地再開発事業
(4) 地域住宅計画
(5) 斜面地のまちづくり
(6) コンパクトシティとまちなか再生
3 交通体系の新展開
(1) 道路網の充実
(2) 交通環境の変化と公共交通網
4 環境変化と都市基盤形成
(1) 上下水道事業マスタープラン
(2) ゴミ問題への取組み
(3) 緑の基本計画と公園整備
5 長崎港内港部の再生
(1) アーバン・ルネッサンス構想の展開
(2) 新たな計画の始動
第4節 軽済構這の変化と長崎経済
1 バブル経済と新産業の伸張
(1) バブルの生成と崩壊
(2) 金融機関の再編
(3) 建設業の繁栄と低迷
(4) 新たな産業の伸張
2 大型造船業の新展開
(1) 大型豪華客船の建造
(2) エネルギー多様化への取組み
3 その他製造業の現状
(1) 中小型造船業
(2) 電気機械工業
4 地場産業の現状
(1) 長崎の地場産業概観
(2) 水産加工業の動向
(3) からすみの生産
(4) べっ甲産業の動向
5 貿易の現状
6 水産業の現状
(1) 水産業の環境変化と漁業の衰退
(2) まき網漁業の動向
(3) 以西底曳網漁業の衰退
(4) 新長崎漁港への移転
(5) 水産加工業の変化
7 農業の現状
(5) 農産物の輸入自由化
(2) 認定農業者制度の導入
(3) 耕作放棄地の増加と活用
(4) 地産地消の取組み
(5) 農協の再編
8 革新期の観光
(1) 環境の変化と長崎観光
(2) 長崎「旅」博覧会とハウステンボス
(3) 華僑文化とランタンフェスティバル
(4) ながさき阿蘭陀年の開催
(5) 長崎さるく博’06とその後
(6) 歴史文化の発掘と整備
(7) 国際観光の進展
9 雇用環境の変化と労働運動
(1) バブル崩壊後の雇用情勢
(2) 労働運動の現状
第5節 少子高齢化と市民社会
1 自立する市民と社会参加
(1) 市民の社会活動
(2) 行政と市民参加
2 経済環境の変化と市民生活
(1) デフレと所得減少
(2) インターネットの発達と市民生活
3 人口減少と商店街
4 介護保険導入と障害者の自立
(1) 急激な高齢化と介護保険導入
(2) 障害者福祉の新展開
(3) 生活保護費の増加
5 保健医療の効率化と再編
(1) 市立病院等の改革と再編
(2) 新市立病院の建設
(3) 食中毒と食の安全への対応
6 少子化と子育て支援
(1) 少子化の現状と課題
(2) 子育て支援の展開
7 男女共同参画社会への取組み
(1) 女性センター設置と男女共同参画
(2) 女性の労働環境の変化
(3) 女性団体の活動
(4) ドメスティック・バイオレンスの防止
第6節 少子化等と教育の再騙
1 少子化と合併による学校の再編
2 学校選択制度の導入と心の教育
3 幼児教育と幼保一体化
4 特殊教育から特別支援教育へ
5 社会教育の変容
(1) 生涯学習の進展と施設の拡充
(2) 総合行政化と社会教育の変容
第7節 平和運動の国際的展開
1 冷戦終結と国際的平和運動
(1) 核兵器廃絶の国際的取組み
(2) 原爆展と平和祈念式典の国際化
2 非核宣言と平和市長会議
(1) 自治体の非核宣言と平和市長会議
(2) 市の平和推進体制の強化
3 NGOの平和運動の広がり
(1) ながさき平和大集会と高校生平和大使
(2) 核兵器廃絶一地球市民集会ナガサキ
(3) 長崎平和資料館と長崎平和研究所
4 平和教育の現状
(1) 学校等における平和教育
(2) 長崎平和推進協会の継承活動等
5 被爆者援護注と在外被爆者の支援
(1) 被爆者援護法成立と被爆地域拡大
(2) 在外被爆者の支援
第8節 国際交流の新たな展開
1 国際交流の新たな展開
2 日中交流の深化と長崎
(1) 経済交流の拡大
(2) 国際観光時代の幕開け
第5章 現代長崎の変化
第1節 年中行事等
1 新春から春の行事
2 夏の行事
3 秋から年末の行事
4 長崎くんち
(1) くんちの概要
(2) 昭和20年代のくんち
(3) 昭和30、40年代のくんち
(4) 昭和30年以降の出し物の変遷
(5) 昭和50年以降のくんち
5 冠婚葬祭等
(1) 婚儀
(2) 出産
(3) 厄払い
(4) 葬儀
第2節 宗教
1 宗教界の動向
(1) 宗教法人改革とその後の動向
(2) 宗教者懇話会の活動
2 神社と神道
(1) 戦後の変革と復興
(2) 高度成長期以降の動向
3 仏教
(1) 戦後の復興
(2) 高度成長期以降の動向
4 カトリック
(1) 浦上天主堂の被爆と復興
(2) 宗教法人化と社会奉仕活動の展開
(3) ローマ教皇の来崎等
5 プロテスタント
(1) 戦後の各教会の動向
(2) 長崎キリスト教協議会の活動
第3節 芸術芸能と文化活動
1 文学
(1) 原爆と文学
(2) 長崎と文学
2 美術
(1) 戦後復興期の美術界
(2) 市展の誕生と美術振興会
(3) 長崎市ゆかりの作家たち
(4) 都市景観と美術
3 音楽
(1) 長崎をモチーフにした歌謡曲
(2) バンド等の活躍
(3) ぶらぶら節と明清楽
(4) 被爆と平和に関する歌
(5) オーケストラ、合唱等の動向
4 演劇と映画
(1) 演劇
(2) 映画
5 華道と茶道
(1) 華道
(2) 茶道
第4節 食と食文化
1 料理
(1) しっぼく料理
(2) 西洋料理
(3) 中華料理
(4) 普茶料理
(5) 鯨料理
(6) その他
2 菓子
(1) 郷土菓子
(2) カステラ
第5節 方言
1 長崎方言の成立と特徴
(1) 長崎方言の生成と存立
(2) 長崎方言の特色
2 戦後の方言の変化
(1) 伝統方言の継承と衰退
(2) 若者世代の新しい方言
3 旧市街地以外の方言
(1) 旧市街地周辺の方言
(2) 平成の大合併地域の方言
第6節 文化財
1 戦争と文化財
2 出島の復元
(1) 出島復元の端緒
(2) 昭和40、50年代の取組み
(3) 平成時代の取組み
3 洋館と山手地区の保存
(1) グラバー住宅等の保存
(2) 歴史的建造物群の保存
(3) 町並みの保存と活用
4 シーボルト邸跡の整備
5 孔子廟と唐人屋敷の再興
(1) 孔子廟の再建
(2) 唐人屋敷跡の整備
6 中島川石橋群の保存
7 キリスト教関連遺跡の整備
(1) 日本二十六聖人殉教地跡の整備
(2) 世界文化遺産への登録
8 近代化産業遺産の保存
9 失われた文化財
10 無形文化財
第7節 文化施設等
1 公共の文化施設
(1) 長崎原爆資料館等
(2) 歴史博物館
(3) 美術館
(4) 図書館
(5) 公会堂とブリックホール
(6) 市民会館
(7) 科学館
(8) 出津文化村と遠藤周作文学館
(9) その他の展示施設
2 街かどの博物館等
3 市民の憩いの場
(1) あぐりの丘
(2) 長崎ペンギン水族館
(3) 長崎水辺の森公園等
(4) 長崎サンセットマリーナ
(5) 野母崎海の健康村と水仙の里公園
(6) 長崎県亜熱帯植物園
第8節 長崎学の系譜
1 戦前の長崎学
(1) 長崎学の源流
(2) 長崎史談会と市立博物館
2 長崎学の発展
(1) 長崎学の復興
(2) 艮崎学と長崎
第9節 出版と報道
1 出版
(1) 出版事業社
(2) 市民や大学による出版
2 占領軍の報道・文化政策
(1) マスコミ改革と検閲
(2) 米国文化の普及
3 新聞
(1) 戦後の混乱と新「長崎新聞」誕生
(2) 石油危機後の動向
4 放送
(1) 戦後の動向とテレビ放送の開始
(2) 民放多局化とメディアの多様化
第6章 平成の合併町の概要
第1節 香焼町
1 地勢と人口
2 江戸時代以前の香焼
3 石炭産業の発展と香焼村の独立
4 分村から第2次大戦期の香焼
5 町制施行と産業
6 町民の生活
第2節 伊王島町
1 地勢と沿革
2 海防の伊王島
3 深堀異宗徒移送事件と伊王島
4 黒ダイヤの時代
5 炭鉱から観光へ
6 伊王島灯台の眼
第3節 高島町
1 地勢と沿革
2 日本の夜明けと高島
3 三菱の炭鉱経営と高島
4 緑なき島・軍艦島
5 石炭島の暮らし
6 炭鉱閉山後の町運営
7 世界遺産と軍艦島観光
第4節 野母崎町
1 地勢と自然
2 江戸時代以前の野母崎
3 国防拠点としての野母崎
4 戦前期の野母崎
5 野母崎町の誕生
6 水産業の動向
7 祭りと年中行事等
第5節 外海町
1 地勢と自然
2 江戸時代以前の歴史
(1) 古代の歴史
(2) 中世の歴史
(3) 近世の歴史
3 戦前の歴史
(1) 神浦村
(2) 黒崎村
4 キリシタン復活とド・ロ神父
5 外海村の誕生と町制移行
6 生活と産業
(1) 人口
(2) 農業
(3) 漁業
(4) 池島の石炭
(5) 観光
第6節 三和町
1 近代以前の三和
2 旧村時代の三和
3 旧村時代の産業
4 三和町の誕生
5 三和町の町勢発展
6 産業の動向
7 年中行事と祭礼等
第7節 琴海町
1 地勢と自然
2 江戸時代以前の歴史
3 戦前の琴海
4 琴海村の誕生
5 琴海町への移行と発展
6 主要産業の動向
7 伝統行事と名所、景勝地
v
1 長崎市の人口
2 長崎市の年齢別人口
3 長崎市の地区別人口
4 長崎市の外国人登録数
5 平成の合併前の長崎市および各合併町の市町民経済計算(総生産額)
6 長崎市の市民経済計算
7 長崎市の選挙状況と市長・市議会議長(第2次大戦後)
8 歴代市長
9 平成の合併町の町制移行後の町長・町議会議長
(1) 香焼町
(2) 伊王島町
(3) 高島町
(4) 野母崎町
(5) 外海町
(6) 三和町
(7) 琴海町
10 長崎市の市域拡張にともなう編人町村の町郷名
11 住居表示の実施による新旧町名
写真・図・表一覧
コラム一覧
参考文献一覧
協力者一覧
関係者名簿
あとがき
写真・図・表一覧