カムカムエヴリバディ
カムカム先生のこと(さだまさし)
1 「英語会話」始まる
最初の放送/「カム・カム・エヴリバディ」の誕生/テーマソングに託したもの
2 占領初期のラジオ講座
「カムカム英語」のあらまし/敗戦から被占領へ/聴取者の参加を募る/「英語会話」テキスト第一号/生きた英会話を目指す/初めての休講/「総ざらい」と外国人ゲスト/「カムカム英語」の波及/点字本テキスト『平川英語会話』/キャンベル中尉/テキストが手に入らない/戦後の出版事情/二食分の弁当持参で/「英語会話」と電力事情/「付録」の登場/エープリル・フール/テキストの空白期間をおさらいに/週五日の放送固まる/聴取者からの励まし
3 民主主義の息吹
二つの出来事/「英語会話」にも戦後の機運/初めてのクリスマス/国民が見た英語の必要性/教科書とラジオ番組/カムカム・ロッパ/放送開始一周年/カムカムおじさんの贈り物/民主主義の輝き/ゲストへの手紙/カムカム・クラブ/放送時間の変更/『カムカム・クラブ』の発刊
4 「英語会話」の生い立ち
ランスへの回答/詔勅の英語放送/マッカーサーの放送要員/「英語会話」講師へ
5 NHKから民放へ
平坦ではなかった「英語会話」の道/CIEの信頼/メト口出版社設立の経緯/「英語会話」講師の退任/ラジオ東京の「カムカム英語」/「カムカム英語」の最後
6 カムカム・ベイビーズ
7 平川唯一の軌跡
七つ泣き飼い/アメリカ行きの真の理由/生きた英語を実感する/古屋商店での英語体験/十七歳の小学校一年生/雄弁大会への出場/ワシントン州立大学演劇科のころ/シアトルからロサンゼルスへ/滝田よねとの出会い/帰国、そしてNHKへ/自由主義言論人・清沢渕との交流/テレビの時代の平川唯一/最後のご奉公/モーリス・マイナー/テニスの仲間たち
あとがき 復刻版に寄せて
平川唯一 略年譜
NHKラジオ英語講座 略年表