図書シンシュウ コウベ シシ060008402

新修神戸市史 産業経済編Ⅳ(総論)

サブタイトル1~10
編著者名
新修神戸市史編集委員会 編集
出版者
神戸市
出版年月
2014年(平成26年)3月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
871、23p
ISBN
NDC(分類)
216.4
請求記号
216.4/Sh69/4
保管場所
閉架一般
内容注記
文献あり
和書
目次

新修神戸市 産業経済編IV 総論
目次
第I編 神戸の経済発展

第一章 近代神戸の出発
-幕末から明治後期-
第一節 幕末の兵庫
1 兵庫の港の発展
瀬戸内海の歴史的位置
大輪田泊から兵庫津へ
2 兵庫の開港
ペリー来航と外圧
親和条約ならびに修好通商条約の締結
兵庫開港をめぐる動き
第二節 外国人居留地の形成
1 居留地におけるまちづくり
居留地の建設
神戸開港における後発の有利性
外国人による自治行政
2 条約改正交渉と居留地の返還
大詰めを迎えた条約改正交渉
日英通商航海条約の発効にともなう居留地返還
第三節 神戸における居留地貿易の実態
1 居留地貿易における輸出動向
居留地貿易の形態
神戸貿易における輸出


生糸
樟脳
伝統工芸品
2 居留地における輸入動向
神戸貿易における輸入
綿布類
毛織物
紡績機
3 輸入港としての神戸港の意義
開港直後の貿易額とその特徴
第四節 近代産業の創生
1 貿易を支える産業とインフラの整備
商社と銀行の進出
海運業の形成と発展
港湾関連施設の拡充
港湾運送業の進展
鉄道の整備
2 近代工業の勃興
明治の工業化政策
麻布製造
紡績業
羊毛工業
造船業
マッチ製造業
製茶業
製紙業
3 明治初期の商業金融業
兵庫の商業
神戸の商業
市場の発生
貿易業の神戸進出
国立銀行と貨幣制度
外国銀行と横浜正金銀行神戸支店
神戸商法会議所の設立
日清戦争の影響

第二章 産業化の発展
-明治後期から第一次世界大戦-
第一節 経営環境の整備
1 金本位制の導入と企業勃興
金本位制の導入
神戸における賛否
金融
日露戦争
企業勃興
神戸の工産物
2 貿易の動向とその構造
輸出
輸入
相手国
3 貿易の担い手
日本商人の比率
兼松房次郎商店
鈴木商店
イリス商会
呉錦堂
三井物産兵庫支店神戸支店
住友商店神戸支店
4 社会資本の整備
築港事業
兵庫運輸
湊川付け替え
鉄道業
海運業
第二節 工業化の進展
1 軽工業
繊維工業
マッチ製造業
ゴム工業
2 重工業
公開奨励法と造船奨励法
神戸製鋼所の設立
川崎造船所の鋼材生産開始
三菱神戸造船所の開業
第三節 第一次世界大戦下の神戸経済
1 第一次世界大戦の勃発とその影響
開戦
大戦景気
通貨金融制度
米騒動の発生
2 商工業の進展
造船業
鉄鋼業
ゴム工業
商社の躍進
第四節 第一次産業の発展
1 農業
農業構造
農会の誕生
青物市場
2 水産業
沿岸漁業
魚市場の発達
遠洋漁業の発展
第五節 労働と生活の変容
1 労働者と人材育成
労働運動の展開
内地雑居問題
実業教育の充実
2 消費生活
生活水準の向上
「富豪村」の登場
新開地の誕生

第三章 試練の時代
-第一次世界大戦から第二次世界大戦
第一節 反動恐怖から軍需景気へ
1 戦後不況から恐慌へ
戦後不況
関東大震災の発生
金融恐慌から昭和恐慌へ
2 工業
神戸の工業
繊維工業
造船業
電機工業
鉄鋼業
自動車製造業
航空機製造業
マッチ工業
労働力の多様化
3 貿易
港勢
鈴木商店の破綻
輸出組合と重要輸出品工業組合
生糸輸出の発展
インド商社
日豪貿易
4 商業
小売市場
中央卸売市場の設立
購買組合の登場
百貨店問題の発生
観光産業の発展
5 農水産業
農業
水産業
6 労働
三菱川崎労働争議
鐘紡争議
第二節 満州事変から太平洋戦争へ
1 戦時経済統制
戦線の拡大と経済
戦時経済統制の開始
2 軍事工業化の進展
繊維工業
造船業
電機工業
車両工業
鋼鉄業
航空機製造業
3 商業貿易の縮小
小売業
中央卸売市場
貿易
4 農水産業
農業
水産業
5 暴風雨空襲による経済的損失
室戸台風
阪神大水害
空襲

第四章 重工業化の進展と流通革命の展開
-終戦から高度成長期-
第一節 配線からの立ち直り
1 経済の民主化
戦争の惨禍
財閥解体
労働運動の自由化
農地改革
2 戦後復興
戦後復興計画の策定
造船業
鉄鋼業
貿易業
港湾運送倉庫業
第二節 重工業化の進展
1 重工業の新展開
高度成長
主要産業の生産額
造船業
第一次輸出船ブーム
山、海へ行く
第二次第三次輸出船ブーム
造船企業の再編成
鉄鋼
電機工業
車両生産の増大
2 軽工業のゆくえ
繊維産業
マッチ工業の衰退
地場産業(酒造業と真珠加工業)
製粉業
第三節 サービス産業の展開
1 貿易海運の振興
貿易業
貿易振興策
海運業
定期船のコンテナ化
コンテナバースの建設
コンテナ貨物取扱量世界一
2 金融の基盤強化
都市銀行の活動
兵庫相互銀行阪神相互銀行の誕生
第四節 高度成長期の遺産
1 流通革命
敗戦後のヤミ市
三宮センター街の誕生
さんちかタウンの誕生
高度成長期の贈り物スーパーマーケット
灘神戸生協の活動
2 公害問題の発生
高度成長期の負の遺産

第五章 ハード産業からソフト産業へ
-高度成長期から阪神淡路大震災-
第一節 既存産業の変貌
1 造船鉄鋼業
為替変動相場制の導入と石油危機
造船業
鉄鋼業における多角化の展開
2 ケミカルシューズ
ケミカルシューズの発展
第二節 神戸ファッション都市づくりとソフト産業の発展
1 神戸ファッション都市づくり
神戸ファッション都市宣言
2 アパレル産業の新展開
アパレル産業の成長
オールスタイル
ワールド
アパレル企業の集積
3 パンスイーツコーヒー洋家具
パン
スイーツ
コーヒー
ネスレ、神戸に進出
UCC上島珈琲
インスタントコーヒーの普及
洋家具
戦後の発展
4 真珠清酒
真珠
清酒
四季醸造の展開
多様な新製品の開発
第三節 貿易金融流通業の新展開
1 神戸貿易の展開
神戸港の地位低下
神戸市の貿易振興策
海運業
港湾機能の整備
2 金融業の再編成
太陽神戸銀行から三井住友銀行へ
兵庫銀行阪神銀行の誕生
兵庫銀行の破綻
3 流通業の新展開
ウォーターフロントの再生とハーバーランドの建設
百貨店スーパーマーケットコンビニ
第四節 阪神淡路大震災
1 造船電機鉄鋼
造船電機への影響
鉄鋼の被害
2 ケミカルシューズアパレル
ケミカルシューズ アパレル産業
3 スイーツ洋家具真珠清酒
スイーツ
洋家具
真珠
清酒
4 貿易金融流通
貿易
金融
流通

第六章 歴史を未来へ
第一節 震災後の産業界
1 震災からの復興
地震の発生
産業の復興計画
神戸港の復興
産業界の復興
2 みどり銀行の破綻とみなと銀行の誕生
兵庫銀行の破綻とみどり銀行の誕生破綻
みなと銀行の誕生
第二節 神戸港の新たな展開
1 神戸港の重要性
みなと神戸いきいきプラン
神戸市における神戸港の貢献度
2 スーパー中枢港湾の形成
港湾整備の必要性
スーパー中枢港湾の指定
第三節 神戸の新しい発展に向けて
1 神戸医療産業都市構想の実現
神戸医療産業都市構想
神戸先端医療産業都市の活動
経済効果の推計
医療産業都市の実現
2 神戸空港の実現
神戸空港の開港
3 観光の新たな展開
都市観光の増加
観光交流都市推進プラン
神戸ビエンナーレ
フィルムツーリズム
アニメ漫画による集客活動
神戸ルミナリエ
4 ファッション
神戸ファッション産業
アパレル
ケミカルシューズ
真珠
スイーツ
清酒
洋家具
歴史を未来へ

第II編 神戸の都市発展と産業経済
第一章 総生産と消費支出の推移
第一節 「神戸市域」の総生産
1 神戸市の経済計算
2 昭和三十年から昭和三十八年まで
3 昭和三十五年から昭和五十一年まで
4 昭和五十年から平成七年まで
5 平成八年から平成二十一年まで
6 全国との比較
第二節 「神戸市域」の消費支出

第二章 「神戸市域」の総生産
第一節 国際貿易港神戸の形成と産業発展
1 開港後の港湾と貿易産業
神戸における港湾の働き
開港当時の貿易と産業
港湾の荷役
港湾施設の追加的な整備
貿易の増大と商社、海運業の形成
港湾に関連するインフラ整備の展開
2 埋立と新たな産業の形成
綿花輸入と綿糸輸出の拡大
港湾運送業の形成
兵庫地区の海岸埋立
港湾に関連する工場の新設
3 第一期港湾修築と港湾機能の強化
第一期港湾修築
倉庫業の拡張
工業の展開
4 重工業と海運業の成長
港湾整備の進展と重工業の成長
貿易海運の急拡大
5 第二期港湾修築と新たな工業の展開
第二期修築工業の実施
港湾労働者の組織化
新しい工業の誕生と立地
6 関東大震災と昭和の恐慌の影響
第一次世界大戦の終結と関東大震災の影響
恐慌と貿易海運の停滞
7 戦時統制下の貿易産業
満州事変と産業貿易の回復
工業の統制
海運貿易の統制
戦時統制下の港湾
第二節 戦後復興と高度成長期における神戸港
1 接収下の港湾と戦後復興
接収下の港湾
港湾法の制定と神戸港港湾管理者
朝鮮特需と新港第七第八突堤の建設
2 高度成長期と港湾の近代化
船混と摩耶ふ頭の建設
港湾運送事業港湾労働の近代化
臨海工業用地の造成 東神戸フェリーふ頭の建設
石油危機不況とその影響
3 海上都市の建設と国際ハブ港への発展
ポートアイランドの建設
阪神外貿埠頭公団の設立
コンテナ化による港湾機能の飛躍的向上
第三節 グローバル化する経済と神戸港
1 コンテナ港湾としての発展
円高と輸入促進
港湾物流機能の拡充
ロジスティクス時代の到来
神戸港と市民経済
2 アジアの経済成長と港湾間競争の激化
阪神淡路大震災による神戸港の被害
神戸港の地位の相対的な低下
神戸港と市民経済
グローバル化の振興と港湾政策
3 市民に親しまれる港づくり
ウォーターフロントの再開発
クルーズ船の寄港

第三章 神戸の外国人社会
第一節 外国人居留地の形成と発展
1 開港と居留地建設
開港をめぐる動き
ハートの設計と居留地の特徴
生田川の付け替え
居留地の競売
東遊園地をめぐる紛争
外国人遊歩規定
2 居留地の運営
居留地の自治行政
居留地時代の外国人数
領事館の開設
3 条約改正をめぐる動き
不平等条約の改正交渉はじまる
ノルマントン号事件の発生
第二節 居留地貿易と経済発展
1 神戸居留地の都市発展
居留地貿易の形態
神戸の都市発展と外国商人
第三節 外国人社会とくらし
1 近代スポーツの発展と外国人
神戸レガッタ&アスレチッククラブ
外国人による多様なスポーツ
六甲山ゴルフ場の開祖グルーム
2 外国人社会と娯楽
居留地劇場
3 外国人社会と神戸のホテル
オリエンタルホテル トアホテル
ヒョーゴホテル
4 外国人社会における情報の伝達
ヒョーゴアンドオーサカヘラルド
ヒョーゴニュース
コーベクロニクルとハーンの活躍
5 外国人が眠る墓地
小野浜外国人墓地
春日野外国人墓地
神戸市立外国人墓地
第四節 神戸におけるアジア社会の形成
1 華僑の来神
華僑社会のはじまり
2 華僑コミュニティの形成
落地生根
関帝廟
神戸華僑歴史博物館
神戸中華同文学校の創設
阪神淡路大震災における神戸華僑コミュニティの結束
神戸中華同文学校における救援活動
中華義荘
3 インド人コミュニティの形成
神戸におけるインド人コミュニティ
シク教
ジャイナ教
ヒンドゥー教
貿易商人としてのインド人

第四章 神戸の企業と企業家
第一節 企業発展の歴史
1 神戸の産業構造
神戸の現況
2 幕末明治期の神戸の産業
開港前の様子
開港と神戸の産業
幕末明治期の企業家
3 大戦景気と神戸経済
大戦景気の影響
大戦後の不況
関東大震災と二つの恐慌
4 戦時統制と戦後の変化
軍需による好景気と統制経済
終戦と復興
5 高度成長とその後
高度成長と神戸経済
成長の限界
低成長時代と神戸の経済
第二節 軽工業
1 酒造業
明治以前の灘五郷
明治維新と酒造業の近代化
明治期における酒造業の動向
御影郷と有力酒造家
大戦景気と統制経済
戦後の酒造業
2 マッチ工業
マッチ工業の開始
国際競争の激化と企業の合同
日本のマッチ王
戦後のマッチ工業
3 ゴム工業
神戸におけるゴム工業
戦時体制と企業整備
戦後復興と神戸ゴム工業の隆盛
4 繊維産業
鐘紡の進出
武藤山治の工場長就任
綿糸の高級化
労務管理の改善
織布の兼営と一層の合理化
労働者の養成
鐘紡の争議
津田社長と武藤理化学研究所
戦時戦後の鐘紡
第三節 重工業
1 造船業
神戸における造船業の誕生
川崎正蔵
川崎造船所の経営
松方幸次郎
三菱造船所の開設
造船業の成長
不況から戦時体制へ
2 鉄鋼業
開港と鉄鋼業の生成
神戸における鉄鋼業
第四節 流通業
1 商社
貿易業の成長
鈴木商店と金子直吉
兼松商店
2 海運
神兵右衛門
三大船成金
3 小売業
戦前の神戸商業
神戸と購買組合
ダイエーと価格破壊
中内兄弟とダイエー

第五章 神戸の第一次産業の展開
第一節 明治期における動向
1 農業
外国作物の輸入
神戸オリーブ園
私立八部郡勧業会
蔬菜果物品評会
福羽逸人「園芸の区域を論ず」
2 漁業
日本漁業の動向
『兵庫県漁業慣行録』
兵庫港の漁業
神戸港の漁業
神戸市域の漁村
第二節 近郊農業の発展
1 都市化の進展と農業
蔬菜栽培の増加
蔬菜栽培の展開
2 東部の農業
魚崎町
本山村
住吉村
西灘村
3 北部の農業
有野村
山田村
4 西部の農業
須磨町
垂水村
5 農園
蔬菜園
果樹園
第三節 屎尿問題の発生
1 下肥の利用
下肥とは
屎尿汲み取り
屎尿騒動
神戸の屎尿の販売圏
2 汲み取りの市営化
汲み取りの停滞
市営化の実施
加工工業建設計画
汚物搬出場
屎尿汲み取り料の徴収
第四節 神戸の漁業の発展-遠洋漁業
1 神戸市の漁業
遠洋漁業の登場
漁獲価額の推移
2 神戸の漁場企画
共同漁業株式会社
帝国水産株式会社
第一水産株式会社
3 製造業との関わり
造船業
水産加工品製造業

第六章 労働市場と労働史
第一節 労働統計の観察
1 経済発展と第三次産業
労働者数の推移
パートタイム労働者
一人当り月間給与
労働組合と組合員数
第二節 雇用労働関係の形成
1 幕末明治期の労働
神戸開港と労働
灘五郷の酒造労働
兵庫神戸の港湾労働
2 神鋼産業の労働
マッチ製造業の労働
重工業の労働
3 労働者社会の階層性
大企業男子熟練本雇い労働者
日雇い労働者など
第三節 戦間期の労働関係
1 産業別に見た労働関係再編
戦後恐慌の影響
労働力供給源とその変化
学歴水準の急上昇
賃金格差の推移
2 製造業における労働
重工業における管理体系の強化
川崎三菱神戸両造船所争議
3 労働組合運動の発展
労働組合界の動き
各組合活動の特質
4 戦時体制への移行と労働
全国的な労務統制への移行
労働組合の消滅
企業内の産業報国会
第四節 戦後復興高度成長期の労働
1 労働行政の拡充
あふれる失業者
労働諸法制定、機構改革
2 労働運動の急成長
労働組合の再生 労働争議の激化
3 労働組合界の再編成
中央組織の改編
兵庫総評と兵庫全労
神戸地労協
4 高度成長下の労働と生活
雇用の増大
実質賃金の上昇
5 春闘賃上げ闘争
春闘の形成
神戸の春闘
第五節 低成長と労働再編成
1 雇用生活の変化
雇用環境の激変
産業構造の変化
雇用の非正規化
2 減量経営と大幅人員整理
狂乱物価と大幅賃上げ
国民春闘神戸地区共闘会議
人員整理と政策的対応
3 労働組合の動き
連合兵庫神戸地協と全労連神戸労協
産業別労働組合構成
組合別の組合員構成
組織形態の多様化

第七章 都市観光地神戸の生成と発展
第一節 都市観光地神戸の概要
1 都市観光地としての神戸
都市観光への注目
観光地神戸のおおまかな推移
各エリアへの観光入込客数
温泉レクリエーションから都市観光へ
2 神戸市内の観光消費
観光客の構成と特徴
観光の経済波及効果
3 神戸市の観光行政
戦前の施策
戦後復興から高度経済成長期
観光政策の対象拡大
2001神戸観光基本計画
神戸観光プラン
第二節 各観光エリアの変遷
1 戦前からの観光地
六甲摩耶
有馬
須磨舞子
2 北野異人館の保存と観光
北野町の生成と展開
風見鶏ブームと公開異人館
景観保全と観光地化
震災復興と北野公房のまち
3 南京町の再生と観光
南京町の生成と展開
南京町の再生戦略と観光地化
4 ウォーターフロントの再開発と集客施設の立地
港の観光
メリケン波止場と中突堤
ウォーターフロントの再開発
メリケンパーク開発
ハーバーランド開発
5 旧外国人居留地の観光地化
旧外国人居留地の変遷
近代建築の保存と活用
十五番館の全壊と復元
ブランドショップの展開
旧居留地連絡協議会の活動
6 元町三宮-ショッピング街の発展
観光対象としての繁華街
元町
三宮
第三節 多彩な観光の展開
1 観光施設としてのミュージアム
神戸市立博物館と兵庫県立美術館
地域に根ざしたミュージアム
産業博物館
2 都市のイベントと観光
みなとの祭りと神戸まつり
ポートピア’81
ポートピア’81の経済効果
アーバンリゾートフェア
神戸ルミナリエ
神戸ビエンナーレ
3 メディア作品と観光
フィルムツーリズム
アニメ漫画と観光

第八章 ファッションアパレル産業の展開
第一節 アパレル産業の形成と発展
1 神戸ファッション産業の形成
神戸ファッション都市宣言
神戸ファッション産業とは
2 アパレル産業の形成と発展
西洋文化の受容にともなう洋装化
柴田音吉の洋服づくり
神戸アパレル産業の特徴
神戸アパレルにおける産業規模
3 アパレル企業におけるブランド展開と流通
トータルコーディネートファッションの確立
オンリーショップにおける成功
新たな事業展開
ジャヴァグループにみる分社制
4 都市文化としての神戸ファッション
神戸ファッションの特徴
「神戸系ファッション」にみる都市文化
神戸コレクション
神戸ファッションウィーク
神戸キッズ ドリームウェア
ファッションショー
第二節 デザイン都市神戸の誕生と展開
1 創造都市戦略としての「デザイン都市神戸」
新たな創造都市の必要性
ユネスコ「創造都市」ネットワーク
KOBEデザインの日
デザインクリエイティブセンター神戸(KIITO)
2 「デザイン都市神戸」の理念とその方針
デザインが意味する新たな視点
まちのデザイン
くらしのデザイン
ものづくりのデザイン
3 デザイン都市神戸の取組みと展望
神戸都市デザイン賞
神戸文化創生都市宣言

第九章 災害と神戸の産業
第一節 昭和十三年阪神大水害
1 阪神大水害とは
神戸の地形と水害の特徴
昭和十三年の大水害
2 各区の被害状況
七月三日~五日の豪雨
各区の被害状況
全区の被害
3 産業の被害
一次産業における被害
二三次産業における被害
観光施設の被害
第二節 神戸大空襲
1 米軍による本土空襲の開始
十五年戦争のはじまり
本土最初の空襲
2 神戸空襲
神戸大空襲
長距離重爆撃機
B29
神戸空襲で使われた爆弾
3 昭和二十年の空襲
二月四日の空襲
三月十七日の空襲
五月十一日の空襲
六月五日の空襲
八月六日の空襲
4 戦災被害の総括
被害の算定
人的被害
家屋被害
公共施設の被害
戦災前後の人口世帯数
第三節 阪神淡路大震災
1 地震の発生
阪神淡路大震災
2 人家屋ライフラインの被害
人的被害
家屋被害
ライフラインの被害
3 産業の被害
大企業(製造業)の被害
中小企業の被害
貿易業の被害
小売業の被害
産業被害額の算定

[巻末付録]
執筆者一覧
編集協力者
写真一覧
参考文献目録
写真一覧
口絵写真
1 市立神戸美術館
2 池長美術館開設記念
3 「文久年間兵庫及神戸之絵図」に依る
4 黄銅鉱(帝釈鉱山)「宮脇家文書」
5 兵庫港遊歩規定図(明治9年)「井上好太郎文書」
6 駒ヶ林の魚市場(明治末期)
7 川崎造船所(大正2年)「軍艦榛名の進水式」
8 第1回みなとの祭(栞等)
9 第1回みなとの祭(地図)
10 兵庫軍政部通達
11 神戸市復興計画資料集
12 神戸市復興計画要綱等
13 阪神大水害「宇治川公設市場付近の流木」(昭和13年)
14 阪神淡路大震災「神戸市庁舎2号館」
15 神戸空港
16 医療産業都市

写真
[第I編 第一章]
写真1 大阪商船ビル神戸支店(レファート写真コレクション)
写真2 鐘紡兵庫第一工場(鐘紡株式会社蔵)
写真3 マッチラベル(神戸市文書館)
写真4 ヘリヤ商会 製茶作業(神戸市文書館架蔵)
[第二章]
写真1 新旧湊川(『日本地理体系 近畿編I』)
写真2 マッチ製造工程(日本燐寸マッチ工業会蔵)
写真3 神戸製鋼所(株式会社神戸製鋼所蔵)
写真4 大戦景気(神戸市会図書室蔵)
写真5 聚楽館の断面図(『神戸新開地物語』)
[第三章]
写真1 生糸検査所(『神戸生糸市場史』)
写真2 六甲ドライブウェイ(レファート写真コレクション)
写真3 川崎車両(川崎重工業株式会社蔵)
[第四章]
写真1 米軍の飛行場に使われていた山手幹線(神戸市文書館架蔵)
写真2 ポートアイランド
写真3 神戸商工貿易センター
写真4 さんちか(神戸地下街株式会社蔵)
写真5 ダイエー三宮店
[第五章]
写真1 ケミカルシューズ(昭和30年代)(神戸市文書館)
写真2 ファッションマート
写真3 外国亭(『豪商神兵湊の魁』)
写真4 芳香堂(『豪商神兵湊の魁』)
写真5 島津多七西洋風家具製造所(『豪商神兵湊の魁』)
写真6 日本真珠会館
[第五章]
写真1 先端医療
写真2 神戸空港
[第II編 第二章]
写真1 第一国立銀行神戸支店(神戸市文書館)
写真2 川崎造船所(川崎重工業株式会社蔵)
写真3 三菱倉庫(神戸市文書館)
写真4 沖待ちをする船(神戸港振興協会蔵)
写真5 摩耶ふ頭(神戸市文書館)
写真6 船内沖取作業(神戸市文書館)
写真7 ポートアイランド第I期埋立中(神戸市文書館)
写真8 六甲アイランド
写真9 被災した港湾施設(神戸港振興協会蔵)
写真10 中突堤旅客ターミナルとモザイク
写真11 大型クルーズ船 レジェンドオブシーズ
[第三章]
写真1 ハートの居留地設計図(神戸市立中央図書館蔵)
写真2 紀伊海難船芝居絵(和歌山市立博物館蔵)
写真3 ノルマントン号記事(『神戸又新日報』)
写真4 テニス風景(神戸レガッタ&アスレチッククラブ蔵)
写真5 『INAKA』(神戸市文書館)
写真6 最初のオリエンタルホテル広告(ヒョーゴニュース)
写真7 オリエンタルホテル(海岸通)
写真8 トアホテル(レファート写真コレクション)
写真9 ヒョーゴホテル(神戸市文書館)
写真10 ヒョーゴニュース
写真11 春日野外国人墓地(『神戸市衛生施設大観(大正15年』)
写真12 関帝廟
写真13 バグワンマハビールスワミジェイン寺院
[第四章]
写真1 昭和30年代の白鶴酒造(白鶴酒造株式会社蔵)
写真2 マッチ製品の積み出し(日本マッチ工業会蔵)
写真3 執務中の武藤山治(鐘紡株式会社蔵)
写真4 女学校の卒業式(鐘紡株式会社蔵)
写真5 鐘紡の娯楽室(鐘紡株式会社蔵)
写真6 川崎正蔵(神戸市文書館)
写真7 完成直後の川崎造船所本社社屋(川崎重工業株式会社蔵)
写真8 三菱造船所(神戸市文書館)
写真9 乾ドック内の予行運転中の潜水艇(川崎重工業株式会社蔵)
写真10 神戸製鋼所を上空から撮影(神戸港振興協会蔵)
写真11 金子直吉(株式会社神戸製鋼所蔵)
写真12 創立当時の兼松商店(『兼松解雇60年』)
写真13 神田兵右衛門(神戸市文書館)
写真14 勝田銀次郎(勝田鐐二蔵)
写真15 ダイエー三宮店
[第五章]
写真1 岡本梅林(神戸市文書館)
写真2 石屋川の堤防から見た光景(神戸市文書館)
写真3 屎尿車(『神戸又新日報(大正8年8月21日)』)
写真4 弁天浜(『神戸古今の姿』)
写真5 弁天浜搬出場平面図(神戸市文書館)
写真6 田村市郎兄弟(萩博物館蔵)
[第六章]
写真1 酒造風景 蔵二階の酛場(菊正宗酒造記念館蔵)
写真2 マッチ製造 軸木工場(日本マッチ工業会蔵)
写真3 川崎三菱大争議(神戸市文書館)
[第七章]
写真1 摩耶山からの夜景(神戸国際観光コンベンション協会蔵)
写真2 神戸市立太閤の湯殿館発掘された湯ぶねの遺構(神戸国際観光コンベンション協会蔵)
写真3 須磨海浜水族園間口24mの大水槽(神戸国際観光コンベンション協会蔵)
写真4 三井アウトレットパークマリンピア神戸船の広場(神戸国際観光コンベンション協会蔵)
写真5 風見鶏の館(旧トーマス邸)(神戸国際観光コンベンション協会蔵)
写真6 北野工房のまち(神戸国際観光コンベンション協会蔵)
写真7 神戸南京町長安門(神戸国際観光コンベンション協会蔵)
写真8 神戸南京町春節祭中国史人游行(神戸国際観光コンベンション協会蔵)
写真9 神戸ポートタワー(神戸国際観光コンベンション協会蔵)
写真10 メリケンパーク
写真11 ハーバーランド(神戸国際観光コンベンション協会蔵)
写真12 水陸両用船 スプラッシュ神戸(神戸国際観光コンベンション協会蔵)
写真13 復元された十五番館(神戸国際観光コンベンション協会蔵)
写真14 三宮センター街(神戸国際観光コンベンション協会蔵)
写真15 神戸市立博物館(神戸国際観光コンベンション協会蔵)
写真16 兵庫県立美術館 円形テラス(神戸国際観光コンベンション協会蔵)
写真17 神戸ファッション美術館(神戸国際観光コンベンション協会蔵)
写真18 みなとの祭(戦後)(神戸市立文書館)
写真19 ポートピア’81(神戸市立文書館)
写真20 アーバンリゾートフェアイメージアート
写真21 神戸ルミナリエ(神戸国際観光コンベンション協会蔵)
写真22 神戸ビエンナーレ2009(神戸ビエンナーレ組織委員会蔵)
写真23 神戸フォルムオフィス神戸シネマップ(神戸国際観光コンベンション協会蔵)
写真24 鉄人28号 モニュメント(神戸国際観光コンベンション協会蔵)
[第八章]
写真1 生糸検査所(旧館)(神戸市立文書館架蔵)
[第九章]
写真1 河と化した三宮駅西側道路(神戸市立文書館)
写真2 石井川の復旧作業(神戸市立文書館)
写真3 妙法寺一区桜界地(牧場跡)(神戸市立文書館)
写真4 大空襲で燃える旧生田区西部(県史編集室蔵)
写真5 湊川公園付近の惨状(神戸市立文書館)
写真6 北野浄水場から見た旧葺合区一帯の空襲被災状況(神戸港振興協会蔵)
写真7 戦時災害罹災者証明書(神戸市立文書館)
写真8 焼け落ちた商店街のアーケード(神戸市立文書館)
写真9 第4工区フェリーふ頭(神戸市立文書館)