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新修神戸市史 歴史編Ⅳ(近代・現代)

サブタイトル1~10
編著者名
新修神戸市史編集委員会 編集
出版者
神戸市
出版年月
1994年(平成6年)1月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
1057、49p
ISBN
NDC(分類)
216.4
請求記号
216.4/Sh69/4
保管場所
閉架一般
内容注記
文献あり
和書
目次

第一章 近代黎明期の神戸
1都市部の動向
第一節 近代都市行政機構の成立
1 神戸事件と神戸の治安
神戸事件 ポリスの整備
2 地方行政機構の確立
兵庫県の誕生 戸籍の制定 戸籍区から行政区へ 公選民会の準備 民会開設の困難 三新法と神戸区
第二節 開港と文明化
1 居留地の成立
兵庫と神戸 居留地の建設
2 近代都市空間の誕生
市街の形成 都市行政の計画化 都市の地帯化 郊外問題と都市の膨張
3 文明開化の生活と文化
文明開化の上陸地 衣食住の変遷 教育の近代化 ジャーナリズムの発展 キリスト教の拡大 キリスト教と家庭道徳 仏教の再興 湊川神社の創建
第三節 都市行政の展開と自由民権運動
1 都市行政の肥大化
都市行政の増大 戸長役場改革問題 公選民会への要求 神田県令と森岡県 地方議会の困難
2 自由民権運動
民権運動の形成 交詢社の影響 森岡県令と交詢社 交詢社系民権の基盤 明治十四年政変の影響
3 松方財政下の神戸
商工業者団体の解体 資本家の腐敗 民権運動の弾圧と県政の変質
第四節 神戸市制の成立
1 公共事業への要求の拡大
デフレ下の神戸 貧困問題と公共事業要求
2 地方自治制の形成
地方自治の精神 政党の二つのパターン 大同団結運動の展開 立憲自由党の結成へ
第五節 神戸市政と都市計画
1 初期の神戸市会
神戸市の誕生 初期の市会 初期市会の特質 市民の排他意識
2 都市公共事業要求の形成
市政と貧困問題 救貧と公共事業
3 積極財政主義への「転換」
自由党系の台頭 積極主義へのめばえ
4 選挙干渉事件
水道事業と労働問題 第二回総選挙と村野山人 市民の公共事業への関心
5 神戸市民の形成
良き市民の創造 清国艦隊とロシア艦隊 ナショナリズムの成長
2郡部の動向
第一節 維新変革と地域社会
1 第一次兵庫県の成立
維新以降の行政管轄の変化 第一次兵庫県の村落統治 近世の組合村の継続とその変化
2 地域社会の動揺と藩県の対応
維新直後の地域社会の動揺 不穏な状況への県の対応 諸藩領の窮乏とその救済 宗門人別改五人組帳と戸籍
第二節 廃藩置県後の地域社会の変化
1 戸籍による人民の把握
壬申戸籍と「四民平等」政策 戸籍法と行政組織の変化 「四民平等」政策の影響 徴兵令の制定
2 大区小区制期の地方行政
兵庫県の一九区制 区の運営のあり方 兵庫県の地方民会 飾磨県の大区小区制
3 旧明石藩領における騒動
貢租納入法の変化 第一小区第二小区での騒動 第三小区での戸長への疑惑の拡大 第三小区での騒動の経過 飾磨県の地方制度改革 飾磨県の地方民会
第三節 地租改正による町村運営の変化
1 地租改正による町村運営の変化
兵庫県の地租改正の特質 町村の運営の変化 地租改正前後の町村合併
2 地租協議権思想と会議方式の浸透
会議方式の浸透 租税協議権思想の浸透
第四節 地方三新法形成と郡部の動向
1 地方三新法の成立
地方三新法の成立 郡役所の設置 三新法下の町村 三新法による町村会 町村会の運営
2 連合町村戸長役場制の展開
明治十三年の連合町村戸長役場制 単独戸長役場制の併用 戸長役場分離などの要求
3 公共事務の展開
小学校教育 衛生治安通信
第五節 郡部の自由民権運動と明治十七年の地方制度改正
1 県会の設置と自治権拡大要求
三新法による県会の開設 県会における地方自治拡大要求 交詢社改進党系の政治運動 地方自治と国家についての構想
2 明治十四年政変後の県政
政治状況の変化 運動への弾圧と懐柔 松方デフレの進行 飾磨県再設置の運動 自由党の浸透
3 明治十七年の地方制度改正
明治十六年の戸長役場制度の改正 明治十七年の地方制度改正 町村会と連合町村会 松方デフレ下の地域運営 郡役所と戸長機構の整備
第六節 市制町村制の施行と行政村の成立
1 市制町村制の施行
明治地方自治制とその理念 市域における町村制の施行過程 新しい町村議員選挙方法と町村会の機能
2 行政村の成立
行政村形成とめぐる紛争 周辺農村の編入をめぐる動向 新町村の役場 固有事務と委任事務 行政村と部落
第二章 近代都市神戸の発展
第一節 日清戦争と神戸
1 戦争と市民
対外硬派と第三回総選挙 県会選挙 対外硬派の運動 戦時下の第四回総選挙 戦争と市民
2 戦争と経済
貿易の不調
3 ハワイ移民
移民会社の続出
第二節 都市改造の進展
1 築港問題
税関拡張問題 貿易業者と商業会議所 兵庫部の商工業者 築港問題
2 市街電鉄問題
摂津電気鉄道計画 阪神電気鉄道計画 市内電気鉄道計画
3 日清戦後の「大事業」
上水道 運河開削 兵庫海岸埋め立て問題 湊川改修
4 都市改造
学区と課税問題 新市街と都市基盤整備計画 都市財政の問題点
5 営業税反対運動
営業税法の制定 営業税反対運動
6 都市の政治
予選体制の成立 神戸市横浜市の特色 実業中立会の設立 新市会と市長選出問題 第七回総選挙と神戸 地租増徴問題と神戸市 第九回総選挙と神戸市 戦時下の第六回市会選挙 第一〇回総選挙と神戸市
第三節 内地雑居問題
1 神戸とアジア
幣制改革問題と神戸 貿易構造と神戸
2 神戸の労働者
神戸労働株式会社 労働人口の特色
3 条約改正
内地雑居問題
第四節 日露戦争と神戸
1 戦争と神戸経済界
開戦予想と貿易 開戦後の貿易
2 戦争と市民
開戦を予期する世論 国債軍債応募軍資献納運動 排外主義と祝賀会 戦争と地方財政 市長と市参事会
3 講和反対騒擾
講和をめぐって 講和反対市民大会の準備 湊川神社伊藤博文銅像事件 講和問題市民大会と暴動
4 坪野市長辞任と水上市長の就任
避病院問題と坪野市長辞任 水上市長の登場
第五節 神戸の「民本主義」
1 公民会の市政改革運動
立憲国民党と県、市の政界 大阪市の市政改革運動と神戸市 公民会の結成
2 明治四十三年の二つの選挙
市会半数改選 立憲国民党支部の発足 衆議院補欠選挙 原敬の危機感と都市政治の変化
3 第一次護憲運動
明治四十五年の政治状況 公民会と中立派の蹉跌 政友会の挽回策Ⅰ 政友会の挽回策Ⅱ 修議院選挙と市民会の結成 明治四十五年衆議院総選挙 都市の政治状況 増師問題と政党 国民党の分裂 神戸立憲青年会の結成 兵庫県選出議員の動向 東京の暴動 小寺横田邸襲撃事件 軍隊出動問題 山本内閣成立と神戸政界
4 大正二年の市会総選挙
単記投票総改選の結果
5 スラム問題
スラムの形成 「下層社会」の生活 改善運動の開始
第六節 郡制の施行と地方改良運動
1 郡制の施行
府県制郡制の特質 遅れた府県制郡制施行 郡制施行までの郡の運営 兵庫県の郡制施行準備 林田村湊村などの神戸市への編入 郡制の施行 府県制郡制の改正 郡の地域運営上の位置
2 明石郡における地方改良運動の展開 425
三輪郡長の赴任と明石郡町村自治体系 郡青年会の組織 戸主会の設立 郡町村自治内容奉告祭の開催 地域秩序の動揺と利害対立の激化 地方改良運動の展開と町村制の改正 「家」観念による地域運営の限界 勧業政策の進展 行政の整備充実
第三章 第一次大戦後の神戸
第一節 都市計画と公共事業の伸展
1 第一次大戦後の神戸
市の膨張発展と社会諸問題 財政問題と政治の動き
2 市の膨張と交通量の増大
市の膨張と交通量 将来の交通量の予想
3 都市計画の進展
市区改正調査委員会と諸計画 都市計画法と都市計画委員会 神戸市都市計画の諸構想 都市計画区域の設定と地域指定 都市計画街路網の決定とその他の計画
4 都市計画と市域拡張
須磨町の編入 東部三町村の編入
5 都市計画事業と関連事業の展開
道路の新設拡張 市電の延長 土地区画整理組合
6 国鉄私鉄問題と築港事業
市内縦貫鉄道(国鉄)改良問題 私鉄乗入れ問題 築港事業の進行
7 市営の電気供給事業と水道事業
電気供給事業 水道事業 下水道の遅れ
8 都市計画への提言と批判
長知事の回想 市民の声 兵庫県都市研究会 都市計画官僚とその主張
第二節 学区の統一と地域住民組織の動向
1 各区の人口増加の特徴
人口の増加 労働者人口の構成
2 学区統一問題
学区の成立 学区制下の教育 学区間格差の増大 越境通学者の増加 初等教育の変容の兆し 神戸市の実業補習教育 補習教育の要請 学区と補習教育 学区統一の過程
3 学区統一後の教育
学区統一後の初等教育 学区統一後の補習教育
4 神戸市青年団の成立
神戸市青年団の起源 日露戦争後の青年団 同業組合型青年団 神戸市連合青年団 単位青年団の実態 単位青年団設立の背景 修養団思想と青年団
5 屎尿汲取と衛生組合
衛生組合の設立 明治三十三年の屎尿騒動 日露戦争以降の衛生組合 屎尿汲取の停滞 屎尿汲取の市営化
6 在郷軍人会
在郷軍人会の結成 大正期以降の変化
第三節 社会運動と社会政策
1 米騒動と社会政策
大戦好況と生活の変化 米価暴騰と「窮民」の立上がり 社会政策の開始 地域改善事業 生活スタイルの自覚と社会政策 労働運動の転換 川崎造船所労働者のサポタージュ
2 生活改善運動の展開
戦後不況と失業問題 大正十年の争議 生活改善運動の展開と住宅問題 湯屋問題 部落開放運動と生活改善
3 思想の急進化
労働運動の急進化 金融恐慌と失業問題
第四節 市財政の構造とその変化
1 市財政総収入の変化の概要
「普通経済」と「特別経済」 財政収支の概要
2 電気事業費と水道事業費
電気事業費 市電事業の困難化 水道事業費
3 都市計画事業費
第一期第二期事業費 第三期事業計画の困難
4 市費(一般会計)の変化
歳出の変化 公債の収支
5 繰入金問題と公共料金問題
公益事業と繰入金問題 公益主義をめぐる対立 無産政党の公共料金値下げ運動
6 増税とめぐる政治的対立
税収入の構成と変化 増税をめぐる政治的対立 都市の事業の拡大と増税 昭和初年の増税反対運動
第五節 特別市制運動
1 特別市制運動の経過
特別市制への条件の成立 神戸市の特別市制運動 六大都市の運動と中央の動向 昭和初年の神戸市の動き
2 特別市制とめぐる問題点
二重監督問題 警察権移管問題と市長官選公選問題 特別市制をめぐる市自治発展上の問題点
3 「神戸市繁栄策」
藤原米造の「神戸市繁栄策」 都市の自立の困難
第六節 諸党派の動向と各級選挙
1 衆議院議員選挙と県会議員選挙
修議員選挙と各党派 民友会と県議選 政界再編と県議の動向 非政友会各派の地盤
2 普通選挙運動の展開
大正八、九年の普選連盟の活動
3 政界革新勢力の台頭と無産政党の成立
既成政党批判勢力の台頭 暁明会の活動 神戸愛国青年党の活動 実業同志会神戸支部 神戸立憲青年会 憲政会支部の動き 立憲興民会 労働者の組織化 政治研究会神戸支部 労働農民党支部 社会民衆党支部 日本労農党支部
4 市会議員選挙と会派の動向
選挙方法とその変化 市会議員選挙 大正十年の市議選 大正十四年の市議選 市長の銓衡をめぐって 市会派の政党化 初の普選市議選 新しい市会
第四章 十五年戦争下の神戸
第一節 経済の発展と国際海港都市神戸の形成
1 昭和恐慌と神戸経済
慢性不況下の神戸経済 昭和恐慌の影響 恐慌からの脱出 重化学工業化の進展 日中全面戦争の勃発と神戸経済 中小工業の動向
2 貿易の発展と国際海港都市神戸
外国貿易の動向 神戸港貿易の動向 アジア貿易の発展 貿易構造の特徴 輸出貿易の特徴 輸入貿易の特徴 国際都市化の進展 港湾の整備 在留外国人の動向
第二節 都市政治構造の変容と再編
1 昭和恐慌以降の地域社会の変容
昭和八年の市会選挙 昭和初期の住民世帯
2 青年団の再編
昭和期の青年団 単位青年団リーダー 市連青の活動 青年団規程の改正 市の青年団指導方針 経済更正運動と青年団 壮年団の結成
3 衛生組合の変化と行政区
屎尿汲取問題と衛生組合 衛生組合の法人化問題 神戸市従業員組合と無産政党行政区と選挙 衛生組合から町会へ 垂水町の編入
第三節 都市社会矛盾の顕在化
1 反百貨店運動と都市小ブルジョワジーの政治活動
都市中小商工業問題の顕在化 小商売の危機的状況 神戸市小売商組合連盟の結成 小売商と公私設市場の対抗問題 十合の三宮進出と反百貨店運動の激化 百貨店対小売商問題と神戸市民 小売業者の政党結成と神戸小売商組合連盟の対応
2 労働組合運動の高揚とその変容
労働組合運動の推移 兵庫県における労働争議の動向 神戸市における労働争議の動向 昭和恐慌下無産政党の離合集散 満州事変と国家主義的無産政党の出現 反ファッショ人民戦線運動と社会大衆党 日中全面戦争の開始と国策協力方針
第四節 戦時支配体制の確立
1 選挙粛正運動の展開
選挙粛正運動の狙いと組織 第一次選挙粛正運動 神戸市における運動の展開 県会議員選挙と選挙粛正運動 盛り上りを欠いた第一次選挙粛正運動 第二次選挙粛正運動 衆議院選挙と選挙粛正運動 第三次選挙粛正運動 神戸市会と選挙粛正 神戸市における第三次選挙粛正運動 林内閣の衆議院解散と選挙粛正運動 神戸市会選挙と選挙粛正運動の再開 選挙粛正運動の意義
2 大政翼賛会と地域組織
大政翼賛会の結成 町内会改組と市職制改革 翼賛壮年団 翼賛体制下の市会議員選挙 会派解消問題と翼賛市政会
第五節 戦争への国民動員と敗戦
1 阪神大水害とその影響
昭和十三年大水害の発生 神戸市当局の対応 神戸市復興委員会の活動 大水害と神戸市会の対応 政府への陳情活動
2 神戸市における排英運動の高揚
排英運動台頭の背景 昭和十四年の神戸市の排英運動 排英同盟の結成と県会市会の動向 反英ムードの醸成 昭和十五年の神戸市の排英運動 兵庫県会神戸市会の排英運動 広がる反英感情 「英国人スパイ事件」と排英運動 六甲開祖之碑の撤去運動 排英運動の意義
3 神戸市域における朝鮮人労働者
神戸市における朝鮮人強制連行問題 強制連行以前の神戸市域の朝鮮人労働 強制連行実施後の神戸市域の朝鮮人労働
4 空襲の激化と敗戦
戦時下の神戸市政の動向 銃後体制の整備とその矛盾 学童疎開の実施 神戸空襲と敗戦
第五章 戦後の神戸市
第一節 敗戦と占領
1 敗戦と占領軍の神戸進駐
ポツダム宣言の受諾 連合軍総司令部(GHQ)の成立 占領軍の神戸進駐 神戸軍政部の成立 占領軍による土地建物の接収
2 敗戦直後の神戸の状況
終戦と神戸 中井市長の誕生 機構改革と市役所の移転 中井=マッカーサー会談 神戸市復興基本計画要綱の策定
第二節 「民主化」と地方政治
1 政治の民主化
日本国憲法と地方自治法の制定 政党の復活 選挙法改正と公職追放 戦後初の衆議院議員総選挙
2 占領改革と地方行政
町内会部落会の廃止 警察制度改革―神戸市警の誕生 教育の民主化 戦後教育体制の発足 財閥解体農地改革農民運動
3 労働運動の高揚と二一スト
労働組合の復活 食糧危機と民主戦線への動き 産別の結成と八月~十月闘争 吉田内閣打倒国民大会 二一ゼネスト
4 昭和二十二年四月選挙
兵庫県民主政治会の結成 選挙法改正と第二次公職追放 初の知事市長公選 参議院衆議院選挙 戦後初の市会議員選挙
第三節 占領下の神戸市政
1 特別市制問題
大正七年以来の念願 府県側の反対 地方自治法の施行と特別市制度 「住民投票の範囲」をめぐる解釈の転換 民政局と特別市制度
2 港湾法の制定
戦後の神戸港 港湾業者の反対 管理母体をめぐる県と市の対立 港湾法の制定 まぼろしの自由港設置
第四節 占領政策の転換と神戸市
1 第一次神戸朝鮮人学校事件
神戸の在日朝鮮人 朝鮮人学校の閉鎖要求 事件の経過 占領軍の対応 事件後の動き
2 占領政策の転換とドッジライン
占領政策の転換 昭和二十四年総選挙 神戸市財政とドッジライン 原口市長の誕生 神戸博の開催
3 神戸市公安条例の制定
団体等規制令と公安条例の制定 条約反対運動と改正の動き
第五節 サンフランシスコ講和から「五五年体制」の成立
1 朝鮮戦争と神戸市
朝鮮戦争の勃発とレッドパージ 第二次神戸朝鮮人学校事件 朝鮮戦争と神戸の経済
2 サンフランシスコ講和条約の締結
講和問題と平和運動 遅れた兵庫県総評の結成 社会党の分裂 昭和二十六年市会議員選挙 港湾の接収解除 警察法改正と神戸市警の廃止 第二次特別市制運動 昭和二十八年市長選挙―原口市長の再選
3 「五五年体制」の成立
昭和二十七二十八年総選挙 昭和三十年二月衆議院総選挙 昭和三十年市会議員選挙 五五年体制の成立と神戸市
第六節 市域の拡大
1 北部三ヵ町村、西部七ヵ村の合併
戦後の合併構想 交渉の経過 知事への答申―大久保魚住二見の除外
2 東部五ヵ町村、北部三ヵ村の編入
東部三ヵ町村との合併―市長の決意 御影など三町村の合併 有馬郡三ヵ村の合併 合併の停滞 長尾村の編入 新市町村建設促進法の施行 淡河村の編入 神戸市と「適正市域」
3 明石市との合併問題
明石市との合併問題 三度合併の申し入れ 明石市における住民投票
第六章 経済成長と神戸市政
第一節 高度成長と神戸経済
1 産業基盤の拡大
戦前水準への復帰をめざして 東西埋立地の造成
2 産業構造の宿命
伸び悩む神戸経済 神戸貿易港の再生
第二節 政治革新と環境保全
1 政治革新の波
進む多党化傾向 宮崎市政の誕生
2 環境行政の展開
人間環境都市の宣言 生活福祉行政の展開 参加実践型市民活動 都市環境の整備
第三節 文化産業と経済振興
1 都市活性化への対応
インナーシティ問題 ポートアイランドと西神ニュータウン
2 文化産業の創造
ファッション産業の胎動 ポートピア ‘81の開催 二十一世紀都市への創造