白楊の墓標
- サブタイトル
- 昭和の少年屯田兵の生涯
- 編著者名
- 溝渕 利夫 著
- 出版者
- とき印刷
- 出版年月
- 1996年(平成8年)5月
- 大きさ(縦×横)cm
- 21×
- ページ
- 265p
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/Mi93
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 非売品
- 昭和館デジタルアーカイブ
第一章 男子志を立てて郷関を出ず
1 巣立ち
2 少年の揺り籠の地
3 兄が飛行機乗りに
4 竹夫も少年屯田兵を志す
5 垂乳根に意地を張る竹夫
6 晴れの門出
7 さらば故郷のはらからよ
第二章 竹夫の内原日記
1 義勇軍の基礎訓育
2 所外訓練実施
3 総括訓練に入る
第三章 晴れのち鹿島立ち
1 歩武堂々と渡満道路を進む
2 渡満中隊日本列島を縦断す
3 土の戦死 博多の港を発つ
4 釜山に上陸・・・一路北満洲へ
5 列車鴨緑江を渡る
第四章 嫩江訓練所の初年次中隊
1 現地訓練所の正門をくぐる
2 草原の中を第十六中隊へ
3 第十六中隊の全貌
4 嫩江大訓練所とは
5 士気が上がる農事訓練
6 冬将軍の訪れ
7 痛恨なり拓友逝く
8 広野で拝む初日の出
9 十八中隊に移動する
10 友、嬉嬉として特技中隊へ
11 内原からの懐かしき便り
12 雪の夜の軍事教練
第五章 苦難の二年次生
1 沃野に開墾鍬を振り下ろす
2 忙中に閑あり
3 激励袋に弥栄
4 満人部落でマイマイ(物物交換)
5 哀れや朋友特中にて散る
6 二年次中隊の意気地
7 溝口農事幹部に召集令状来る
8 大隊本部勤務と発疹チフス
9 北満で二度目の迎春
10 泣くな嘆くな一毛銭苦力
11 義勇隊と言う名の少年屯田兵
第六章 花の三年次生
1 晴れて三年次生となる
2 悦ばしき香川号の誕生
3 空き家中隊の警備に付く
4 年長の隊員、関東軍に入隊する
5 若桜一輪 南の空に散る
6 四十度の炎天下で乾燥作り
7 北満の広野に漂う暗雲
8 少年屯田兵、産業戦士に変身
9 白蘭の天使着任す
10 第三次挺身隊再び奉天へ
11 朋友拓勇愛で命を拾う
12 忙中に閑あり老来川に遊ぶ
13 住めば都ぞ畜産部
第七章 王道楽土・満蒙の地平に沈む
1 赤い狐が噛みつく
2 嫩訓の艮櫓に異常あり
3 少年屯田兵関東軍の三等兵と成る
4 危うし艮櫓
5 拓士二名、大地に返る
6 白欄の使荒野に消ゆ
7 応召兵隊員無疵の帰隊
第八章 昭和の屯田隊の終焉
1 延吉挺身隊の顛末
2 奉天鉄西挺身隊の末路
3 嫩江訓練所消滅す
第九章 流浪の少年屯田兵
1 捕らわれてアムール川を渡る
2 奉天西挺身隊の末路
3 嫩江訓練所消滅す
第九章 流浪の少年屯田兵
1 捕らわれてアムール川を渡る
2 西安炭鉱で命を繋ぐ
3 朋友よ安らかに眠れ
第十一章 追憶
1 義勇隊と関東軍
2 終章の項
あとがき
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