図書目録シカ シマネケン ミズホ マチ ノ センソウ ヒャク ダン ヒャクシュ資料番号:060008228

止過;島根県瑞穂町の戦争百談・百首

サブタイトル
編著者名
川本 晃 編著
出版者
[川本晃]
出版年月
1986年(昭和61年)3月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
177p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ka95
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

題字(三上邑湲)
序文(三宅嘉六)
緒言(川本晃)

第一 戦争百談
一 児童は不平も言わず(尼川尚明)
二 原爆死体から祖父母を探し得ず(丸正作)
三 日本橋支店長から市木の炭焼きに(西方花代)
四 日本負けると落書が(稲垣二郎)
五 だまされてとうとうシベリアへ(稲垣整爾)
六 六年半ぶり暗いわが家の庭へ入ったとき(福原武)
七 月皎々と照り敵歌を流す(金子勘一)
八 二人の弟戦陣に歿す(洲浜淳之助)
九 夜陰を待っては次の島へ(諏訪量三)
十 戦争は悲惨、極悪である(新田鶴市)
十一 とに角ソ連はもののない国だ(諏訪太助)
十二 食べんのと、寒いのと、シラミで(洲浜登島)
十三 まこと作三なら風呂へ入れ(洲浜作三)
十四 負けて戻ったが、また(洲浜虎雄)
十五 馬が滑って滑ってとうとう引き返す(井野定忍)
十六 華北交通の女子寮長(島津田都枝)
十七 馬鹿な戦争やったもんだ(日野亀市)
十八 大晦の晩に召集令状(平野寿人)
十九 馬鹿げな、こんなあやれんでえ(三宅嘉六)
二十 十一月二十五日すでに開戦詔書(井上夏之助)
二十一 中野学校はまだ起つ(上田轍郎)
二十二 友軍の飛行機はあっても飛ばない(三宅英三)
二十三 わしは死ぬるかも知れん(田代秀市)
二十四 夜まで待とう(上田治郎一)
二十五 飛行機はあったが燃料が無い(上田栄)
二十六 人間の骨はなかなか焼けない(河野群二)
二十七 鉄帽かずいとらんで助かった(山根正人)
二十八 張自忠の死骸を掘りに来た(伊藤房人)
二十九 松根油はかくいをめぐのが仕事(竹辺文治)
三十 この子を殺しちゃんさいや(日野重雄)
三十一 当直将校居らず、飛行機発進出来ず(木下喜人)
三十二 墓を建てんさる時の足しに(洲浜三代一)
三十三 縄梯子がえっとの人の重みで切れた(洲浜正敏)
三十四 兄さんはありゃあ居らん(下前澄人)
三十五 伏龍部隊(川本久信)
三十六 夢に出て来て軍刀を(伊藤清子)
三十七 負けたら持っていぬることばっかり(品川政治郎)
三十八 偉い人の墓は少ない
三十九 わけの分らんしわい戦争だった(川本誠妙)
四十 天皇陛下万才とは言わん(伊藤正貴)
四十一 夕べまで隣りに寝とった奴が(垣崎一男)
四十二 動員学徒もえっと死んだ(垣崎トシエ)
四十三 浅利の学校へ泊って潮汲み(垣崎浩)
四十四 戦争するものでない(稲田隆男)
四十五 お尻に五寸釘が(藤田谷次郎)
四十六 庭先でついさいなら言ふたぎり(松尾マツノ)
四十七 馬が腐りよる 人間がミイラになっとる(田中時二)
四十八 蔭膳もむなしく(田中フサ子)
四十九 毎朝今日は、はあ戻らんかも知れん(田岡サダヨ)
五十 還らぬ戦友が(三上正照)
五十一 白骨街道(稲田善太郎)
五十二 なん日たっても一本の木がかやらん(森次錫夫)
五十三 ごうげにひどりあるとものお(植原幸一)
五十四 鳥がえっと来て埋めた死骸を食う(日野美須恵)
五十五 どの分の子が死んだだいら分らん(吉賀忠延)
五十六 こらえてえこらえてえ母さんこらえてえ(川本晃)
五十七 新高山登れ(上田義春)
五十八 ほんこ目の前で護衛の鑑が沈んだ(大田軍作)
五十九 あの顔が見える様な(谷口鈴江)
六十 戦争ああいうことをくり返しちゃあいけん(岡田松夫)
六十一 えっと十代の特攻隊員が死んだあ(四ツ道・日野秋義)
六十二 恐しいほど金が貰うた(桑野峯一)
六十三 木と浜だけの島に二年(桑野房二)
六十四 戦争は百害あって一利なしだ(日野偉隆)
六十五 戦時中の科学指導(桑野直夫)
六十六 夜が明けて見たら何百いうて死んどった(臼谷・日野秋義)
六十七 兄戦死す(森脇正八)
六十八 あれを殺したあわしだ思うてのお(上田敏)
六十九 寒山寺の方へ毎朝かけ足しよった(田中三二)
七十 まあ戦争をやっちゃあやれんよな(平川静憲)
七十一 たったひとりぼっちに(平川隆代)
七十二 大東島の洞窟で(小田昇一)
七十三 満州敗戦時の混乱(佐倉三郎)
七十四 防空演習(松川省三)
七十五 死ぬるのを待つばっかりと言う母と子(野田政二郎)
七十六 台湾で高射砲(河上浅雄)
七十七 弱いものに優しかった鬼聯隊長(三宅正雄)
七十八 仕方なしの金鵄勲章(日高量登)
七十九 みんな天皇陛下万才言うて死にましたよ(影山庫重)
八十 戦友が浮きつ沈みつしながら沈んでいく(井野九十一)
八十一 戦友はまだ霊魂としてシベリアに(富永公美)
八十二 置きざりにされた赤ん坊と若い支那兵と(竹内剛二)
八十三 通州事件(木村晴雄)
八十四 華北交通の建設事務所に(有井豊)
八十五 天保山の激戦(増田静男)
八十六 酒が酢んなるまで待った(木村勇)
八十七 きびしかった軍律(石橋倫二)
八十八 まあこの辺の人でもえっと死んどるよのお(日高芳造)
八十九 食べんと便も出ん(尾谷卓吾)
九十 現地自活(和田一幸)
九十一 いまに足がやれません(井上正男)
九十二 なんとどがあず出来んもんか(池上秀範)
九十三 いい社会を(阿川昭登)
九十四 十七才で七ツボタンを志願(山本四郎)
九十五 真実に生きる(日高政雄)
九十六 平和を守って家業に(佐田麻緒)
九十七 泣いて軍旗を焼いた(服部彰)
九十八 徴用で行って食うものが無うて(服部文枝)
九十九 妻が子を負うて可部まで歩いて面会に(小笠原忠義)
百 道に迷うて自決した兵隊(高倉貫城)

第二 瑞穂町の人の戦争百首(西方花代/石橋カズエ/横田親男/横田由江/石橋郡市/若三ふじえ/井野定忍/田代秀市/三宅チヨノ/田中悦子/上田三枝子/洲浜察子/川本誠妙/山田フサ子/川本晃/川本美年子/佐田光子/日野フジエ/三上ミヨコ/野田政二郎/今田信二/中野浦風/富永睦恵/桜尾道子/石橋孝輔/宇津田テツミ/服部三女子/服部彰/服部文枝/服部オクヨ/藤岡信子/佐田白潮/山本敏子/喜種操/阿川時枝/片山菊美/和田夏代/植原秋実/竹添周一/土屋ナツエ/尾谷五女子/高橋菊枝/京良貞子)

第三 瑞穂町の戦歿者名簿

第四 太平洋戦争各地域戦歿者数

第五 方面別引揚者数

第六 年表

第七 昭和万葉集抜き書き百首

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