渋沢家三代
- サブタイトル
- 編著者名
- 佐野 眞一 著者
- 出版者
- 文藝春秋
- 出版年月
- 1998年(平成10年)11月
- 大きさ(縦×横)cm
- 18×
- ページ
- 294p
- ISBN
- NDC(分類)
- 288
- 請求記号
- 288/Sa66
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 文献あり 年譜あり
- 昭和館デジタルアーカイブ
プロローグ 「財なき財閥」の誇り
論語と算盤/知られざる家の歴史/忘れられた日本人のプライド
第一章 藍玉の家
血洗島の風土/一身を四世に生きた男/勤勉と遊蕩の血/代官から受けた屈辱/新五郎のアジテーション/藍玉がもたらした学問志向/親子の縁を切る/最終謀議/平岡円四郎の温情/攘夷論者から幕臣に/孵化の季節
第二章 パリの栄一
カッフヘェーは美味なり/スエズ運河を見る/自決した見立て養子/相つぐ肉親の死と不幸/謹慎中の慶喜に謁見/大隈重信の大風呂敷/喜作と新五郎への処遇/雷親父と避雷針の連袂辞職/三井組が調達した御用金/日本初のサラリーマン社長/合本主義、反独占、排閥
第三章 家法制定
隅田川船中大論争/岩崎弥太郎との死闘/台湾出兵をめぐって/明治十四年の政変/兜町に乗りこむ/栄一の婿選び/鳩山家と穂積家/新しい渋沢家の創立/入党も入閣も拒否/三井家家憲と渋沢家家法
第四章 畏怖と放蕩
篤二のダイシツサク/熊本から強制送還/血洗島での謹慎生活/十四歳の主唱者/結婚相手は皇女和宮の姪?/つかの間の団欒/報じられたスキャンダル/慶喜公の取りなしを/廃嫡処分正式決定
第五章 壮年閑居
電話帳にその名が/慶喜公の余生との共通点/毎回出席した昔夢会/嫡孫を宗家の当主に/敬三と柳田国男との縁/法科か、農科か/「公伝」序文を朗読
第六章 巨星墜つ
雄気堂々の「処理」/水面下の攻防戦/宿敵の孫との結婚/篤二の帰邸問題/屋根裏博物館/民間経済外交への献身/父と子の大いなる和解
第七章 にこやかなる没落
遺骸引き渡しを拒んだ玉蝶/形見は金の根付/祖父の後ろ姿/「ザマーみろ」/右大臣実朝/日銀総裁から大蔵大臣へ/五千坪の豪邸を物納/渋沢家の女たち/父の三十三回忌の前に
エピローグ 深谷のブッデンブローグ家
二階で自転車遊び/巨財を築いた三代目宗助/長忠と篤二の接点/パリのにおいが血となって/渋沢家が残したもの
あとがき
主要参考引用文献
渋沢家関係略系図
渋沢家関係略年譜
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