図書オダ サクノスケ060008161

織田作之助

サブタイトル1~10
昭和を駆け抜けた伝説の文士“オダサク”
編著者名
オダサク倶楽部 編集
出版者
河出書房新社
出版年月
2013年(平成25年)8月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
247p
ISBN
NDC(分類)
910.268
請求記号
910/O17
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
文献あり
和書
目次

織田作之助主要著作書影
はじめに(オダサク倶楽部)

1 織田作之助からの伝言
遺品が語る新事実 今よみがえる褄一枝への一途な想い(オダサク倶楽部)
ほんまの織田作之助(大谷晃一)
トークライブ
織田作之助の”大阪”を現代に問う(難波利三×玉岡かおる×辻原登)
エッセイ
ロンリー・ロマンの人(金秀吉)
阪田三吉と織田作之助(酒井隆史)
織田作之助の凄い言葉(三島祐一)

織田作之助生誕一〇〇年アンケート

2 夫婦善哉の世界
「夫婦善哉」-愛の郷愁のような作品(オダサク倶楽部)
対談
『夫婦善哉』と織田作之助(瀬戸内晴美×前田愛)
森繁久彌が語る 柳吉と蝶子
評論
『夫婦善哉』-めをとよきかな-(宮川康)

同時代の証言
織田作之助について(杉山平一)
織田作之助君のこと
大阪の反逆(坂口安吾)
織田作之助について(林芙美子)

3 三十三年と七十六日間の軌跡 前編 織田作之助の生涯と作品
大阪・上町・がたろ路地(大正二年~大正十五年三月・十五歳)
路地長屋で生まれ育つ(高橋俊郎)
高津中学校(大正十五年四月・十三歳~昭和六年三月・十八歳)
長屋の子が良家のぼんちを見返した(松井繁幸)
京都―三高時代(昭和六年四月・十八歳~昭和十一年六月・二十三歳)
劇作家修業時代に出会った運命の女性(宮川康)
姫松園アパートの頃(昭和十一年七月~十月・二十三歳)
落魄の青春(藤田和美)
東京放浪・落第横丁・『海風』(昭和十一年十月・二十三歳~十四年七月・二十六歳)小説家・織田作之助の誕生(悪麗之介)
野田丈六の新居・ミナミ法善寺(昭和十四年七月・二十六歳~十六年十二月・二十八歳)
一枝との結婚、筆一本の作家生活へ(井村身恒)
大阪文学の頃(昭和十六年十二月・二十八歳~十八年十二月・三十歳)
出版統制の中で、大阪の文学を発信し続ける(高橋俊郎)
木の都・映画「還って来た男」・一枝の死(昭和十九年一月・三十一歳~昭和二十年八月・三十二歳)
映画への進出、一枝の死(井村身恒)

4 織田作之助が語る大阪・文学・女性
座談会【全集未収録】
大阪と文学を語る(宇野浩二×織田作之助×鍋井克之×藤澤恒夫)
対談【全集未収録】
可能性の文学(織田作之助×吉村正一郎)
無頼派座談会【全集未収録】
歓楽極まりて哀情多し(太宰治×坂口安吾×織田作之助)

全集未収録作品
翻刻 白鷺部隊(織田作之助)
解説 脚本家織田作之助の仕事(市川良雄)
大阪名所絵葉書(織田作之助)
東京さん!(織田作之助)

5 三十三年と七十六日間の軌跡 後編 織田作之助の生涯と作品
清荒神・阪神間(昭和二十八年八月・三十二歳~昭和二十一年三月・三十三歳)
笹田和子との結婚、阪神間モダニズムとの交流(増田周子)
富田林(昭和二十一年三月~十一月・三十三歳)
「土曜夫人」執筆開始(北澤紀味子)
東京で客死・東銀座・東京病院・荼毘(昭和二十二年一月・三十四歳)
「おれはロマンを発見した」(悪麗之介)
葬儀・城南寺町・楞嚴寺(昭和二十二年一月~昭和二十四年一月)
文学を愛するの余り・・・(大浦一郎)

織田作之助をめぐる人びと
織田作の師・友 いささか逆説的に(稲垣真美)
織田作之助が見た別府(小野弘)
妻一枝の家計簿(岩佐善哉)
オダサク本の装釘家たち 時代の香りが書棚に燻って・・・(橋爪節也)

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参考文献