浪花千栄子の人生
- サブタイトル
- LIFE STORY OF CHIEKO NANIWA
- 編著者名
- 出版者
- メディアソフト
- 出版年月
- 2020年(令和2年)12月
- 大きさ(縦×横)cm
- 26×
- ページ
- 111p
- ISBN
- NDC(分類)
- 289
- 請求記号
- 289/N48
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 略歴あり 年譜あり 出演映画一覧あり 文献あり
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
浪花千栄子略歴
第1章 大女優がおちよやんだった頃
5歳で母と死別。学校に行かず家業を手伝う。
弁当屋で奉公を始めた少女「おちよやん」
当時の上方芸能と芝居茶屋という存在
第一次世界大戦後の好景気と生活困窮者
弁当配達の合間に夢中で観劇する日々
劇場と芝居茶屋がある街 大阪道頓堀の情景
死を決意した千栄子を救った意外な存在
突然に父が訪ねてきて新たな不幸が始まる
そうだ、京都へ行こう。カフェの女給生活始まる
千栄子の女給ぶりと当時のカフェ文化
千栄子、いまだ夢見ず 二十歳までを振り返る
第2章 夜逃げから女優を目指す
新人募集で女優の道へ 村田栄子の弟子になる
千栄子、銀幕の世界へ 東亜キネマ入社する
転換期を迎えていた当時の日本映画界
数々の不満を募らせて東亜キネマを退社する
浪花千栄子へ改名へ 帝国キネマも退社する
松竹と契約を結び 役者として充実の日々を過ごす
第3章 松竹新喜劇の誕生と天外との結婚
松竹家庭劇が誕生し 浪花千栄子も加入する
千栄子と結婚した二代目渋谷天外の生涯
松竹新喜劇の黄金期を築いた天才喜劇役者・藤山寛美
大阪大空襲で灰燼に帰した道頓堀
家庭劇退団から旅巡業へ そして松竹新喜劇が発足
千栄子が天外と離婚 そして松竹新喜劇を退団
松竹のライバル 吉本興業はこうして生まれた
浪花千栄子が去った後の松竹新喜劇の道のり
日本を代表する喜劇団「吉本新喜劇」の誕生
第4章 復活から「国民のお母さん」へ
行方知れずの状態から『アチャコ青春手帖』へ出演
娯楽の世界を変えた ラジオ放送の開始
『お父さんはお人好し』で大阪の庶民夫婦を演じる
京都の天龍寺付近に「料理旅館 竹生」を建てる
昭和20年代に黄金期を迎えたラジオ放送
テレビとの相乗効果で人気を得た松竹新喜劇
第5章 喜劇女優から映画の名脇役に
長谷川一夫の励ましで映画界に活路を開く
国際派女優・京マチ子が浪花千栄子にかけた言葉
溝口健二監督作品に立て続けに出演する
大阪弁の掛け合いが魅力の『夫婦善哉』
黒澤明監督作品『蜘蛛巣城』に出演
小津安二郎監督の『彼岸花』で女将役を演じる
日本映画の黄金期に活躍した浪花千栄子
女優・浪花千栄子が見たテレビの世界と芸能論
豊臣秀吉の母役を演じたNHK大河ドラマ『太閤記』
テレビドラマでも幅広い役柄を演じる
「オロナイン軟膏」のCMに起用される
66年の生涯を終えた千栄子が残した”遺言”
浪花千栄子年譜
浪花千栄子出演映画一覧
コラム
かつての道頓堀は日本のブロードウェイ
テレビもない時代 娯楽といえば映画
演劇から演芸へ 全国に広がる興行
関西地方でお母さん役といえば浪花千栄子
貧しい少女が国民的女優になるまで
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