図書カミガタ ホウソウ オワライシ060008085

上方放送お笑い史

サブタイトル1~10
編著者名
読売新聞大阪本社文化部 編著者
出版者
読売新聞
出版年月
1999年(平成11年)1月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
398p
ISBN
NDC(分類)
699.67
請求記号
699/Y81
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
年表あり
和書
目次

はしがき

第Ⅰ部 ラジオの時代
第一章 放送黎明期
 南地花月
 全国の人気者
 しゃべくり漫才
 十銭漫才
 ラジオ出演禁止令
 吉本漫才道場
 ミスワカナ・玉松一郎
 引き抜き合戦
 戦地慰問

第二章 復興期のお笑い
 戦後のお笑いの復活
 アメリカン・スタイルの公開番組
 電波に乗って全国進出
 松鶴と春団治の共演
 漫才作者
 原稿料で”遊ばせる”
 CM効果
 研究費

第三章 民放の戦線参加
 民放開局と聴取率合戦
 専属タレント登場
 「エビショウ」が演芸会を救う
 二代目桂春団治
 秋田実と「MZ研進会」
 「宝塚新芸座」
 「漫才学校」
 ミヤコ蝶々・南部雄二の「夫婦善哉」
 ダイマル・ラケットの「お笑い街頭録音」
 ものまね番組が登場
 川上のぼると「ハリス坊や」
 反骨の毒舌、西条凡児
 素人参加、新人を発掘した「漫才教室」
 天才少年漫才師「堺伸スケ」

第四章 エンタツ VS.アチャコ
 エンタツの「気まぐれショウボート」
 アチャコと浪花千栄子の「青春手帖」
 ライバル競演
 「お父さんはお人好し」
 永遠の名コンビ
 「動き」を加えたコメディー

第Ⅱ部 テレビという恐竜
第一章 「見せる」ダイ・ラケ
 「恐竜の卵」テレビの登場
 ”一発勝負”時間と苦闘
 「なんで拳闘漫才せえへんねん?」
 「見せて笑わせなあかん」
 テレビから消えるベテラン
 「かしまし娘」誕生
 人気者を育てた「西の日劇」北野ショウ
 ダイ・ラケ、森光子の「びっくり捕物帳」
 突然の降板

第二章 神風タレントと動く原稿用紙
 花登、ほろ苦デビュー
 天性のコメディアン
 「やりくりアパート」
 「ミゼット!」
 「番頭はんと丁稚どん」
 ”代打”から一気にスター
 神風タレントと神風作家
 雁之助、主役に定着
 泣くは人生、笑うは修業

第三章 テレビと吉本新喜劇
 花のれん復活
 テレビの威力が追い風
 「動き回る軽喜劇」吉本ヴァラエティー
 素人同然の新人をスターに
 「いやーん、いやーん」が大流行
 ギャグはタレントの名刺
 台本に「あとはおまかせ」

第四章 藤山寛美とその時代
 松竹新喜劇
 「アホウを演じさせれば日本一」
 渋谷天外のテレビ嫌い
 「親バカ子バカ」の人気爆発
 プリンスから看板役者へ
 借金地獄 「あれがほんまの俄師」

第五章 コメディーの全盛期と「てなもんや三度笠」
 芥川一郎と「一心茶助」
 「スチャラカ社員」に留飲下げるサラリーマン
 藤純子、スチャラカに入社
 藤田まことと白木みのる
 「てなもんや三度笠」
 上方コメディーの終焉

第六章 上方落語の復興とラジオの復権
 上方落語冬の時代
 放送局の落語会
 DJ・桂米朝でリスナー参加番組
 「ヤン・リク」で火がついた深夜放送
 仁鶴時代の幕開け
 「仁鶴頭のマッサージでございます」
 「ヤン・タン」始まる
 「ヤングおー!おー!」
 お笑い歌手、月亭可朝
 「緊張と緩和」枝雀の小米時代
 小噺大流行
 上方落語ブーム到来
 浜村淳の名調子
 演芸賞が次々と誕生

第Ⅲ部 漫才からMANZAIへ
第一章 漫才の新風
 横山ノックがリーダーの「漫才トリオ」
 型破り漫才「やす・きよ」登場
 栄光と挫折
 「アホの坂田」-新旧交代の波
 人生と風俗-「新婚さん、いらっしゃい!」
 「一目あったその日から」「恋の花咲くこともある」

第二章 MANZAIブーム前夜
 寄席番組、急速に姿を消す
 秋田実と「笑の会」
 ブームへの序曲

第三章 ブーム来る!
 「漫才新幹線」で「もみじまんじゅう!」
 MANZAI
 東奔西走-もう何本出てるかわからへん!
 「おもろい方が勝ちや」
 ブームの終焉

第四章 MANZAI死して・・・
 「しゃべりの天才」さんま時代
 二番バッター「悪童・紳助」世にはばかる
 「世間話の達人」笑福亭鶴瓶
 笑いの市場開放
 「心斎橋筋2丁目劇場」オープン
 夕方の爆笑-ダウンタウン

終章 未来のお笑いへの道
 漫才の行方
 斬新な企画で”東京”に対抗する関西バラエティー
 未来への模索-新喜劇、東京定着なるか
 笑いは永遠に

あとがき
取材協力者一覧
関連年表