図書目録シャクネツ ノ メイキュウ カラ資料番号:060008054

灼熱の迷宮から。

サブタイトル
ミンドロ島から奇跡の生還、元日本兵が語る平和への夢
編著者名
中野 重平 著者/佐藤 竜一 聞書き
出版者
熊谷印刷出版部
出版年月
2005年(平成17年)6月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
214p
ISBN
487720282X
NDC(分類)
916
請求記号
916/N39
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

はじめに

第一章 ミンドロ島上陸
横須賀海軍工廠に入所
第一乙種に合格し、戦場へ
母への手紙
フィリピンの戦場へ
比島航空要塞化計画
特攻隊員となる
特別斬り込み隊
特攻隊員の「特権」
山下奉文司令官の慰問を受ける
山本繁一少尉と陸軍中野学校
特攻機が破戒される
レイテ島行きを断念
ミンドロ島を目指す
アメリカ軍がミンドロ島へ上陸
ピナマラヤンで攻撃を受ける
西矢隊の状況
戦闘開始
マラリアとデング熱
仲間の死が日常の世界
カラパンへの敵の上陸が迫る
七二一高地を目指す
西矢隊の姿はなし
通訳の沖縄出身者
六三三基地
いざ、出発
通信網が途絶える
村上小隊の最期
幡谷中尉の最期
アメリカ軍の勇姿
わらじを履いて歩く
マギャン族の姿に驚く
戦場は死と隣り合わせ
マギャン族の密告
鈴木伍長の死
休戦協定成立のビラ
泉田政治兵長の負傷
餓鬼と化した日本兵
玉砕か生き続けるか
自活の道へ

第二章 逃亡から自活へ
七人による共同生活
開墾生活を始める
雨をしのぐ生活に安堵
炊事道具を揃える
カズラ籠をつくる
蛮刀を役立てる
マラリアにかかる
原始的なマギャン族
マギャン族と絶交
衣服を修繕して使用
ヒルに悩む
銃の手入れを怠らず
日記をつける
神社を設ける
時計のない生活
ロウソクのある生活
夢でわが家に帰る
サツマイモとトウモロコシ、バナナ
塩分と甘味の補給
火種を絶やさず
ドブロクとバナナ酒
猫と犬、イノシシを飼う
犬と猿の智恵比べ
湧水を飲み水として利用
風呂桶をつくる
天災と作物の被害におびえる
敵襲におびえる
竹中兵長との再会
大岡昇平のこと
藤本少尉の最期
竹中兵長の最期
絶えぬ口論
共同生活と階級
軍規により銃殺
森口小隊長の最期
音楽を楽しむ
池田兵長のこと
フィリピン軍に住居を発見される
丸山上等兵の最期

第三章 日本への帰還
揺れる思い
マギャン族との交際を決意
家畜による懐柔作戦
マギャン族の由来、服装
マギャン族の暮らし
わらじで食糧と交換
物々交換
ガラス玉の首飾りが物々交換の基準
寺子屋教室
マギャン族の結婚
情報の入手に努める
敗戦を知る
日本人各位へ
安全通行証
日本の皆さんへ
フィリピン警察隊と会う
和やかな交歓
ヘリコプター着陸の準備
ヘリコプターは着陸できず
中川書記官の手紙
最後の一夜
さらばアヤメタン
ビナガオ河渓に到着
中川書記官と会う
日本人との交流
小野田さん救出の依頼を断る
日本への帰国
大岡昇平と会う
盛岡で一泊
鈴木伍長の遺品を届ける
軽米町へ
父母との再会
日赤へ入院
快い眠り
あきらめないことの大切さ
ミンドロ島で暮らした仲間たち
伝えたいこと

おわりに

図書目録のお問い合わせ

資料の利用については4階 図書室のご利用にあたってをご覧ください。

担当:
図書情報部 図書係
電話番号:
03-3222-2573
FAX:
03-3222-2626