図書シュウセン ゼンヤ ノ アクム060008041

終戦前夜の悪夢

サブタイトル1~10
編著者名
佐藤 正三 発行
出版者
佐藤正三
出版年月
2001年(平成13年)5月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
265p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Sa85
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

はじめに
第一編 終戦前後の悪夢
○野重二〇聯隊への転属
○陣地構築から衛兵用員としての兵営勤務
○ソ聯軍不法侵攻
○ソ聯機の敵襲を受く
○戦友村上氏との思い出
○一般民間人や白衣の入院患者の退避行
○兵営内の総べての建物に放火し、最後のトラックで衛門を後にす
○先発した農耕班員達の苦労を思う
○親しい戦友村上氏との別れ
○第二中隊砲列に帰隊
○肉迫攻撃決死隊に志願
○第一中隊全滅の報に接す
○第二中隊砲撃開始
○敵の猛攻の中、陣地変換作戦
○敵ながら天晴れ弾雨の中で戦車修理
○ソ聯自動小銃部隊の襲撃
○栄光の十五糎榴弾砲の爆破
○部隊長自決
○牡丹江へ牡丹江へ
○東京城を目指す
○鏡泊湖見ゆ
○蜜蜂との出会い
○他部隊の兵を助ける
○白旗を担いだソ聯軍使と渡り合う
○危うく敵前逃亡と見做される
○世話になった工藤曹長の戦死
○岩塩を得る
○敵のトラック三台を捕獲す
○炭焼き釜で野営
○日本人二名が下山を勧める
○生きる為の生活の知恵
○折角粟を手にしながら
○高熱と左足の負傷で死を覚悟
○大隊長及び大隊本部員との決別
○中隊長を担送の上出発
○虎の生息地帯を通る
○青山里を目指す
○アヘン密売人を捕らえる
○日本人元幹部炭鉱職員下山を要請
○豆満江を渡河し北朝鮮領白頭山を目指す
○豆満江渡河大成功、北朝鮮領に密入国
○北朝鮮の独立を初めて知る
○隊の解散を考える
○北朝鮮武装民兵の襲撃を受ける
○再度反転して満州へ
○ソ聯軍兵器類の処分
○和竜炭鉱に到着
○鈴木さん外工作隊員に任命される
○医師団による診察を受ける
○左足手術のため炭鉱病院に入院
○切開手術成功
○宇根岡先生との出会い
第二編 中国脱出一ヶ月
○日本人総引揚げ時、技術留用者として、残留す
○国外脱出を企て、和竜炭鉱を後にす
○第一目的地竜井市に到着一泊
○北朝鮮へ密入国、会寧市警察署へ自首
○残留日本人佐賀氏宅に寄留し自炊す
○日本人避難民と合流し、列車で移動
○清律製鉄所に到着
○感興建設所でのアルバイト
○同行の林兄が北朝鮮に残留す
○日本海側から朝鮮半島横断して平壌(ピョンヤン)へ
○南朝鮮国境三十八度線突破
○南鮮(韓国)京城市(ソウル)着
○釜山港着
○米軍情報部へ出頭す
○夢に迄見た引揚船入港
○さらば満州(中国)韓国よ釜山港出港
○佐世保港入港
○途中姫路駅下車し林兄実家へ寄宅
○故郷に生還を遂げる
続編
略歴