岩手の師範学校
序文(岩手大学教育学部長・遠藤哲夫)
刊行によせて(元岩手大学長・黒沢誠)
岩手大学教育学部沿革図
Ⅰ師範学校の誕生・草創期 明治9年8月~明治31年3月
岩手の士官学校がもたらしたもの(長江好道)
思ひ出(尋常師範第二回卒業生・斎藤斐章)
Ⅱ岩手師範学校男子部 明治31年4月~大正12年3月
岩手師範学校 大正12年4月~昭和18年3月
略年表
「順良・信愛・威重」の師範気質〈校舎〉
小倉のつめえり服にマント〈服装〉
各地から集まる英才たち〈勉学〉
幅広い学問で人づくりへの情熱〈教科書・卒業証書〉
連帯と自制を秩序の核としていた〈寄宿舎生活〉
培われる伝統
創立五十周年記念式 新築落成行事
創立六十周年記念祝典挙行
臨海実習
岩手山登山
世界をさらに広く〈修学旅行〉
ひびけ杜陵の空に〈クラブ活動〉
汗と涙に若さが燃える〈スポーツ〉
さすが〈文芸部〉
〈校友会誌〉
子らの瞳に明日の教育を映して〈教育実習〉
役に立つ教育をめざす〈待望のプールびらき〉
吹きわたる時代の風〈青春賛歌〉
ロマン
聖職にミリタリズムの強化〈戦時体制〉
報国の勤労奉仕も学問のうち〈勤労動員〉
自給自足勤労園(三万坪)の開墾
慕われた千喜良英之助
青春の日々-暗雲の渦の中へ(吉田六太郎)
師範生気質(黒沢誠)
Ⅲ岩手県師範学校女子部 明治32年4月~対象12年3月
岩手県女子師範学校 大正12年4月~昭和18年3月
略年表
和服姿に束髪の杜陵の乙女〈校舎〉
西かぜに内丸大路の桜の葉〈服装〉
ノートにはさんだ木の葉のしおり〈勉学〉
成しおえた喜びが瞳に輝く星を見る〈卒業〉
輝く自治のわが寮舎〈寄宿舎生活〉
乙女子の胸の小琴をかきなでよ〈行事〉
歩け、歩け、女子学生も心身鍛錬〈登山〉
思い出もゆたかな〈修学旅行〉
いつもにぎやかでした〈運動会〉
スポーツの殿堂優勝旗を独占
杜の陵に活躍した文化活動
限りなく美しい教育への気概〈教育実習〉
岩手の富士に暮れかかる夕べの色の杜陵〈青春のロマン〉
可憐な乙女心にしのびよる時勢の波・戦時体制
灰色の青春との相剋の中で〈勤労動員〉
自給自足
六原へ
教え子を救って殉職・師魂たたえられた小国訓導
遠き青春の日日(鎌田輝)
Ⅳ官立岩手師範学校 昭和18年4月~昭和26年3月
略年表
男子・女子とも官立へ移管〈校舎〉
師範学校昇格にわく〈官立移管記念式典〉
雪崩れる時の流れ〈服装〉
聖戦完遂風雪急なり
聖域から勤労動員へ
どのように「生きる」か。
どのように「学ぶ」か〈勉学〉
新らしい教育へのあけぼの〈教科書〉
別れは早春の野にみちて〈卒業〉
北謳寮誕生のころ〈寄宿舎〉
声と声、心と心をはずませて〈クラブ活動〉
学問への情熱を燃焼〈教育実習〉
青春の夢清らかなり
女子部校舎焼失す
師範最後の頃(千葉克郎)
Ⅴ岩手県立実業補習学校教員養成所 大正10年4月~
岩手県立青年学校教員養成所 昭和10年4月~昭和19年3月
岩手青年師範学校 昭和19年4月~昭和26年3月
略年表
「霞が丘」に集う青春の群像(小野寺永幸)
さわやかな自然につつまれて〈校舎〉
心身統一で気合こもる朝〈六原、朝の行事〉
農耕と教学は一体〈勉学〉
練魂の寮生活〈参上寮〉
やまと ますらお ここにあり〈軍事教練〉
ペンをシャベルに代え〈勤労奉仕〉
北満への勤労報国隊参加
青春の風は緑に燃えて〈青春謳歌〉
教育実習
全国青年師範代表者会議
盛りあがる部活動の気運
私の歩んだもう一つの師範教育(鎌田英雄)
総合大学昇格声明書
Ⅵ実習教育校等付属校等
沿革図
実習教育校等・付属校の流れ(本堂寛)
明治・大正・昭和の流れにみる付属校の写真
Ⅶ岩手の師範学校の歩みと岩手大学教育学部
岩手の師範学校と岩手大学教育学部の歩み(駒林邦男/長江好道)
昭和24年5月31日岩手大学発足
岩手大学教育学部創基百年
教育学部長式辞(川本忠平)
国公立大学入試改革
学部紹介
岩手大学教育学部同窓会発足三十年(岩手大学教育学部同窓会三十周年記念事業実行委員会委員長・佐々木盛男)
校閲を終えて(岩手大学教育学部資料委員会委員長・高橋八郎)
岩手大学教育学部資料委員会名簿
資料ご提供者
引用させていただいた資料