図書目録ヒノマル ノ リレキショ資料番号:060007449

日の丸の履歴書

サブタイトル
あなたの知らない日本の国旗・世界の国旗
編著者名
吹浦 忠正 著者
出版者
ネスコ
出版年月
1992年(平成4年)1月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
253p
ISBN
NDC(分類)
288.9
請求記号
288/F73
保管場所
閉架一般
内容注記
文献あり
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

はじめに 
第一章 「日の丸」の歴史 
旗とは何か 紋章学のイロハ 漢字で探る「ハタ」さまざま 白旗は奈良時代から 日像・月像 那須余市、扇の要を射る ”青地に赤く” ”黒地に白く” 「日の丸」海を渡る 黒船来航で制定へ 文久二年、父島に「日の丸」立つ 二つの太政官布告 国民すべての「日の丸」だが 流産しつづける国旗法 静かな国旗論議を 「日本」、「東京」、そして「日の丸」 新しい「日の丸」の提案も 説得力ある論争を 社会党が「日の丸」を認めた?

第二章 「日の丸」と国際化 
「国際化」は国旗に始まった 国旗を盗用した「フェートン号事件」 鎖国時代にも国旗研究 日本最古の万国旗図を訪ねる 天保年間の国旗本 使用法を紹介する書も 来航船で確認 手帳大のマニュアルも 水戸蘭学の一成果 まだ見ぬライオン、象を描く 細密な『萬國旗章』 庶民には長崎絵や横浜絵で 「まるドメ」時代の名著 各国に権威ある国旗の書 国旗研究は危険思想だった? 戦後の国旗研究 

第三章 「日の丸」の色と形 
あいまいな「日の丸」の色 全部違った赤色だった 色票、色刺激値、光の波長 紫・ピンクは国旗にない 四分の三の国旗が赤を使用 赤かオレンジかオランダ三色旗 布地が色を左右する 時と場合で旗地を選ぶ 赤・白・黄色の太陽 太陽の沈むことなき地球 われこそは”日出づる国” 赤丸の中心はどこにおくか トリコロールも比率で揺らぐ 「日の丸」を買うには 買うは易し、作るは難し 国旗デザイナーの正体 

第四章 国旗から見る世界事情 
かわる旗、かわらない旗 復活したロシア帝国旗 リトアニア旗が「赤の広場」に ウクライナよ、お前もか ピョートル大帝がオランダで学んだこと 激動する東欧の国旗 ユーゴスラビアはどうなるか 消滅した東ドイツの国旗 ドイツ国旗の変遷 国旗も国歌も吸収された 湾岸戦争での国旗ドラマ 次なる政変のきざし 窮余の一策?星十二個のEC旗 星は流れる オランダ、フランス...自由と独立の三色旗は世界を巡った 革命で生まれたトリコロール 三色旗は世界を一周した ユニオン・ジャックは世界中でひるがえった 南十字星の国々 星条旗のご親戚 南アの旗に「黒」の入る日

第五章 国旗の常識・エチケット 
「星条旗に星はいくつありますか?」 星の配列は苦心の産物 国旗に宣誓するアメリカ人 星条旗への誇り 留学で国旗も学んでほしい 外国旗NG集 国際理解は国旗から 外国旗のみに損壊罪 焼き捨てられた星条旗 改憲に敗れたブッシュ大統領 「日の丸」に上下なし 三つの旗が一つの旗に 断えない逆掲揚 組織委の至上命令 国旗取り扱い三つのタブー 「日の丸」を拾い集めるガール・スカウト 星条旗の星はいつも左上に 弔旗は一度揚げてから下げる 並べての掲揚は「左上位」の鉄則 

第六章 国旗の速攻記憶術 
アメリカ、中南米はブルー・カラー 赤旗、アフリカ、イスラムに青なし 赤のある国 青・黄・赤の縦三色 そっくりさんはペアで覚える 緑・黄・赤はアフリカの色 アフリカに青・白・赤はない イスラムの四色、緑・赤・黒・白 中近東の暴れん坊 イスラムの月と星 中南米に紋章あり 理想を文字で ”お国自慢型”分類法 ライオンがいる国旗 白象や龍 植物いろいろ

あとがき

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