道
- サブタイトル
- 天皇陛下御即位十年記念記録集 新装版 平成元年~平成十年
- 編著者名
- 宮内庁 編
- 出版者
- 日本放送出版協会
- 出版年月
- 2009年(平成21年)9月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 509p、図版10枚
- ISBN
- 9784140813904
- NDC(分類)
- 288
- 請求記号
- 288/Ku41/1
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
新装版道天皇陛下御即位十年記録集 平成元年~平成十年 目次
第一章 象徴
第一節 皇位の継承
ここに皇位を継承しました
日本国及び日本国民統合の象徴として
第二節 御父昭和天皇
追慕の情はいよいよ切なるものがあります
昭和天皇の崩御
弔意を寄せられた人々へ
御苦労をお察しして
昭和天皇のことを深く念頭に置き
第三節 天皇の在り方
即位にあたって
国民と心を共にするよう努め
”I shall be the Emperor.”
国の最高法規
日奉国憲法によって
日本の伝統の中で
心を込めて
五月のある一日
公務と健康
王室と皇室と
日本の国民がどのように考えるか
ジョージ五世の伝記
第四節 折々の務め
親任式
文化勲章受章者拝謁
全国民を代表する皆さんと
選挙は民ま政治の基礎
言論の自由は民主主義にとって大切
地方自治の理念実現のために
我が国の首都として
安全な地域社会を築くために
法の支配の担い手として
和の精神を重んじて
犯罪のない社会の実現に
正しい情報を、豊かな文化を
農林水産業に携わる入々の励ましに
社会における公正さと透明性の確保へ
第二章 鎮魂
第一節 先の大戦から五十年
終戦以来すでに五十年
礎となった多くの入々をしのび
人類がこの災いを二度と経験することのないよう
厳しい戦いの行われた地を改めて訪れ
多くの人々の犠牲の上に築かれた今日の平和を思い
この戦いに連なるすべての死者の冥福を祈り
戦争の惨禍が若い世代に語り継がれていくように
国のために亡くなった多くの人々のことを思い
共に励まし合い元気に過ごされるよう
今後とも遺族を助けて
過去を顧みつつ、将来に向かって
第二節 激戦の地で
沖縄県に豊かな未来を
即位後、早い機会に沖縄訪問をとの念願がかない
沖縄の人々に対する本土の人々の務め
国民全体で分かち合うよう
小笠原の厳しい歴史に思いを致し
忘れがたい摺鉢山
硫黄島の戦いが終わって五十年
第三章 世界の平和
第一節 各国元首と共に
【一】 宮中にて
ジンバブエ共和国ムガベ大統領を迎えて
タンザニア連合共和国ムウィニ大統領夫妻を迎えて
アラブ首長国連邦シェイク・ザーイド殿下を迎えて
オランダ国ベアトリックス女王陛下を迎えて
ペルー共和国フジモリ大統領を迎えて
チェッコ・スロヴァキア連邦共和国ハヴェル大統領夫妻を迎えて
フィリピン共和国ラモス大統領夫妻を迎えて
ロシア連邦エリツィン大統領夫妻を迎えて
ポルトガル共和国ソアレス大統領夫妻を迎えて
ポーランド国ワレサ大統領夫妻を迎えて
アイルランド国ロビンソン大統領同夫君を迎えて
エジプト・アラブ共和国ムバラク大統領夫妻を迎えて
南アフリカ共和国マンデラ大統領を迎えて
テュニジア共和国ベン・アリ大統領夫妻を迎えて
メキシコ合衆国セディージョ大統領夫妻を迎えて
ブルガリア共和国ストヤノフ大統領夫妻を迎えて
大韓民国金大中大統領夫妻を迎えて
【二】 外国にて
タイ国プミポン国王王妃両陛下主催晩餐会にて
マレイシア国アズラン・シャー国王王妃両陛下主催晩餐会にて
インドネシア国スハルト大統領夫妻主催晩餐会にて
中華入民共和・国楊尚昆国家主席主催晩餐会にて
イタリア国スカルファロ大統領主催晩餐会にて
ベルギー国アルベール二世国王王妃両陛下主催晩餐会にて
ドイツ国ヴァイツゼッカー大統領夫妻主催晩餐会にて
アメリカ合衆国クリントン大統領主催歓迎式典にて
フランス国ミッテラン大統領夫妻主催晩餐会にて
スペイン国ホァン・カルロス一世国王王妃両陛下主催晩餐会にて
ルクセンブルグ国ジャン大公同妃両殿下主催午餐会にて
ブラジル国カルドーゾ大統領夫妻主催晩餐会にて
アルゼンティン国メネム大統領主催晩餐会にて
英国エリザベス二世女王陛下及び王配殿下主催晩餐会にて
デンマーク国マルグレーテ二世女王陛下及び王配殿下主催晩餐会にて
第二節 国際親善
お互いに人間として理解し合い
国民と国民との信頼関係を
訪れた国々のこと
タイ、マレイシア、インドネシア
中国
イタリア、ベルギー、ドイツ
米国
フランス、スペイン
フラジル、アルゼンティン、ルクセンブルグ
ボルトガル、英国、デンマーク
日系の入々に心を寄せて
ささやかな門出から三十年
「平和の鐘」の音に耳を傾け
人間としての尊厳を保ち得る自由で平和な世界を
第四章 国民生活
第一節 人々の苦難を思い
心からの同情と励ましを伝えたく
復興への確実な歩みをうれしく思い
被災地の人々の悲しみに心を痛め
立ち直られる日の一日も早いことを
復興宣言が出され
今次の地震による被害はきわめて甚大
復興に向けての希望を失うことのないよう
国民の信託に応えて一層の努力を
大震災最前線での労苦をねぎらい
心の重い年
思いもよらぬ、痛ましい災害
外国訪問を控えた二年間
大震災から三年、高齢の人々のことが案じられ
自然の厳しさを深く感じて
日本の将来を心強く感じ
お互いに気をつけ、協力し合って
平穏にすべてが解決されることを祈って
ペルー事件は終結しましたが
ペルー事件を振り返って
厳しい経済情勢の下で
国民の生活を案じ
第二節 自然と環境
みどり豊かな自然を
皆さんと共に緑なす国土を
沖縄に豊かな森を
豊かな森林の回復を
山の森 街の森 海上の森
自然の営みに触れる場として
自分たちの海を美しく
海の生態系における藻場の役割隈地球規模の環境を考えて
相協力して、良い環境の下で幸福に暮らせるよう
生物の多様性保全を願う者として
中国からトキを贈られ
第三節 福祉の充実
結核を根絶するために
障害を持つ人々の自立促進のために
「施薬救療、以テ済生ノ道ヲ弘メムトス」
地域の人々と共に明るく生活できる祉会を
エイズ対策の確立を
高齢者みずからが友愛の輪を
障害者の十年
「最も弱いものを一人ももれなく守る」
社会福祉教育の発展に更に寄与することを
苦楽をともにされた家族らと共に
地道にカを尽くしている人々の心を思い
その使命とする人道的任務を果たされるよう
あらゆる地域の国民が生き生きと暮らせるよう
様々な分野の人々が障害者と協力し合って
第四節 スポーツの喜びを
二十五年見守って
平和を象徴する大会に
未来ヘカ強く歩まれるように
試練を乗り越えて
サッカーワールドカップについて
長野オリンピツクとパラリンピツクに期待して
長野オリンピツク開会宣言
多くの人々にこの上ない励みを与え
一校一国運動など
リハビリからスポーツへ
第五章 文化と学術
第一節 文化の伝統
父祖の地として懐かしく
千三百年にわたる伝統を受け継ぎ
豊かな芸術の伝統を誇りとして
伝統文化と新しい試みと
第二節 教育と学術
一人ひとりの個性を伸ばし
学校教育の充実を願って
教える者と教えられる者との心の触れ合いを
将来を担う子供たちのために
社会教育施設として国民の多様な要請に対応を
科学技術の進歩の基盤として
産業技術の開発の基盤として
昭和天皇をおしのびし、海洋生物学の進展を願って
オオウミガラスも、リョコウバトも
研究の在り方に思いを致し
真に人類の幸せにつながるものとして
生まれいずる生命を核として
人間と動物との関わり
地域学の進展と普及に
我が国の天文学の歩みを振り返り
日本住血吸虫症のことなど
第六章 御所のうちそと
第一節 思い出
サイタ サイタ サクラ ガ サイタ
旧田母沢御用邸
新しい御所に移って
私にとっての六十年
戦後五十年を迎えるに当たって
第二節 ハゼ類の研究
ハゼ類の研究とチャールズ二世メダル
ロンドン動物学会の名誉会員に選ばれて
ハゼ科の研究について
韓国や中国の研究者との交流について
論文「シマハゼの再検討」
真実を追究する厳しさ
第三節 四世代にわたって
幸せなことに皆健康で
皇太后様のことなど
様々な話題で話し合う
結婚のこと
天皇から皇后へ、皇后から天皇へお望みになること
健康や美容の秘訣を問われて
皇后の病気について
「子供時代の読書の思い出」について
文仁親王結婚式 朝見の儀
文仁親王結婚式 祝宴の儀
立太子の礼 立太子宣明の儀
立太子の礼 朝見の儀
皇太子結婚式 朝見の儀
皇太子結婚式 宮中饗宴の儀
第七章 御製(ぎょせい)
第八章 陛下のお側にあって―皇后陛下―
第一節 御即位関連の天皇皇后両陛下記者会見より
践祚後初の記者会見より
御即位・大嘗祭後の記者会見より
第二節 お誕生日に際し宮内記者会質問に対する文書回答
平成三年
平成四年
平成五年
平成六年
平成七年
平成八年
平成九年
平成十年
第三節 外国ご訪問時の記者会見・ご回答・ご感想より
タイ国、マレイシア国、インドネシア国ご訪問(平成三年)
中国ご訪問(平成四年)
イタリア国、ベルギー国、ドイツ国ご訪問(平成五年)
アメリカ合衆国ご訪問(平成六年)
フランス国、スペイン国ご訪問(平成六年)
ブラジル国、アルゼンティン国ご訪問(平成九年)
英国、デンマーク国ご訪問(平成十年)
第四節 式典お言葉
平成元年全国赤十字大会
東京都千代田区立番町幼稚園創立百周年記念式典
「看護の日」及び「看護週間」制定記念式典
日本・ラテンアメリカ婦人協会 創立二十周年記念祝賀会
JBBY創立二十周年記念<子どもの本のつどい>
日本リウマチ友の会創立三十五周年・社団法人二十五周年記念式典
国際大学婦入連盟第二十五回国際会議開会式
日本看護協会創立五十周年記念式
日本助産婦会創立七十周年記念式
聖心女子大学創立五十周年記念式典
日本点字図書館新館披露の式典
アジア婦入友好会三十周年記念式典
第五節 特別ご講演
第二十六回―BBYニューデリー大会 (平成十年) 基調講演
子供の本を通しての平和―子供時代の読書の思い出
第六節 ご寄稿
聖心女子大学テニス部『五十年の思い出』へのご寄稿
第七節 御歌(みうた)
御日程録
後書き(渡邉允)
新装版刊行に当たっての後書き(川島裕)
資料の利用については4階 図書室のご利用にあたってをご覧ください。
- 担当:
- 図書情報部 図書係
- 電話番号:
- 03-3222-2573
- FAX:
- 03-3222-2626