道
- サブタイトル
- 天皇陛下御即位二十年記念記録集 平成十一年~平成二十年
- 編著者名
- 宮内庁 編者
- 出版者
- 日本放送出版協会
- 出版年月
- 2009年(平成21年)9月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 592p,図版10枚
- ISBN
- NDC(分類)
- 288
- 請求記号
- 288/Ku41/2
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第一章 象徴
第一節 天皇の在り方
憲法の規定に心し
そのような心の支えに寄与することができれば
国と国民のために日々の務めを
感謝の気持ちと共に思い起こされます
昭和の初めの十年と平成の十年
常に国民と心を共にすること
象徴ということを常に心にとどめ
国や社会のために尽くすこと
皇室がどのようにあることを国民が望むか
皇室典範について
日本の皇室と欧州の王室
女性皇族の存在について
新たな社会の要請に応えていくこと
国民の期待にこたえる道
第二節 折々の務め
親任式
大綬章等受章者拝謁
全国民を代表する皆さんと
国会の使命達成のため
県民の幸せを祈り
責任感を持って国民の期待にこたえていくことを願い
奄美群島の発展と島の人々の幸せを祈って
国民が安心して暮らせる社会を
日本国際博覧会の開会を祝し
住民と協力してより良い社会を
消防の使命の達成に一致協力していくことを
人々の支えになり幸せをもたらしたことを多とし
安全で、美しく、豊かな海を願い
第二章 鎮魂
第一節 戦争と平和への思い
戦争の惨禍を語り継ぐのは大切なこと
数しれない人々の尊い犠牲の上に
安寧と繁栄のための貢献を心からねぎらいたく
終戦以来既に六十年
知識が正しく継承され、将来にいかされることを
この歴史を決して忘れることなく
戦争を直接知らない世代の人々に
平和な世界実現への強い希求を伝えていくこと
第二節 激戦の地で
沖縄復帰三十周年に当たり
日本人全体が心を尽くすことを
沖縄の文化に理解を深めるようになれば
海外の地において改めて世界の平和を祈りたく
亡くなったすべての人々を追悼し
厳しい戦争のことを思い、心の重い旅
第三章 世界の平和
第一節 各国元首と共に
【一】 宮中にて
ルクセンブルク大公国
ジャン大公同妃両殿下を迎えて
ヨルダン・ハシェミット王国
アブドッラー国王同妃両陛下を迎えて
ハンガリー共和国ゲンツ大統領夫妻を迎えて
南アフリカ共和国ムベキ大統領夫妻を迎えて
フィリピン共和国アロヨ大統領同夫君を迎えて
大韓民国盧大統領夫妻を迎えて
メキシコ合衆国フォックス大統領夫妻を迎えて
デンマーク王国
マルグレーテ二世女王陛下及び王配殿下を迎えて
マレーシア王国
サイド・シラジュディン国王同妃両陛下を迎えて
モロッコ王国モハメッド六世国王陛下を迎えて
インドネシア共和国
スシロ・バンバン・ユドヨノ大統領夫妻を迎えて
ベトナム社会主義共和国
グエン・ミン・チエット主席夫妻を迎えて
中華人民共和国胡錦濤国家主席夫妻を迎えて
スペイン国カルロス一世国王王妃両陛下を迎えて
【二】 外国にて
オランダ国
ベアトリックス女王陛下及び王配殿下主催晩餐会にて
フィンランド国ハロネン大統領主催晩餐会にて
スウェーデン国
カール十六世グスタフ国王王妃両陛下主催晩餐会にて
チェコ国ハヴェル大統領夫妻主催午餐会にて
ポーランド国
クファシニエフスキ大統領夫妻主催晩餐会にて
オーストリア国
クレスティル大統領夫妻主催午餐会にて
ハンガリー国マードル大統領夫妻主催晩餐会にて
アイルランド国マッカリース大統領主催午餐会にて
ノルウェー国ホーコン摂政皇太子殿下及びソニア王妃陛下主催晩餐会にて
シンガポール国ナザン大統領夫妻主催晩餐会にて
エストニア国イルヴェス大統領夫妻主催午餐会にて
ラトビア国ヴィチェ=フレイベルガ大統領同夫君主催午餐会にて
リトアニア国アダムクス大統領夫妻主催午餐会にて
第二節 国際親善
人々の気持ちには国境を越えて非常に近いものがある
国際親善の基は人と人との相互理解
訪れた国々のこと
オランダ、スウェーデン
スイス、フィンランド
ポーランド、ハンガリー、チェコ、オーストリア
オーストリア
ノルウェー
アイルランド
シンガポール
マレーシア
タイ//134
スウェーデン
エストニア、ラトビア、リトアニア
韓国とのゆかりを感じています
国際連合に加盟して五十年
第三節 日系の人々とともに
我が国において日系の人々が温かく迎ズられるよう
日系の人々の労苦に深く思いを致し
第四節 激動する時代にあって
この十年間に世界を最も大きく変えた出来事
冷戦の終焉
民主主義と自由への歩み
同時多発テロの衝撃
駐日米国大使に弔意を伝えたこと
第四章 国民生活
第一節 人々の苦難を思い
悲しみと寂しさの中から立ち上がる姿に
心豊かな社会が築かれていくことを
痛みに耐え続けている人々のことが心に懸かります
被災地の復旧・復興を願い
元気で島に戻られる日を願い
人々の努力に深い感慨を覚え、心強く感じ
被災した人々の姿に心を打たれ
帰島の日を目指した人々の労を深くねぎらいたく
家族共々の生活が幸せなものとなるよう
大震災から十年を迎え、改めて追悼の意を表し
過去の災害から教訓を引き出し
列車事故に心を痛め
皆の協力の中で安心して生活を営むことができるよう
国民の暮らしを案じ
第二節 自然と環境
より良い環境のために協力と努力を
地球環境を守れる平和な世界を
国境のない酸性雨の問題
豊かな海を守り、取り戻すことを願い
苗木を守り育ててきた努力をしのび
森林づくりの活動に若いカを
緑は私どもにとってかけがえのない存在
魚付林と豊かな海
琵琶湖のブルーギル
地球温暖化について
人々が協力して豊かな海を
第三節 福祉の充実
障害を持つ人々が幸せな生活を送れる社会を
知的障害者の福祉の進展を願い
世界の平和と人類の福祉のために
心の健康の問題は極めて重要な課題
視覚障害者の生活を一層充実したものに
研究を進め、技術を磨き国民に健康と幸せを
心強いボランティア活動
母子の心身の健康を守ることは非常に大切
最も弱いものを、一人も漏れなく守る
地域の人々の心身の支えとなって
人々が支え合い、協力し合って生きていく社会に
第四節 スポーツの喜びを
スポーツ界の一層の発展に資することを願い
スポーツとしてのパラリンピック
日韓共催サッカーワールドカップについて
大きな励ましを与えた皆さんの努力
六十回を迎えた国民体育大会
世界陸上大阪大会開会宣言
障害者スポーツへの関心の高まりに感慨を覚え
第五章 文化と学術
第一節 文化の伝統
文化財保護の一層の充実を願い
伝統の継承と創造の両面を大切に
第二節 教育と学術
人間と社会への深い洞察力と広い総合的視野を
文化を支える基盤として
研究と社会とのかかわりに心を寄せることを願い
ハゼ類に関する研究
科学の進歩を人々の幸せのために
ますます創造性豊かな研究業績を
短期大学教育の一層の発展のために
至誠と愛の精神の上に立って
昭和天皇がお集めになった標本
人類の幸福に寄与する科学技術の発展を願って
放射線障害に対する治療の成果に感慨を覚え
我が国の留学生受入れ制度の充実を期待し
人間全体を総合的に見る視点を失わないよう
生物学に多くの実りをもたらしていくことを願い
学習院創立百二十五周年に
道を切り開いた先駆者の苦労を偲び
国境を越えた研究協力の更なる進展を
二十回を迎えた日本国際賞
知的財産を尊重する文化の普及を
医学の進歩と人類の福祉のために
それぞれの生物がたどってきた道筋
教育の在り方について
たゆみない努力に深く敬意を表し
リンネの業績から学んだこと
リンネ生誕三百年に当たり
科学の進歩が明暗をもたらした過去の歴史
ブルーギルとニッポンバラタナゴのこと
慶應義塾創立百五十年に当たり
第六章 御所のうちそと
家庭は心の平安を覚える場
御母香淳皇后の御霊に申し上げます
帰り道、空を仰ぐと月がこうこうと照っていました
大きな支えとなった皇后
紀宮が幸せで実り多い人生を歩むことを願って
愛子内親王の誕生について
私の考えを十分に理解してくれた皇后
高円宮の薨去
昭和天皇の御心痛をお察しして
七十年を振り返り
大きな励ましになりました
共通の思い出を持って
高松宮妃の薨去
多くの国民が心配してくれていることに感謝
二人の生活に安定と明るさがもたらされることを願って
清子内親王結婚式 朝見の儀
新しい道が二人にとって幸せなものであるよう
次の世代にも続いていく交流
悠仁親王の誕生について
幸せを感じるとき
第七章 御製(ぎょせい)
第八章 陛下のお側にあって 皇后陛下
第一節 御即位十年に当たっての記者会見より
第二節 お誕生日に際し宮内記者会質問に対する文書回答
平成十一年
平成十二年
平成十三年
平成十四年
平成十五年
平成十六年
平成十七年
平成十八年
平成十九年
平成二十年
第三節 外国ご訪問時の記者会見・ご回答・ご感想より
オランダ国、スウェーデン国ご訪問(平成十二年)
ポーランド国、ハンガリー国ご訪問(平成十四年)
ノルウェー国ご訪問(平成十七年)
シンガポール国、タイ国ご訪問(平成十八年)
スウェーデン国、エストニア国、ラトビア国、リトアニア国、英国ご訪問(平成十九年)
第四節 式典お言葉
CWAJ創立五十周年祝賀会
日米婦人クラブ五十周年を祝う会
国際子ども図書館開館記念式典
創立五十周年記念全国母子寡婦福祉大会
全国公立小中学校女性校長会結成五十周年記念式典
日本リウマチ対策開始五十周年記念「リウマチ制圧十か年対策国際会議」開会式
日本女医会創立百周年記念式典
日本・ラテンアメリカ婦人協会創立三十周年記念午餐会
第四十一回フローレンス・ナイチンゲール記章授与式
聖心女子学院創立百周年記念式典
平成二十一年全国赤十字大会―赤十字思想誕生百五十周年
第五節 特別ご講演
国際児童図書評議会(IBBY)創立五十周年記念大会
第六節 ご寄稿
聖心女子学院『みこころ会々報』第六十一号へのご寄稿
第七節 御歌(みうた)
天皇皇后両陛下御結婚満五十年に際しての記者会見
御日程録
後書き(川島裕)
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