図書アメリカ ノ タイニチ センリョウ セイサク ト ソノ エイキョウ060007333

アメリカの対日占領政策とその影響

サブタイトル1~10
日本の政治・社会の転換 明石ライブラリー;70
編著者名
カプリオ マーク 編著者/杉田 米行 編著者
出版者
明石書店
出版年月
2004年(平成16年)10月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
300p
ISBN
9784750319995
NDC(分類)
210.76
請求記号
210.76/C16
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献あり
和書
目次

まえがき(マーク・カプリオ/杉田米行)
第1章\t二次的案件―一九五二年から六八年における米国の対外経済政策と日本―(マイケル・A・バーンハート)
はじめに
1 占領終了時までの対日経済政策
2 冷戦期初期の対日経済政策
3 ケネディ政権後期以降の対日経済政策
4 高まる日米の経済摩擦
おわりに
第2章\t米国占領下のSCAP食糧政策の日本の経済復興(スティーブン・フックス)
はじめに
1 リンクシステム
2 マッカーサーの警告と視察団
3 農業協同組合の法制化と農地改革
4 輸入食糧削減への努力
5 食糧管理制度と地方分権
6 食糧政策と産業復興
おわりに
第3章\t占領期の女性労働改革―その矛盾と遺産―(豊田真穂)
はじめに
1 労働基準法の規定
1戦前日本の労働保護と占領初期の指令/2労働保護課と労働基準法案
2 労働基準法の施行―SCAPの女性労働政策
1生理休暇反対論―「平等」という理想/2深夜業禁止の施行―SCAPの矛盾
3 占領終了後の日本で
おわりに
第4章\t米国の対日占領政策と北太平洋海洋資源保護体制の誕生、一九四五―一九五二年(清水さゆり)
はじめに
1 北太平洋遠洋漁業をめぐる日米対立と領海問題
2 SCAPの対日海洋資源政策とその変遷
3 日米加三国漁業交渉への経緯
4 北太平洋の公海漁業に関する日米加三国条約の締結
おわりに
第5章\t米国の占領政策が日本の犯罪社会に与えた影響(H・リチャード・フライマン)
はじめに
1 タガがはずれた薬物統制
2 法律と欠落部分
3 法執行と欠落部分
4 協力と排除
5 占領が残したもの
エピローグ―なぜドイツでは覚醒剤問題が起きなかったか?
第6章\t戦後日本医療保険制度の変遷―転換点としてのドッジ=ライン、一九四五―一九六一―(杉田米行)
はじめに
1 結果における平等
2 理想主義的医療保険制度案
3 ドッジ=ライン―日本医療保険制度の転換点
4 国民皆保険への道
おわりに
第7章\t旧植民地出身者の処遇―占領期日本における韓国・朝鮮人居住者の政治的地位形成―(マーク・カプリオ)
はじめに
1 戦時中の朝鮮人認識および米国の占領準備
2 占領政策と朝鮮人の行為
3 朝鮮人の帰国と日本定住の困難
結論―「最終的な解決」と在日韓国・朝鮮人の地位
第8章\t米国の日本占領と戦後日中関係の岐路―日中戦後経済関係の分断をめぐって―(清水さゆり)
はじめに
1 占領下の日本と中国内戦
2 日中貿易の再開をめぐる米国の政策
3 日中貿易をめぐる日本政府の政策と民間団体の活動
4 日中貿易統制に向けての米国の外交政策
5 対中国貿易統制の多国間枠組みの制定をめぐる日米外交
おわりに