独ソ・日米開戦と五十年後

まえがき（中井晶夫）

第一部　独ソ戦と日米開戦―一九四一年
太平洋戦争へのアメリカ参戦（ジョナサン・G・アトリー）
戦前日本の「太平洋戦争への道」―陸軍の総力戦構想を中心にして（黒沢文貴）
一九四一年のドイツの政策（エバーハルト・イエッケル）
日本の太平洋戦争突入とソ日関係（アレクセイ・M・フィリトフ）
パネルディスカッション
総括（三輪公忠）

第二部　五十年後の世界―一九九一年
諸世界からなる世界―アメリカ、ヨーロッパ、アジア（ピーター・J・カッツェンシュタイン）
日本の将来の行方に関する論争（猪口孝）
独ソ関係の諸局面―一九四五－九一年（ハンス＝アドルフ・ヤコブセン）
現代世界におけるソ独関係―ソ連の視点（アレクサンドル・O・チュバリヤン）
北方領土―第二次世界大戦の最後の法的残滓（アレクセイ・V・ザゴルスキー）
パネルディスカッション
総括（蠟山道雄）

あとがき（三輪公忠）