図書ショウワ ケンキュウカイ060007255

昭和研究会

サブタイトル1~10
ある知識人集団の軌跡 私の現代史シリーズ
編著者名
酒井 三郎 著者
出版者
ティビーエス・ブリタニカ
出版年月
1979年(昭和54年)7月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
388p
ISBN
NDC(分類)
312
請求記号
312/Sa29
保管場所
閉架一般
内容注記
人名索引あり 年表あり
和書
目次

第一章\t昭和研究会の誕生
後藤隆之助と国策研究機関の設立
国策研究の開始
農村窮乏と東北視察

第二章\t主宰者後藤隆之助
後藤隆之助と二人の人物
杉山茂丸との親交
何事にも徹底
大日本連合青年団―後藤隆之助と私の出会い

第三章\t昭和研究会の新しい展開
丸の内に研究所設立
昭和研究会の組織機構
昭和研究会の中心人物
専門研究会の発展
研究成果の取り扱い

第四章\t第一次近衛内閣と支那事変の勃発
支那問題研究会の発足
第一次近衛内閣の成立
盧溝橋事件起こる
不拡大方針と近衛・蒋直接交渉の挫折
事変直後の大陸視察
ビスマルク的転換ならず
事変収拾への動き
「国民政府を対手とせず」

第五章\t支那事変の拡大と内閣大改造
支那事変の拡大と統帥権
近衛公と皇道派
内閣の強化・大改造
上海会議―新政府樹立の動き
宇垣外相の辞任
新党運動の三つの流れ
「対手とせず」の修正声明
統帥権問題と国防御前会議案

第六章\t昭和研究会の国策研究(一)―政治・経済問題
政治機構改革案の作成
「経済再編成」の方向
東亜ブロック経済問題
国土計画促進の意見書

第七章\t昭和研究会の国策研究(二)―文化・教育問題
世界政策研究会と三木清の思想
文科研究会の発足
文化政策要綱と文化省の設置案
教育制度改革と社会教育運動

第八章\t昭和研究会の関係団体
七日会、昭和同人会、東亜クラブ
壮年団
時局懇談会
国民運動研究会
昭和塾

第九章\t三国同盟と昭和研究会
日独伊三国同盟に反対
独ソ不可侵条約の締結
軍に同盟反対の文書を提出
松岡洋右の外相就任
スターマーの来日
海軍の態度急変

第一〇章 新体制運動と昭和研究会
新体制運動と国民組織
近衛新体制へのプログラム
大政翼賛会の発足
昭和研究会の解散と三木清
文化部設置と岸田国士
後藤隆之助の退陣と企画院事件
尾崎・ゾルゲ事件と尾崎秀実の評価

第一一章 近衛公と日米交渉
日米交渉の始まり
松岡外相の反対
洋上会談流れる
九月六日の重大決定
第三次近衛内閣の終末

第一二章 太平洋戦争
日米開戦
岸田文化部長の辞任
大政翼賛会を辞める
鈴木終戦内閣の成立
終戦

第一三章 戦後―近衛公の最期など
近衛最後の日の会議
近衛文麿伝の刊行
参議院緑風会の創設
民間放送発足と後藤隆之助

結語―昭和研究会の悲劇
資料
あとがき
関連年表
人名索引