昭和の子どもたち　２

おじいさん・おばあさんが子どもだったころ■戦前・戦中

つかのまの平和
　凶作に苦しむ農家
戦争がはげしくなるなかで
空襲のおそろしさにおびえ
　焼け野原となった東京
作文と詩
　兄／ラジオ／家のとこやさん／たどん作り／兄出征中／家の生活／電報

お父さん・お母さんが子どもだったころ■昭和二〇年代～三〇年代

食事はいつもサツマイモ
　バラックずまい
　農村へ買い出しに
　米のかわりに代用食を
　チョコレートの味
すこしずつ物も出まわりはじめた
　かわりはじめた人びとのくらし
　町工場で働く少年少女
　さびしい母と子
　船でくらす子どもたち
豊かになった食料生産
　田植え休みとイネかり休み
　炭鉱の子どもたち
みんな手づくりだった
　わらをつかって
　トラがり頭と自家製の服
　山村のくらしをささえた炭焼き
自然のなかで子どもたちは
　野や山で……
　海辺の子どもたち
　仕事を手つだいながら
深い雪にとざされて
　冬にそなえて
おおぜいの家族に囲まれて
　おばあちゃん子
　家の手つだい
　のんびりした家庭学習
　むらいちばんのお祝い
　生活改善は台所から
作文と詩
　雑炊／お父さんのやみや／父／田植え休みの日記／いかのし／ごはんたき／物価値上がり／およめさん／テレビ／困ったこと／細長い長屋

お兄さん・お姉さんや私たちのころ■昭和四〇年代以降

　ある一家のくらしの変化
お父さんは出かせぎに
　半年ちかい家族との別れ
家族がすくなくなって
　豊かになったくらし
受験戦争がはじまる
家族でレジャーを楽しむ
作文と詩
　耕運機とかあちゃ／ひとりっこはさみしい／マットレス／ボーナス／パパ早くかえってね／おかあさんの美容体操／おかあさんの一日／父の出かせぎ

くらしの移り変わり●年表