図書タイヨウ ガ オチル060006967

太陽が落ちる

サブタイトル1~10
被爆記者の証言
編著者名
松野 秀雄 著者
出版者
長崎の証言刊行委員会
出版年月
1973年(昭和48年)7月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
252p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ma84
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

表紙カバー 写真 受難の浦上天主堂(題字 川北泰彦)
写真グラビア(提供 長崎原爆資料協議会ほか)
序文(松尾哲男)
まえがき(松野秀雄)

序章 原爆前夜―ヒロシマからナガサキへ―

第一章 長崎への原爆投下とソ連参戦
ソ連参戦の極秘情報
永野知事の号泣
おそかった総退去命令
広島原爆の話中にピカーッ
動いていた腕時計
原子雲と“黒い雨”
第一報は支局長が
官公庁街焼失
岡田市長の陣頭指揮
長崎新聞社焼失
消防署死守
県庁出火のナゾ
“太陽が落ちる”
最初は死者五千と推定
“アサイチ”の最期
“長い一日”の終り

第二章 爆心地に入る
周辺の山々、人で埋まる
長崎駅首席助役の殉職
胴体ごとはげ落ちた皮膚
大学病院消防隊長の話
廃墟に子どもの泣き声
ある新聞記者の被爆死
台座だけの電車
水ぎわに重なる死体
三菱兵器守衛と押し問答
水筒をかくす
“死の灰”防いだくつ
押さえられた死傷者数
生きていた妹
兵器工場から脱出した少女たち
決死の救護隊第一号
廃墟の町に米軍ビラ
国宝福済寺炎上
浦上刑務所の死者たち

第三章 終戦前後
軍と図書館
八月十、十一日の新聞報道
難航した救護活動
郊外へ避難者の列
玉音放送と憲兵隊
料亭“花月”の出来事
動かない電車
原爆患者解剖第一号
角尾学長の死
“死の床”から追放
原子病と民間療法
焼跡に七百世帯が壕舎生活
誤った目視爆撃
原爆と農作物
惨状に驚く外人記者たち

終章 二十八年目の証言
沈黙の底から
十二人の被爆者たちの証言
虚妄と空白をこえて

付 原子雲下に見た戦争と平和―米・ソに夾撃された一週間(元同盟通信記者 中山民也)

あとがき(鎌田定夫)